【2018年J1第27節】札幌vs鹿島。何もさせてもらえず0-2で完敗。力の差を見せつけられた横綱相撲。

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2018年J1第27節ホーム札幌ドームで鹿島アントラーズ戦です。

今日も駒井は腕の骨折の怪我のため欠場。
代わりに右サイドは白井に託されました。

また、センターバックにはミンテが控えで石川が入ります。
今まではずっとミンテ起用だったけど、どういう意図があったのだろうか。

また、三好も戻ってきましたがベンチスタート。

ワントップにジェイ。
シャドーには、チャナティップと都倉。
左に菅、右に白井。
ボランチに宮澤、深井。
最終ラインに福森、石川、進藤。

前半

前半から完全に鹿島ペース。
特に守りが強固。

硬い鎧に普通の剣では、全く攻撃が通らない感じ。
1対1のディフェンスにガツガツ来て、さくっと奪われてこれまた精度の高いカウンター。

特にレオシルバが抜群で、鹿島陣内のどこにでもだいたいいて守備の要に効いている。
どんな運動量と読みの鋭さやねん……。

24分。札幌側が守備も攻撃もふわふわしてる間に、鈴木のふんわりパスを、遠藤に裏を取られて決められ0-1。

決して多くなかった攻撃を、確実に決めてくる精度の高さに唖然。
鈴木優磨、意外にパスうまいんですね……。

その後も札幌のボール保持率は高いものの、何もさせてもらえず。

札幌側のチャンスらしいチャンスは、ゴール前での白井のシュートくらいでは。

後半

最近の札幌、後半がすごいんですよ?
って言わせてもらえなかった後半も。

立ち上がり、ペナルティエリアで倒してしまいPKを献上。
鈴木優磨に決められ0-2。

その後も鹿島の安定感のある固い守り。
鹿島陣内にボールを運んだ途端に、ガッと囲まれてワッと取られてしまう。

川崎戦では最終ラインを狙われたけど、今日の鹿島戦では最終ラインから出たボールを数人で囲まれましたね。

後半のチャンスもほとんどなく。
唯一あったのは、PKの失点直後の都倉くらい。
相手陣内の高い位置でパスカットしたボールをゴール前にいた都倉へつなぐも、目の前でボールを取られて絶好のチャンスはゴールならず。

また、いくつかあったFKやCKも、今日は福森のキックにイマイチ精度がなく、合わせることもできず。

圧倒的に力の差を見せつけられたというか、何もさせてもらえずの横綱相撲。
もう固い固い。

勝てば3位だ! なんて言っている場合じゃなかった。
ACL行くなんて甘くないよ? と実力で語られたような試合でした。

トピックス

★あ、これが鹿島り……。
★チャナティップが心配

★あ、これが鹿島り……。

これが発動すると、ほんとボール取れないのね。

交代で入った選手の意思統一も素晴らしく、本当はもっと勝負したいだろう金森もコーナー付近でどれだけ粘ったか。

今日の鹿島は2点あれば充分でした。

★チャナティップが心配

今までは倒されても何事も無かったように立ち上がってきたチャナティップですが、今日の痛がり方は相当。

ファウルを受けたシーンのリプレイを見ると、膝がぐにってなっていてかなり痛そう。

最後にはグラウンドに座り込んで動けなくなってしまいましたが、こんなのを見るのは初めてのこと。軽症だと良いのですが……。

現在の順位と今後の予定

2連敗で、勝点は41のまま。

5位から7位へ転落です。
ちょっと今季は混戦すぎませんかね?
1試合少ないのにこの位置にいるのは、前半頑張った証拠ですね。

次は9月26日(水)天皇杯。アウェイで磐田戦。
リーグ戦は9月29日(土)、ホーム札幌ドームで鳥栖戦です。

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