【2018年J1第30節】札幌vs湘南。2度追いつきアウェイでドロー。

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2018年J1第29節アウェイBMWスタジアムで湘南ベルマーレ戦です。

前節出場停止だった、都倉、宮澤、福森が復帰。
揃ってスタメンです。

宮澤は前々節同様、最終ラインの真ん中へ。
ジェイのワントップ、都倉はシャドーの位置に入ります。

前半

前から積極的にプレスに来る湘南と、それをかいくぐってボールを保持する札幌という構図に。

始めのうちはプレスに慌てる場面もあったものの、徐々に小気味よくパスが繋がる展開に。
大きなサイドチェンジやロングパスが決まるようになり、押せ押せの流れに。

ボールをおさめて、しっかり周りの選手と連動してチャンスを多く作れる「面白い」前半となりました。

しかし、そんなほぼ押している中の39分。
ソンユンの短いクリアボールが相手に渡り、そこから繋がれて最後は山﨑にミドルを決められ0-1。

湘南は初シュートで1得点。

自分達の時間帯に決めきれないとこうなってしまう典型を見ましたね…。
今季の札幌、こういうシーン多い気がする。

後半

後半開始直後、都倉が右サイドを突破してからのマイナスのパス。
絶好のチャンスに荒野は な ぜ か ス ル ー

後ろには誰もいませんでした。Twitterでも総ツッコミの流れ。あれは打とうよ……!!!

しかしその後の50分。
2連続コーナーキックの2本目、福森のキックは直接左ポストを叩くえぐい弾道。
ゴール前でわちゃわちゃしたボールをジェイが押し込み1-1同点。

10分後の60分。
湘南のフリーキック。
キッカーがヒールで場所を変える、変化をつけたフリーキックから失点1-2。
あんなに距離があるグラウンダーミドル、誰にも当たらないものなんだなあ。

76分には、右サイドでボールを受けた都倉が、走り込んだチャナティップにちょこんと緩やかなパス。そのまま流し込んで同点。この流れは美しかった!!

その後も湘南、札幌ともにチャンスをつくり、どちらかのチームに1点転がりそうな白熱した展開。
札幌側も迫力を持ってゴール前に迫れて、得点の匂いは常にしていたように思えます。

しかし、予感むなしくそのまま試合は2-2のドローで終戦。

おわりに

常にリードされながら、よく2回追いついたと思います。
今季の札幌、特に後半には何かやってくれそうな雰囲気を持っていますね。

相手のゴールは2つとも崩されたものではない際どいものだったので、どちらかのゴールが外れてくれたらなあと思わずにはいられません。

アウェイで勝点1を獲得。
勝点45に伸ばしましたが、レッズに得失点差でかわされて6位に後退。

FC東京、鹿島と上位が負けたので、まだまだ3位争いはわかりません。
しかし勝点43〜46の間に6チームがいるってちょっと接戦すぎませんかね……。

次節は、10月28日(日)、台風で中止になったアウェイ名古屋戦です。

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