【糸島生活】牡蠣小屋「かきのますだ」で牡蠣三昧。JRで行けるのでお酒も飲める!

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糸島の名物のひとつに「かき小屋」があります。

冬になると糸島半島の各地でオープンします。

先日、東京から前職の上司夫妻が福岡に遊びに来てくれた時に、初かき小屋、行ってきました。

どこの牡蠣小屋に行くか

牡蠣小屋は糸島半島全体で30軒ほどあります。

その30軒、大きく分けて5ヶ所の漁港に集中しています。
・唐泊
・岐志
・船越
・加布里
・福吉、大入

この中からどこの牡蠣小屋に行くのか。

今回は下記の条件で探してみました。
・電車で行ける
・持ち込み可

電車で行けるのは、福吉か大入のみ。それ以外は車がないと厳しい距離です。

今回はその中から福吉の「かきのますだ」に行くことにしました。
かきのますだ、サイトがとてもキレイでいい感じだったのですよね。サイト大事。

→かきのますだ公式サイト

ちなみに福吉は、糸島の牡蠣小屋の先駆けなのだとか。期待!

かきのますだへのアクセス

最寄り駅はJR筑肥線の「福吉駅」。
糸島の中心地から、さらに唐津寄りの駅になります。

天神からだと50分ちょっと。
そして、糸島の中心街の筑前前原駅から先は、時間帯によっては30分に1本ぐらいの電車の頻度になります。控えめに言って田舎…。待ち合わせの時間が決まっている場合は乗り遅れないように注意しましょう。

福吉駅からは歩いて10分ちょっと。
駅には「かきのますだ」の看板が出ていて、徒歩ルートも紹介されています。

駅から3分くらいのところにファミリーマートがあるので、何かを持ち込みたい場合の買い出しに便利。

徒歩ルートの途中にも看板が出ています。

駅の看板に書いてあった「近道ルート」で歩いて向かいます。
住宅街の中を抜けるのですが、「ここ歩くの?人の家の敷地じゃないの?」みたいな細い路地を行くので、スマホのマップを見て確認しながら歩きましょう。

10分ほどで到着しました。

小さな漁港の海沿いに建っているビニールハウスです。

平日金曜日のお昼だったので、そんなにお客さんはいないだろう…と思っていたのですが、7組くらいのお客さんがいました。意外と言ったら失礼だけど、結構来るのね。

客層は、若い大学生くらいのグループから年配のご夫婦まで、幅広い感じ。

店内の様子。

この日は一応電話で予約をして行ったのですが、特に土日は予約をしていった方が良いかもしれません。
ちなみに土日は12時までの入店のみ予約可だそうです。

かきのますだのシステム

基本的には、レジで食材を買って、それを自席に持っていて自由に焼く!というスタイルです。
また、肉・魚以外の持ち込みも自由です。今回は野菜やお酒を持ち込みました。

レジ横に食材が並びます。

初めは入り口で牡蠣を注文。バスケット1山で1,000円。それとガス代300円(1テーブル)を前払い。

「かきのますだ」は、ガスで焼くタイプのお店です。
牡蠣小屋によって、ガスのお店と炭のお店があるようです。炭も魅力的だけど、灰が飛んだり匂いがついたりするのだとか。

また、JRで来た人には生ビールのサービスがあります。
レジで「今日はJRですか?」と聞かれるので、答えるとその場で生ビールをくれます。

席に移動してから、お店で貸してくれるジャンパーを着ましょう。
牡蠣を焼いている時に、殻がパーン!と弾けて汁が飛ぶことがあるようで、それを防止するためのものだそう。ロゴ入りで、スタッフジャンパー感ある。

牡蠣を焼く

席の近くには、牡蠣の焼き方の説明書が置いてあるので安心。
よく考えてみたら、牡蠣をそのまま焼くことって今まであまりやったことなかったなあ。

まずはこれを読むべし。

「平らな面を下にして1〜2分、裏返して汁が出てきたら1〜2分」で食べごろだそう。
案外短時間で焼けてしまうものなのですね。

それでは早速焼いてみる!
1バスケットにだいたい10個くらいの牡蠣が入っています。

焼きはじめ。

おお。思ったより早く汁が出てきます。

と、次の瞬間、すごい音を立てて殻が弾けました。いきなりの洗礼。運動会のピストルのような音が目の前で鳴るので結構ビビります。
これ、なんの前触れもなく起こるので注意が必要です。汁も結構飛ぶので、ズボンは汚れてもよいものが良いかと。

それでは気を取り直していただきます!
まずは何も調味料を付けずに。

おおー、プリプリでうまい!
塩味が効いていて、そのままでも充分美味しい!
生臭さも全然なくて新鮮な感じがスゴイ。

各テーブルにはポン酢や醤油が置いてあるので、お好みでつけて食べるのもよいです。

肉・魚以外の持ち込みも可なので、今回はこんなものを持っていきました。
・新玉ねぎ(ホイル焼き)
・安納芋(ホイル焼き)
・しいたけ
・ウインナー(ウインナーは肉だけど、これくらいは良いとのこと)
・日本酒
・白ワイン

お酒も持ち込み自由というのは太っ腹ですね。

また、かきのますだでは、牡蠣以外にもいろんな食材が売っています。
はまぐり、サザエ、エビなどの海鮮はもちろん、とうもろこしやかき飯などもあります。

とうもろこしは冷凍でしたが、甘くて美味しかった。

特にかき飯が素朴でとても美味しい。牡蠣の出汁がよく出た柔らかいご飯で、冷めても美味しくとてもいい感じのご飯です。これで200円。

かき飯。おいしい。

都度レジで買うことができるので、食材が足りなくなったら買いに行きましょう。
追加で購入したハマグリやサザエもとても美味しかったです。

全部で牡蠣は4山くらい焼いたのですが、5〜6回は爆発していたかな。
焼きすぎると爆発するようなので、注意が必要。

その他、感じた点など

トイレがとてもキレイ

トイレはビニールハウスの外になるのですが、増設して作ったのか、明るくて清潔な空間です。

結構寒い

この日は、13時ころから17時ころまでいたのですが(長居した…!)、お客さんがいなくなるにつれて、だんだんビニールハウス内が寒くなってきました。

お客さんがいるといたるところでガスを使うから暖かいのか、夕方になって日が落ちてきたからかは分かりませんが、結構寒いです。吐く息が白くなって、ガスで暖を取る感じになってきました。

建物の中だからといって油断せずに、暖かい格好で行くのがオススメです。

帰りの電車も少ない

帰りの電車も本数は少ないので、牡蠣小屋を出るちょっと前に電車の時間を調べておいたほうがよいと思います。

おわりに

初牡蠣小屋、楽しかったです。
自分で焼いて、自分で殻から食べるのはエンタメ感ありますね。

好きな時に追加食材を購入できるし、持ち込みも割と好きにできて、思ったより自由度が高い感じ。
お店の方も穏やかな感じ(「っらっしゃーい!!」とかではない)で、のんびり過ごせる空間だと思います。

糸島の牡蠣小屋は、3月いっぱいくらいの営業のお店が多いとのこと。
各小屋、趣向を凝らしたメニューや特色のあるところが多いようなので、いろいろと行ってみたいと思います。

→かきのますだ公式サイト

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