うっかりすると見過ごしてしまいそうな外観。
暖簾の横に申し訳程度にメニューがかかっています。刺身、ほっけ焼き、サバ焼き。
前からお店の前を通るたびになんとなく気になっていたのだけど、微妙に入りづらくて機会を逃していました。
が、今日は魚な気分だったのでえいやと入ってみることに。
狭いけど味がある、6人くらいでいっぱいになる小さなお店。
ひとりで切り盛りしているお店らしく、厨房にはおかみさんがひとり。せまくてごめんねーと明るく接してくれます。
先客のサラリーマンと楽しそうに話をしていていい雰囲気のお店。
「サバ焼き(800円)」を注文します。
その場で炭で焼いてくれます。うわー、これはうれしい。
ちょっと時間はかかるけど、非常に待ち遠しい。
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鯖焼き定食
鯖と一緒に出てきたのは、すんばらしい小鉢の数々。
ポテトサラダ、高野豆腐の煮物、切り干し大根、しらす、漬物、味噌汁。
これはやばい。田舎から出てきた若い子とか、おかんのこと思い出すよこれ。
しかもどれも最高にうまい。素朴なんだけどどれも丁寧に作られていて、おかみさんの人となりが現れているよう。
全体的に味は薄めだけど、どれもとても食べやすい。
ご飯は麦ごはんで、これがまた魚によく合います。胃に優しい感がたまらない。
鯖も焼きたてアツアツ、肉厚で脂が乗っていてこれはご飯が進みます。炭火で焼いた魚はうまいわー。皮まで香ばしい!
珍しくおかわりをもらったのだけど、「ごはん半分おかわり」って言ったらだいたい一杯出てくるとこもいいw
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ごちそうさまでした
西新宿でかなりのお店にランチにいったつもりだけど、なかなか出会えないタイプのお店。
入り口の入りづらさは確かにもったいないけど、もう多分常連さんがたくさん付いているのだろうなあ。
聞いてみると、もうここで20年やっているとのこと。
これは素晴らしい場所を見つけてしまった。
ごちそうさまでした。
「いき成」
東京都新宿区西新宿7-19-8 藤原ビル 1F
http://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13114765/
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