【2018年J1第11節】札幌vs仙台。10人で一時は勝ち越すも、後半ATに失点して2-2ドロー。

  • ブックマーク

2018年J1第11節、アウェイ仙台戦。

深井が欠場。代わりに石川が先発。
ということはポジションどうなるの?と、ざわざわしていましたが、福森がボランチです。
おおー。

前半ダイジェスト

守備的というか抑えめな印象な前半。
いつものように後半勝負のプランだったのかな。その中で先制できたのが大きい。

16分。
進藤の高いクロスをキーパーがはじく。
拾った菅から福森へショートパス。
福森は振り返りざまに落ち着いて流し込んで先制!

福森の流れの中での得点って初めて見たかも?新鮮過ぎる!
ボランチ起用じゃなかったらこの位置にいなかったかもしれませんね。
にしても、喜び慣れていないところが福森らしい。笑。

得点を決めてからも、前半はどちらかというと守備的な札幌。

いい形を多く作ったのは仙台だけど、最後のところの決定力に助けられた感。

札幌は最終ラインでのパスミスが何度かあって、危ないシーンを何回も作られたのが反省点。

後半ダイジェスト

後半は頭から三好に変わって兵藤。

48分。
仙台の西村にドリブルで持ち込まれて、そのままゴールを決められ同点に。

その後も仙台の動きが良い。
後半から石原が入ったことで、ボールをキープできるようになり、まわりの連動が見られるように。ほんと石原は効くなあ。石原・蜂須賀のコンビの動きがよいですね。

57分。
札幌、菅と宮吉が交代。
連戦出ずっぱりだった菅もここで交代。

札幌のゴール前での波状攻撃。
押し込んでいるけどゴールに結びつきません。

72分には、ミンテが退場。
都倉に代わって早坂が入り、陣形のチェンジを余儀なくされます。

その5分後の78分。
左の駒井からパスを受けたチャナティップの正面からの豪快なシュートが決まり2-1と勝ち越しに成功。

決定的なチャンスをモノにできなかったチャナティップですが、ここで吹っ切れたか。バズーカーのような豪快なゴール。

その後も、守備の時間は長くなりましたが、1人少ないことを感じさせない展開でゲームは進みます。

最後のアディショナルタイムは防戦一方。
94分、相手コーナーキックから失点してしまい2-2のドローで決着。

アウェイで勝ち点1は立派なのですが、ほぼ勝ち点3を手中におさめていただけに悔しい。

たらればになるけど、アディショナルタイムは相手陣内のコーナーでもっと露骨にキープしても良かったのではないかなあ。
誰より選手が1番悔しいと思うので、これを次節以降に生かしてほしい!

それにしても、仙台と言えば去年の開幕戦で当たったわけですが、あの時は何もできずに負けた印象が強くてこれがJ1…ヤバイ…とガクガクしていたものです。

今はアウェイでこれだけ堂々と戦えるようになって、改めて強くなったなあと感じるのでした。

今試合のトピックス


★ボランチ福森
★【レア】福森、流れの中から得点
★ミンテ、文句言って退場
★10人になってからが本番だった
★【消極&積極】チャナティップ劇場
★菅、三好、お疲れ(?)交代
★交代選手による大胆な陣形変更
★94分最後のワンプレーで同点弾被弾

★ボランチ福森

今まで何度か見たことはあったけど、ボランチでの先発は初。

全体的にふわっとした感じがあって、まだまだ本職での起用は難しそうだけど、ボールを奪ってからの素早いパスに光るものはあったかなと思います。ハマったら面白いかも。

しかし、兵藤、荒野もいたのに、なぜボランチに福森だったんだろう。
石川のコンディションが良かったのか、兵藤と荒野がイマイチだったのか。

★【レア】福森、流れの中から得点

フリーキックで数点決めている福森ですが、流れの中から得点を決めました。これはレア!
ボランチ起用だったこともあり、少し前でプレーできたことが大きかったか。

★ミンテ、文句言って退場

前半にイエローをもらっていたミンテ。72分に、相手選手(石原?)と言い合いになって2枚目のイエローをもらって退場に。

こういうイエローは本当にもったない。去年もミンテはレッドもらってから出場機会を失ったわけで、反省しなければいけません。

★10人になってからが本番だった

ところがところが。スペースができたおかげか、10人になってから動きがよくなりました。
引き分けでも仕方がないという状況の中、なんと勝ち越し弾まで奪えるという。

そういえば、去年のレッズ戦では9人の相手に対して、面白いようにボールを回されたのを思い出しました。人数減ってからがミシャサッカーの真骨頂なの?

★【消極&積極】チャナティップ劇場

後半のビックチャンス。
駒井が持ち込んでPA内で宮吉へ。ゴール前でチャナティップはフリーでボールを受けるも、シュートは撃たず都倉へパス。チャナティップ、そこは打て…。

その後、ミンテが退場してから吹っ切れたのか、78分にものすごい一発をズドン。
「それできるなら最初からやれー!」
というツッコミが聞こえてきそうなスーパーゴールで勝ち越し。

その前のチャンスでチャナティップが外した時に激怒していた駒井が、今度はよくやった!的に祝福しているのが印象的でした。

★菅、三好、お疲れ(?)交代

ここ数試合、三好は途中交代が多かったのですが、この試合では菅ちゃんも交代。

ずっと出ずっぱりでしたからね…。若いとはいえ、ちょっと休息が必要な時期だったのかもしれません。

三好もちょっとキレが悪くなってきたかな。毎試合ボールを持つと2〜3人に囲まれてボール奪われたりするので、かなり警戒されていることは明白。

三好はこれでもかと貪欲にゴールを狙っているので、このあたりで1ゴール欲しいですね。

★交代選手による大胆な陣形変更

ミンテの退場により、都倉に代わって早坂が入ります。
この交代で大きくポジションチェンジ。

早坂:右サイド
駒井:左サイド
石川:最終ライン
という陣形に。

センターバックも左もできる石川がいたことで、陣形にオプションがあったのは面白いところ。

★94分最後のワンプレーで同点弾被弾

10人になってから守備の時間は長くなりましたが、1人少ないことを感じさせない展開でゲームは進みます。

アディショナルタイムは防戦一方。
94分、相手コーナーキックから失点してしまい2-2のドローで決着。
あとワンプレーだったんだけどなあ…。

現在の順位と今後の予定

勝ち点19。4位は変わらず。

地獄の15連戦、残りは6試合。次節はアウェイ鳥栖戦です。

移動距離半端ないですね。選手の疲労もそうだけど、監督、コーチの疲れも相当だろうなあ。

5月2日(水)鳥栖(A)
5月5日(土)G大阪(H)
5月9日(水)甲府(H)ルヴァン
5月13日(日)FC東京(A)
5月16日(水)清水(H)ルヴァン
5月20日(日)神戸(A)

この記事も読まれています

  • ブックマーク