【2018年J1第3節】札幌vs清水。先制するも1-3で逆転負け。後半の得点の匂いのしなさ加減がスゴイ…。

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2018年清水戦。
ホーム開幕戦です。

ようやく本拠地に戻ってきました。

今年の札幌ドーム、DAZNの解説によると、去年より芝を短くして水を巻いてボールを走りやすくしているのだとか。
今年のサッカーの仕様に合わせているのですね。

本日のスタメン

怪我で離脱の宮澤に変わって、兵藤が先発。
福森の髪が黒くなってた。

GK 25 ク ソンユン
DF 35 進藤 亮佑
DF 20 キム ミンテ
DF 5 福森 晃斗
MF 14 駒井 善成
MF 6 兵藤 慎剛77′
MF 8 深井 一希66′
MF 38 菅 大輝77′
MF 41 三好 康児
MF 18 チャナティップ
FW 48 ジェイ

GK 1 菅野 孝憲
DF 32 石川 直樹
MF 26 早坂 良太
MF 27 荒野 拓馬77′
MF 44 小野 伸二
FW 11 ヘイス66′
FW 9 都倉 賢77

試合内容

1-3で敗戦。
清水の粘り強く守る戦略に見事にはめられた感じの展開。

ただ、失点のシーンはどれもカウンター食らったものではなく、守備が整っていた場面での失点で、これはいかがなものか。
ちょっと失点が軽すぎて、これ何点とらないといけないのよ?ってなるよ。

清水、全員でよく走る & 最後はクリスランと鄭大世の強力FWに任せる & 後ろからも人が次々サポートに出てくる展開で、とても強かった。後半はもう何をしてもびくともしない感じ。危なげなかったですね。

前半

前半はとても良かったのですよ。

前半はグラウンドを広く使って両サイドを生かした展開。
三好、駒井のキレは相変わらずでチャンスを作る数が半端ない。

15分。プレスが厳し目のところから、逆サイドへ展開。サイドチェンジは福森かな?
駒井→ジェイへのドンピシャのクロスをヘッドで決めて先制。

このゴールは美しかった!!

その後もワンタッチパスがよく周り、ボール保持の時間帯も多め。
距離感が良いのか、セカンドボールもよく取れて札幌の時間帯が続く。

うんうん。選手も連動して動けていて、面白いようにゴールに迫れていたと思います。
やっぱりドリブル突破できる選手がいるとこんなに展開が変わるんだと感動。

と、思っていたら26分。
クリスランの個人技で同点に。DF抱えてボールを押し込まれました。体の使い方うますぎだろう…。

いやーすごい。びくともしない。

前半、惜しかったのは菅。いいところにいて、いいボールが何度も出るんだけど、最後のところの精度が今ひとつ。
チャンスは作れているので、精度をあげるしかない。多分本人が一番よくわかっているだろう…。
でも消えちゃうより全然マシだと思います。

後半

立ち上がり早々の48分、左サイドを突破されてグラウンダーのクロスをあっさり決められて逆転される。1-2.
あれ…守備はそこそこ整っていたのでは…?

67分にはすんごいミドルを決められて1-3に。

どの失点もカウンターを決められたわけではない、もったいない失点。

77分には2枚替え。
都倉と荒野が登場。

菅→都倉
兵藤→荒野

前線はチャナティップが左に、三好が下がってボランチ気味に。

攻撃的な選手が入るのは良いんだけど、そのせいでグラウンドが逆に狭くなってしまった気がします。
チャナティップは左で孤立するシーンもちらほら。

交代で入った3選手、特にヘイスと都倉はあまり機能していなかったように見えました。
局面を変える選手交代って、去年から札幌はうまくできてない印象。後半ウッチー使ってみても面白いと思うんだけどなあ。

攻撃的な布陣を敷いた割には、全体が間延びしてセカンドボールが全然取れなくなり、得点の匂いが全くしなくなった後半。

おわりに

まだまだチームの成熟度合いを高めている時期だし、もう今の段階でどうこう言っても仕方ない。
フロントを含めてそこは腹をくくっているでしょう。

逆に前節のセレッソ戦や、今日の清水戦の前半のように、既に面白いサッカーが垣間見えているところがスゴイことだと思います。

しかし、早くも3試合7失点でリーグワースト。
守備には力を入れないとはいえ、それ以上に得点できないとどうにもならんですね。

次節は3月14日(水)のルヴァン磐田戦、18日(日)の長崎戦と続きます。
両方ホームなので、勢いをつけて欲しいところ。

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