「HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1」合格!受験の仕方や勉強方法のご紹介。

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「HTML5プロフェッショナル認定試験」を受けてきました。
こう見えてわたくし、本業はWebデザイン&コーディングをやっている者です。

HTML5プロフェッショナル認定試験とは…

特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(LPI-Japan)が、HTML5,CSS3,Javascriptなど最新のマークアップに関する技術力と知識を、公平かつ厳正に、中立的な立場で認定する認定資格です。

主にHTML5、CSS3に関する知識と、Webの基礎知識を問われる資格です。

勉強すること約1ヶ月。なんとか合格してきました

何故受験しようと思ったのか

ネットの仕事に関わり出してから、なんだかんだで15年くらいになります。

黎明期からこの仕事をしている人はほとんどがそうだと思いますが、HTMLの習得は独学で行ってきました。HTML5になってからも、なんとなく新しいタグを使い始めて、だまだましやってきた部分も正直ありまして。

今持っている知識は実践で身につけてきた知識で、体系立てた勉強はほとんどやってきていないんですね。

勉強しないとなーと漠然と考えていたのですが、ちょうど会社で目標を立てる必要があり、この資格の取得を目標に設定しました。

業務で実装できる力があれば資格なんて必要ないという考えもあると思いますし、それは否定しません。
ある意味、勉強のためのモチベーションが資格取得だったのかも知れません。目標なしに勉強しても続かないですし。

受験方法

オンラインで申し込みが可能です。
2つほどアカウントを作らないといけないので、余裕を持って準備しましょう。

試験場所は全国にある会場を選択することができます。試験会場によって試験の日程設定がバラバラなので、前もって調べておくとよいと思います。関東地区は「こんなにあるのか!」というくらい、相当数会場が用意されています。

私は受験の1週間前に八重洲の試験場に予約を入れました。思っていたよりキレイなところで快適に受験できました。ちなみにHTML5以外にもいろんな他の試験を同時に開催しているようです。

難易度

時間は90分。65問。思っていた以上に難しかった!

合格ラインは7割程度の正答率とのこと。試験をしながら確実に取れそうな問題の数を数えてみると、かなりギリギリのライン。試験途中で再試験を考えました…

じっくり解いたあとに解答を1周見直したら、残り時間は3分ほど。ギリギリでしたが、かなりゆっくり解答してもこのくらいだったので、時間が足りないということはないでしょう。
じっくり焦らずがポイントだと思います。

勉強の仕方

参考書を1冊買って勉強しました。

この本、かなり分かりやすくまとまっているのでオススメです。

各章末に練習問題が用意されているのですが、これが難しい。初見でトライしてみると「こんなに難しいの…」って感じで、きちんと勉強しないとヤバイわ…ってなります。

さらにおまけで模擬試験をダウンロードできます(模擬試験のことは巻頭にちょろっと書いてあるだけなので、危うく見逃すところでした)。

この模擬試験は各章末の練習問題より簡単。というか、章末の練習問題の難易度が高めで、それを解けるようになれば本試験は大丈夫!という設計のようです。

ちなみに今回の勉強では図書館の学習席を活用しました。これが思ったより良かった。
チェーン店的なコーヒー屋さんでも勉強しましたが、隣の人のおしゃべりが気になったり、集中できないこともしばしば。
図書館だと基本的にみんな勉強したり読書をしている人たちばかりなので、自分もやらないと!と気合いが入ります。

[nlink url=”https://www.nmrevolution.org/blog2/2016/05/library/”]

勉強の期間は約1ヶ月。全10章ある中味を週に2〜3章づつ進めました。
常に復習しながら新しい章を追加していく形で、1週目に1〜3章、2週目には1〜3章の復習と4〜5章の学習といった感じです。

業務で触っている部分についてはさすがに復習程度で大丈夫ですが、それ以外の部分、たとえば「プロトコル」とか「マニフェストファイル」なんていう部分については、さすがに暗記が必要でした。

まとめ

いやー、改めて知識の見直しになりました。
勉強してみると曖昧な知識がほとんどで、さらにそもそも知らなかったことも多く出てきます。

dtが定義リストじゃなくなっていたり、hr要素の意味やtable borderの意味が変わっていたりもします。改めてdoctypeの書き方を問われたり、httpプロトコルガー!と言われると「え…?」ってなりますよね。

そして、そもそも「勉強をして試験を受ける」こと自体が久しぶりだったので、いい経験になりました。

普段なんとなくの知識でコーディングしている方は、是非受験を検討してみてはいかがでしょうか。改めて勉強してみると新たな発見があると思います。

とりあえず合格ばんざーい!

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