【2019年J1第6節】札幌vs大分。1-2で敗戦。前節に続き、前半の複数失点は痛い。

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2019年J1第6節、ホーム札幌ドームにて、大分トリニータ戦です。

スタメン

右サイドには中野が初先発。
そして、ベンチには檀崎が入りました。

GK 25 ク ソンユン
DF 3 進藤 亮佑
DF 10 宮澤 裕樹
DF 5 福森 晃斗
MF 23 中野 嘉大83′
MF 27 荒野 拓馬46*’
MF 8 深井 一希
MF 4 菅 大輝59′
MF 11 アンデルソン ロペス
MF 18 チャナティップ
FW 9 鈴木 武蔵

GK 1 菅野 孝憲
DF 20 キム ミンテ46*’
MF 17 檀崎 竜孔
MF 19 白井 康介83′
MF 26 早坂 良太
MF 7 ルーカス フェルナンデス59′
FW 13 岩崎 悠人

試合結果

1-2で敗戦。鹿島、名古屋に続いて負けて3連敗となりました。

立ち上がり2分にいきなり失点。
札幌から見て左サイドを走られて、クロスを折り返され、詰めていたのは好調藤本。
ここの福森の守備、軽かったですね……。

26分には、またしても左サイド。
菅がぶっちぎられて(てか、松本早いわね)クロス。宮澤がクリアを狙うもオウンゴールで2失点目。

しかし69分には中央突破から1点を返します。
ドリブルで持ち込んだルーカスからチャナへのパス。チャナがダイレクトでロペスへ出したボールを、ロペスがさらにダイレクトで左サイドの中野へ。
中野がタッチラインギリギリから狙ったシュートを、武蔵と相手DFが競ったボールはゴールへ。
このゴールは美しかった!

トピックス

いくつか試合を見ながら思ったことをまとめました。

チャナに良いボールが入らない

今日はチャナティップが珍しくボールキープできず、失うシーンが多かったですね。チャナにボールが入ると相手も複数人で寄せてくるし、それ以前にチャナティップに良い形でなかなか入らず、そもそもキープが難しいボールが多かったようにも見えました。

引かれると崩せない

鹿島戦あたりからそうなんだけど、相手にブロックを作られると打開策がほとんどないのですね。
特に前半では、困ったら戻すの繰り返しで、後ろでこねこねするだけというシーンが多く見られました。

前線もスペースがなくて、武蔵とロペスがとても窮屈にプレーしている印象。

ボールを良い形で奪っても、そのあとのパスが雑でチャンスにならない。
紙一重なのかもしれませんが、こういうプレーの精度が勝敗に関わってくる気がします。

得点を奪ったシーンでは、ルーカスの仕掛けからのダイレクトプレーの連続だったので、誰かの仕掛け&連動の動き出しというのがポイントになると思いますが、そう簡単ではないんだろうなあ。連携を深めるしかないのかもしれません。

ミンテと宮澤をどう使うか問題

後半から入ったミンテが安定していました。久々の登場で気合いが入って見えましたね。
宮澤が前に上がることで、パスワークが前半と見違え、ボールが随分とスムーズに回るようになったと思います。

開幕前は「ボランチが多くて誰を使うか迷う」なんて思っていましたが、駒井中原の離脱により、一気に選択肢が狭まりました。
こうなると、深井&荒野の調子次第でゲームが全く作れなくなってしまいます。

駒井がどこで使われるか分かりませんが、駒井の復帰までは宮澤ボランチも選択肢のひとつとして大いにアリかなと感じます。

大分は強かった

ガッチリ守ってのカウンター、右サイド松本のスピード、得点嗅覚抜群の藤本。
とりあえずボールを奪ったら中央かサイドへのカウンターパスを狙うという形が基本。やりたいことが明確で、バランスの良い強いチームだと感じました。

光明はあるか

前半は全くと言っていいほど機能しなかったチームですが、後半ミンテとルーカスが入ってから、交代選手の躍動により流れが変えられたのは良かったかなと。

また、1点返せたのも大きいし、その後に流れをさらに引き寄せられたのも良かったと思います。得点の形も良かったし、無失点で終わるのとでは大きく違うと感じました。

それだけに早い時間帯の2失点は痛かったのだけど……。

次節の予定

6戦を終えて、2勝4敗で15位となりました。

次節は4月13日(土)、アウェイヤンマースタジアム長居でセレッソ大阪戦です。

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