国民健康保険の金額ってどのくらい? 算出対象期間は? 市役所で聞いてきました。

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フリーランスになってそろそろ2年になります。
2年ということは! 健康保険の任意継続が終わってしまいます!

次に健康保険をどうするか考えなくてはなりません。

いくつか選択肢があるのですが、とりあえず国民健康保険がいくらになるのか調べてみました。

算出方法や期間がややこしかったので、いろいろと調べた結果をご紹介します。

国民健康保険の算出方法

国民健康保険の金額は、所得によって決まります。
ただ、その算出期間と保険料が適用になる期間が微妙にずれています。

結論からまとめると、

・保険料は4月から翌年3月までで一律
・保険料の算出対象となる所得は、その前の確定申告の数字
(・新年の1月〜3月は、前々年の所得が対象)

ややこしいですね!

具体的には、
「2019年4月から2020年の3月までの保険料」は、「2018年1月から12月までの所得」で計算されます。

僕の場合は、2019年1月に任意継続が切れてしまうので、当然2019年1月からの保険が必要になります。

その場合、
2019年1月〜3月の保険料は「2017年1月〜12月までの所得」で計算します。
2019年4月以降は「2018年1月〜12月までの所得」で保険料を計算し直します。

確定申告が完了した翌月から保険料が変わる、と覚えておくと良いかもしれません。

なので、「2017年にめちゃくちゃ稼いで、2018年にめちゃくちゃ売上が落ちた」場合、2019年1〜3月の保険料はとても高くて、2019年4月〜2020年3月の保険料はとても安くなります。

4月からの新しい保険料の通知は、こちらから何もする必要はなく、自動的に計算された納税用紙が送られてくるとのことです。

保険料は市役所で教えてもらえる

国民健康保険料については、市役所の国保係で具体的な数字を教えてくれます
僕は今回実際に市役所に行って聞いてきました。

今年の見込みの収入がいくらかが分かっていれば、その数字を伝えると来年4月からの保険料をシミュレーションしてくれます。結果は一覧表にプリントしてもらえます。

保険料は自分が住んでいる自治体によって料金が違うので、具体的な数字については直接問い合わせるのが一番確実です。

Webにもシミュレーターがいくつかあって試してみたのですが、入力した数字が違ったのか、シミュレーターの数字と市役所に問い合わせた数字は結構違っていました(シミュレーターの方が高かった)。

問い合わせに必要な書類は、僕の住んでいる糸島市だと下記になります。

・源泉徴収票や確定申告書の控えなど家族全員分の所得金額のわかるもの
・加入予定者の人数および生年月日
・加入予定時期(退職などの日)
・雇用保険受給資格を有する人は離職理由コード

(参考)国民健康保険税の計算について
http://www.city.itoshima.lg.jp/s012/010/010/010/050/010/zeikeisan.html

僕は確定申告書類を持っていったのですが、実際は市役所で把握している確定申告の数字があるらしく、持参する必要はありませんでした。

おわりに

国民健康保険は所得が上がれば上がるほど高くなるものなので、自分の所得に合わせて他の健康保険と毎年比較検討するのがベストかなと思います。

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