【2019年J1第12節】札幌vsFC東京。首位東京の堅守を破れず0-2で敗戦。

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2019年J1第12節、アウェイ・味の素スタジアムにて、FC東京戦です。

スタメン

GK 25 ク ソンユン
DF 3 進藤 亮佑
DF 20 キム ミンテ
DF 5 福森 晃斗
MF 7 ルーカス フェルナンデス(80’)
MF 10 宮澤 裕樹
MF 8 深井 一希
MF 4 菅 大輝(75’)
MF 27 荒野 拓馬(79’)
MF 18 チャナティップ
FW 9 鈴木 武蔵

GK 1 菅野 孝憲
DF 2 石川 直樹
MF 19 白井 康介(80’)
MF 23 中野 嘉大(75’)
MF 26 早坂 良太
MF 30 金子 拓郎(79’)
FW 13 岩崎 悠人

前節、松本戦を怪我で欠場したチャナティップがスピード復帰しました!

試合結果

0-2で敗戦。
負けなし記録は5でストップしました。

試合雑感

堅いFC東京

さすが、現在負けなしで首位のFC東京、堅かったですね……。
守備をガッチリ固めてからの精度の高いカウンター。

スピードのある永井と、収まるディエゴ。その2人に供給できるパスを久保、東、高萩。サイドをえぐる室屋、小川。
バランスが良く、形を持っているチームの強さを感じました。

これはさすがに首位のチーム。能力の高い選手たちが戦術に徹するとここまで安定するものなのか、と感心しました。

負けたが気持ちの良い試合

数字のうえでは0-2と無得点の敗戦だったし、相手の思い通りになった完敗ではありました。ですが、不思議と悔しさの少ない、見ていて気持ちのよい試合でした。

内容としては悪くなかったこと、消極的なプレーがほとんどなかったこと、得点の可能性は常にあったこと、などが理由でしょうか。魅力的で面白いサッカーを見せる、という目的に向けて、チームから前向きなイメージが感じられました。

今季は良くも悪くも落差のある試合が多いのですが、負けたけどポジティブさを感じられる試合は、今季あまりなかった気がします。

今日もソンユンは何点とめるの?

確度の高いカウンターを仕掛けてくるFC東京に対して、ピンチの場面が何度も訪れるも、そこに立ちふさがるのはソンユン。

特に、18分の永井のフリーのシュート、22分の永井との1対1のセーブは見事。

前半ゼロで折り返せたのは、ソンユンの存在ナシには語れません。

ピンチが続きながらも阻止できていただけに、特に1点目の、自陣でのミスからの失点は痛かったですね。

チャナティップのコンディションは上々

怪我明けでしたが、思ったよりコンディションは良さそうでした。

欠場した試合と比較しても、ボールをキープできて相手を引きつけられることで、ここまで展開が幅が出るものなのだとチャナティップの存在感を再確認。

今日も、引きつけてからのサイドチェンジ、スルーパスと好機の演出に加え、惜しいシュートもあり。
特に、後半17分のコースを狙ったシュートはチャナの得意な形。決まったかと思ったね? あれは相手GKを褒めるべきでしょう。

積極的な中野が良かった!

後半30分からの出場でしたが、光るプレーが多かったと思います。
今回は菅との交代で、そのまま左サイドでプレー。従来の本職の位置です。

85分の積極的な突破からのマイナスのクロス(チャナを経由して武蔵のシュートまでもっていけた)、88分の白井のクロスのヘディングでの落とし、91分のシュートなど、ゴールの近くでの良い仕事が見られました。

サブでなかなか出番がなかった中野ですが、もうちょっと長い時間見たいと思わせてくれる出来だったと思います!

今日のルーカスはイマイチ?

ドリブルでの仕掛けの回数はさすがなのですが、今日のキレはイマイチだったかな?

簡単にボールをロストしてしまうシーンが多かったし、縦への勝負はほとんど勝てず。

ボールを持って仕掛けられるのは、めちゃくちゃスゴイ武器なので、その仕掛けの次の精度や周りのフォローで決定機につなげてほしい!

今日の光ったプレー!

ワッキーさんの真似をして、今日のコンサの光ったプレーをまとめながら観戦してみました。

しかし、どのプレーをピックアップするのか、Twitterの文字数の中でどうまとめるのか。簡単そうに見えて、これは意外に難しい!

順位と今後の予定

12節を終えて、勝ち点19、7位です。

次節は、5月24日(土)、ホーム・札幌ドームでガンバ大阪戦です。

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