「MX MASTER 2S」使用開始1ヶ月で見えてきたあれこれ。

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ロジクールのハイエンドマウス「MX MASTER 2S」を使いはじめて約1ヶ月。

もともと同じロジクールの有線マウス「M500」の使い心地が好きで好きで、ここ10年くらい「M500」ひとすじでした。

そんなわたしが乗り換えた「MX MASTER 2S」。

大きな理由の一つは、やはり無線にしたかったこと。
有線でも不自由はなかったのですが、やっぱり机の上をスッキリさせたい。シンプルな作業環境は大事だし、憧れだったのでした。

それでも今までイマイチ無線マウスに食指が動かなかったのは、気に入ったマウスがなかったからに他なりません。
しかし、この「MX MASTER 2S」にはピンと来たんですよね。この辺はフィーリングとしか言いようがないのですが。

そんなわけで1ヶ月使ったからこそ分かってきたことをまとめて、セカンドインプレッション!

大きさについて

長年慣れ親しんだ「M500」からの乗り換えで、はじめのうちはものすごい違和感でしたが、今では快適なポジションを取ることができるようになりました。

ですが、いまだに「でかいなー…」と感じることはよくあります。
例えるなら、今までのジョギングのフォームを強制的に変えられるような違和感。
特に甲の部分が高いので、どうしてもフォームチェンジを余儀なくされるのは、形状上仕方がない。

が、最終的には「慣 れ」で解決します。
今では違和感なく触れています。

また、この重量感が心地よくなってきました。
床面の滑りがとてもよいので、動かしている時は重さは感じません。
スッスッと動く、どこか高級車のような佇まい。ラグジュアリー感あります。

外観について

基本的にモノクロモノが好きなので、今までの自分だったら、飽きが来ないという理由でブラックを選んでいたと思います。

ですが、今回は「ミッドナイトテール」という濃紺のカラーを選びました。
このミッドナイトテールを店頭で見て一目惚れしてしまったのですよね。派手すぎない紺色がとてもカッコイイ。Apple純正のキーボードとも良く合うと思います。

そしてこのマウス、クリックボタン、親指と薬指が触れる部分などの各パーツが違う素材で作られています。
マウスのメインボタンは、固めの素材。バネの跳ね返りがとても気持ち良い。
親指と薬指を置く部分は、少しだけ柔らかいレザーのような質感。これなんていう素材なんだろう。おかげで指の引っかかりがよく、安定してマウスを動かすことができます。

こういう細かい作りにくすぐられます。

バッテリーの持ち

とても優秀。最近の無線マウスってすごいんですね。
購入してから1度だけフル充電したのみで使い続けています。
1日12時間くらいは稼働していると思いますが、バッテリー切れの気配はありません。

電池残量がちょっとわかりにくいです。
マウスの側面にランプがあって、スリープからの復帰時や、電源を入れた時に光るのですが、非常に短い時間なので、見落とすこともしばしば。電池残量はアプリから確認もできるのですが、わざわざアプリ立ち上げるのも面倒だしなあという。

ただ、バッテリーがなくなってきたら、「3分充電で8時間稼働する」とのことなので、仮にバッテリーが切れても全く問題はありません。

作業を終えた時には一応マウスの電源を落としていますが、これがどれだけバッテリーの持ちに影響するのかは分かりません。

サブボタンについて

「MX MASTER 2S」にはいくつかの5つのサブボタンが付いています。

が、実際に頻度高く使っているのは、親指サイドに2つあるうちの大ボタンのみ。
加えて、親指の平らになっている部分を使うくらい。

このサイドのボタンと、三角のポリゴンみたいなところが押せる。

親指(大)には「MissionControl」を、親指の平らなボタンには「ブラウザの戻る」を配置。
この2つは直感的にバシバシ使うことができています。

その他のボタンはハッキリ言って押しにくい。これは慣れる気がしません。
マウスホイルのボタンはホイル自体が回って押しづらいし、親指サイドの小さいボタンは位置が微妙。それ以外に割り当てたい機能がないので、良いといえば良いのですが。

これらのサブボタンを使いこなせるようなったとき、「MX MASTER 2S」師範への道が一歩進むのかもしれません。

Bluetoothの接続について


基本的には良好。
懸念していたマウス動作の遅延は全く感じません。違和感なくキビキビ動いてくれます。

ですが、たまにマシンを長時間のスリープから復帰させた時に、マウスを認識しないことがあります。

ウチのマシンはMacbookProなので、トラックパッドでマウスを動かしてBluetoothメニューから再度「ファイルをブラウズ」して再接続しています。

ノートPCならトラックパッドが使えるので良いけど、iMacやmacMiniだと、再接続するのが大変ですよね。どうするんだろう。安定性を求めるなら、USBのレシーバーを使った方がよいかもしれません。

まとめ

使えば使うほど馴染んできて、触るのが楽しくなるマウスだと思います。
そして、所有欲をくすぐられる、カッコイイマウス。

紺色も飽きるかな?と思っていたけど、全然そんなことはありません。むしろ、机の上にちょっと変化が生まれて、ベーシックなブラックより、こっちを選んで良かったなと思います。

また、有線→無線の環境の変化も大きかった。机が想像以上にスッキリします。
思い込んでいた無線の遅延もなく、直感的に使えています。

僕はWeb関連の仕事をメインにしていますが、マウスはデザイン作業のためには、大事な入力装置のひとつなので、結構こだわっているつもりです。弘法筆を選ばずといいますが、僕は選ばないといけないと思っています。
マウスの快適さに作業のスピード品質、モチベーション、いろんなものが変わってくると言っても過言ではない。このマウスはそれらにバッチリ応えてくれます。

1万円ちょっととマウスとしては高価だと思いますが、毎日さわるものだからこそ、本当に気に入ったものに投資すると仕事や生活が間違いなく楽しくなると思います!

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