アサヒグループHD株主対象の工場見学会レポート in 博多工場

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アサヒグループホールディングスの株主を対象とした、工場見学会(博多工場)に行ってきました。

基本的にアサヒビールの工場見学は誰でも参加できるのですが、今回参加したのは株主が対象のちょっと特別な工場見学会です。

株主対象の工場見学の参加の条件は、
・アサヒグループホールディングスの株主であること
・抽選に応募して当選すること

です。

申し込みの流れから、当日の様子をレポートします!

株主対象の工場見学会への申込み

実は僕はアサヒグループHDの株を長いこと保持しています。
だいぶ前に、株主優待ビールを目当てで株を購入して、長期で持っている感じ。

とある日、アサヒグループHDから送られてきたアニュアルレポートをパラパラ見ていると「博多工場の見学会を実施します」との案内を発見しました。

抽選で100名ほどが対象で、ハガキで応募とのこと。このご時世にハガキか! とは思いましたが。

ちょうど見学対象の工場が博多工場ということもあり、福岡に住んでいるワタシはダメ元で応募してみました。こういうくじ運は悪くて、だいたい当たらないんですけどね!
久々に郵便局でハガキを買いました。

後日、封筒が届きました。

も、もしかして!

内容は当選の通知。
なんと! 当たってしまった!

封筒には、参加の意思を確認するための返信用ハガキが同封されていました。
これを送らないと参加はできない模様です。

忘れないように即返信をして、当日を心待ちにします。

博多駅に集合し工場へ移動

当日は博多駅のバスターミナルに集合。

博多駅。

バスで博多工場まで連れて行ってくれます。
集合場所にはプラカードを持った社員さんが待っていてくれました。

恥ずかしながら、博多工場がどこにあるのか知らなかったのですが、博多駅のすぐ南にある竹下というところにあります。博多っ子には常識なのかな?

バスに乗り込む際に、通行証的なネックストラップをいただきました。

バスの移動は15分ほど。車内で、今回の工場見学の主旨などの説明を受けます。

午前と午後合わせて97名が参加とのこと。たしか今回の見学会は100名が対象なので、すごい参加率ですね。

参加者の年齢層はけっこう高め。
ご高齢の夫婦で参加という方が多めでした。

到着後、シアターでお話を聞く

工場に到着後、バスから降りる時には入り口で何人もの社員の方が出迎えてくれました。恐縮です……。

建物の中に入り、シアタールームへ移動。
ここで30分ほど、アサヒビールの業績の話や、博多工場のあらましなどの説明を受けます。

印象的だった話は、アサヒビールは海外のM&Aした企業の業績が好調で、国際部門の売上に勢いがあるという点。順調に売上も配当も増加。やりましたね。

博多工場の歴史については工場長が説明してくれました。声が良くて、キャラもとてもよかった。

工場見学スタート

その後、2班に分かれて工場見学へ向かいます。
各班に係の方がついてくれて、各ブースでわかりやすく説明をしてくれました。

係の方の説明は多すぎず少なすぎず、ちょうどよい塩梅の説明で、さすがプロだなあと感心して聞いていました。

今回気に入ったパネル。

醸造工程の説明エリアでは、その部門の責任者の方も出てきて、補足説明なども行ってくれます。手厚い……!
ここでは参加者からの質問も受け付けてくれて、そこそこの数の質問が出ていました。みんな興味津々。

説明パネルエリアを抜けると、パッケージングのエリア。
「工場見学」と聞いて想像する、ビンや缶が次々と流れてくるエリアです。

このオートマチック感、たまりませんね! いつまでも見ていられます。

動画も撮りたかったのですが、残念ながら動画撮影は禁止でした。

こちらはオールステンレスの無機質なエリア。映画みたい。

リサイクルのコーナーでは、徹底したリサイクルに感心。こういう企業努力はなかなか知ることができないので新鮮な部分でした。

移動中の窓から、大量の樽が積まれているのを発見。

この樽がなかなかの迫力で、「スゲ〜!」とマジマジと見ていると、同行している社員の方が細かく補足説明をしてくれました。

このように各班には、メインで説明をしてくれる係の方以外にも、工場の担当者さんとスーツの方の数名が付いてくれて、補足をしてくれるのです。

試飲もすごい

工場見学エリアを抜けると、いよいよ試飲コーナー。
はじめにできたてのスーパードライを注いでもらえます。

「試飲」というので、小さい紙コップにちょこっとくらいだと思っていたら、グラスに波々!

これ、お世辞抜きで、めちゃくちゃ美味しい。
不思議な甘みを感じます。泡もめちゃくちゃクリーミー。

ビールの鮮度はもちろん、継ぎ方、グラスの状態、温度管理などなど、全ての状態を完璧に近く保って提供しているのだとか。もろもろ条件を揃えることが大事なのだそう。

飲み終わったら、お代わりが可能。
キンキンに冷えたエクストラコールドから、香りの強いプレミアムビール、黒生など、数種類から選ぶことができます。お代わり時には、毎回グラスを取り替える徹底ぶり。

僕はこの日お腹の調子がイマイチだったので、お代わりできなかったのがものすごーく残念でした。
一杯目に注いでもらった量が多めだったので、これを半分くらいにして複数杯頼めばよかったなあと、いまさらながら後悔して落ち込んでいます。こんな良い条件下でビールを飲めることってなかなかないですからね……。

この試飲スペースでも、ビールを飲みながら質疑応答タイム。

アルコールが入ると、みんなの雰囲気が一転。今までのちょっと緊張感のある、他人行儀な雰囲気からは打って変わって、和気あいあいとした質疑応答になりました。

質問する方も、受け答えをする社員の方も楽しそうで、アルコールの効果を実感しました。
これはこれで率直な意見が聞けるだろうし、思った以上によい場だなあと感じました。対応する社員さんは大変だろうけど……。

夕飯もごちそうになる

その後、「お食事が用意してあります」とのことで、工場に併設されているアサヒビール園へ移動。
ここでは、ちょっとおしゃれなお弁当が用意されていました。至れり尽くせりですね……。

ここでも、ビールやソフトドリンクも飲み放題。
お弁当は常温だったけど、温かい鶏汁もついてきます。

見た目もキレイなお弁当、どれも美味しくて贅沢をさせてもらいました。
ここまでしてもらっていいの?

帰りにはおみやげも

帰りにはおみやげまでいただきました。
博多工場で作りたてのスーパードライ、ビンを模した栓抜き、博多工場のグラス。
ありがたくいただきます。

帰りも、もちろんバスで博多駅まで送ってくれました。
ここで随時解散。

おわりに

至れり尽くせりのステキなおもてなしに恐縮。

仕事の一貫ではあると思うのだけど、今回の工場見学の対応にはとても感動しました。
ますますアサヒビールのファンになってしまいましたね……。株主で良かった!

株主対象の工場見学は、各地持ち回りで開催されているようです。
中でも神奈川工場は安藤忠雄が設計で、最新の設備を備えた工場なのだとか。一度見てみたいですね。

ご対応いただいたアサヒビールの社員の皆さん、ありがとうございました。
また行きたい!

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