RPGが続かない病の僕が、「オクトパストラベラー」を続けられている理由

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最近、長いRPGが続かない僕です。

ドラクエ11、途中で挫折してしまいました。ごめんなさい。
ゼルダBoW、こちらもごめんなさい。

そんな中、「オクトパストラベラー」。こちらは順調に続けられているのです。

最近RPGが続かないんだよな……というアナタ、このゲームはそんなアナタに特にオススメなRPGです。

このゲームを続けられているポイントをまとめるとこんな感じ。

・ストーリーが短編で完結する
・テンポが良い
・グラフィック、世界観が素敵
・バトルが面白い
・ハードがSwitchである

システムへの言及以外、できるだけネタバレをしないように紹介していますので、未プレイの方も是非ご覧ください。

ストーリーが短編で完結する

主人公は8人いて、それぞれにストーリーが存在します。
誰かのひとつの章をクリアすると、その人の次章がスタートする構成です。

主人公は8人なので、8人分の各章が並行して存在する構成。

クリアする順番は関係なく、「次はこの人の第2章をやるか」といった具合に、好きな順序で進めることができます。

ストーリーは章立てになっていて、そのどれもがコンパクト。
8人分ものストーリーがあるので、必然的に各章が短くならざるを得ないのでしょうが、それがメリハリがついてとても良いのです。

殺された親の仇を討つという重い話から、俺の作る薬で世界を平和にするんだ!みたいな軽いものまで、バラエティも豊か。

「タスクを細切れにすると捗る」という、仕事術にも通じそうな構成です。笑。

テンポが良い

「敵の弱点表示、ファストトラベル、レベルアップで全快、セーブポイントが多い、宿屋武器屋は扉越しにやりとり、話せる村人は決まっている」などなど、テンポよくゲームを進められる仕組みが整っています。

洞窟に潜っていてもファストトラベルが使えるので、一気に町まで戻れる縛りのなさも素敵です。

また、洞窟、フィールド、ストーリーには、それぞれ難易度(クリア推奨レベル)が表示されるので、無駄な全滅も少なくなります。ここは賛否両論ありそうですが、僕は気に入っています。

さくさく進めたい人はどんどんストーリーを追えますし、寄り道したい人はクエストやりこむことも可能。

強いて言うなら、パーティーにいないキャラの装備変更もいつでも認めてほしいなあ(贅沢)。

グラフィック、世界観が素敵

オクトパストラベラーといえばグラフィックが話題ですよね。

ドット絵をベースに、3DCGの画面効果を加えた「HD-2D」と呼ばれる表現手法。
想像以上にこの画面が美しいのです。

ドット絵に光や自然の表現が融合したフィールドが多く用意されていて、山道を歩いているときに、遠くから差してくる朝日には思わずおお…と声がでるほどでした。

ドット絵ベースなのにキラキラしていて美しく、このグラフィックにはなんだか癒やしすら感じます。笑。

懐かしいのに新しい、これは是非体験してもらいたいグラフィックです。
特に僕のような、昔からゲームを楽しんでいる中年プレーヤーには目新しく映るのではないでしょうか。

バトルが面白い

基本的には、すばやさの順に攻撃ターンが回ってくるというコマンドバトルで、RPGのバトルとして目新しいものではありません。

そんなバトルを面白くしているのが「BREAKシステム」。
このゲーム、いかに敵のシールドを破壊してBREAK状態にするかが肝だったりします。

ん?こういうのよく聞くよね…と思ったアナタ、このシステム、とても秀逸なのです。

各モンスターには弱点(剣・槍などの武器と、炎・氷などの魔法)が設けられていて、その弱点を攻撃するとシールドが減っていきます。
しかも一度判明した弱点はモンスターの下に表示されるので、いちいち覚えておく必要はありません。

そのシールドを0にすると、そのモンスターはBREAK状態になり、こちらのダメージが全てクリティカルになるという仕組みです。

ん、よくあるシステムでは? と思ったアナタ、面白いのはこれからです。

これを面白くしているのが、バトルポイントの存在です。
攻撃の際に、バトルポイントを消費することで「武器の攻撃回数」を増やすことができます。

例えば、剣を装備したキャラクターが、バトルポイントを1消費して攻撃すると、剣で2回攻撃ができます。
2回攻撃できるということは、剣が弱点の敵のシールドを2減らすことができます。

バトルポイントは1ターン毎に1増えますが、バトルポイントを消費して攻撃したあとのターンは増えません。
ここがまたバトルを面白くしているポイントです。

どこでバトルポイントを消費して多段攻撃を仕掛けるのか。

BREAKしたあとに大ダメージ用に使うのか、BREAKするために温存しておくのか。
ここの駆け引きが面白くて、毎回のバトル、全然飽きません。

特にボス戦ではシールドが8とか10とかあったりします。如何に効率よくBREAKするのか、パズルゲームのような楽しさがあります。

ハードがSwitchである

寝る前にベッドでちょっとだけやる、ということが多かったです。
テレビだと腰が重くて、なかなか起動するのが億劫なこともありますが、寝る前にゴロゴロしながらやるのが至福。

前述の短編なストーリーとも相性がよく、「この章だけやろう」と切りもよいです。
バトルが面白いから、今日はレベル上げだやるか、ということも多かったです。

おわりに

ストーリー的にはようやく半分くらいの段階ですが、まだまだ楽しめそうな気がしています。
スクエニのセンスと本気を見た、アツいRPGだと思います。

RPGが好きで、このゲームが気になっている方には、自信を持ってオススメできる良作です。
オンラインコード版なら、すぐにダウンロードしてゲームが始められますよ。

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