【2019年ルヴァンカップ準々決勝第1戦】札幌vs広島。アンロペ2発復活弾&福ちゃんスーパーFK! シーソーゲームを制して3-2逆転勝利!

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ルヴァンカッププライムステージ。
準々決勝の第一戦は厚別でサンフレッチェ広島との対戦です。

リアルタイムでは見られなかったので、ダイジェストとツイッターをさかのぼって試合を振り返ってみました。

スタメン

GK 1 菅野 孝憲
DF 3 進藤 亮佑
DF 20 キム ミンテ
DF 5 福森 晃斗
MF 19 白井 康介
MF 8 深井 一希
MF 27 荒野 拓馬(78’)
MF 23 中野 嘉大
MF 7 ルーカス フェルナンデス
MF 13 U-21岩崎 悠人(46’)
FW 11 アンデルソン ロペス(83’)

GK 21 阿波加 俊太
DF 2 石川 直樹
MF 10 宮澤 裕樹(78’)
MF 26 早坂 良太
MF 30 金子 拓郎(83’)
FW 16 U-21藤村 怜
FW 48 ジェイ(46’)

ワールドカップの各国代表に、武蔵、チャナ、ソンユン、菅が招集され、リーグ戦のスタメン4人を欠く中での戦い。
ケガから復帰のアンロペ、ルーカス、岩崎が先発となりました。

試合結果

3-2で勝利!
開始3分で先制された時にはどうなることかと思いましたが、19分にアンロペのゴールで同点に。21分にすぐさま取り返されるも、51分に福ちゃんのスーパーFK、83分にはアンロペのPKで逆転勝利を収めました。

リーグ戦での神戸戦と同じようなシーソーゲームを見事モノにしました。地力が付いてきましたね。

しかし、広島は48分に一人退場となったこともあり、もう何点か積めるとより良かったかなと感じますが、そこはさすが広島。

また、ルヴァンカップの準々決勝から、日本のサッカーでは初めてのVAR導入試合となりました。
他の会場ではVARで判定が覆った試合があったとか。今後、VARの導入の観点からも、ルヴァンカップでは興味深い展開が見られるかもしれません。

ゴールシーン

札幌の3得点を振り返ります。

1点目。
ルーカスが粘りのキープから、アンロペへのスーパーフィード。アンロペが持ち込み、そのままゴールへ突き刺して同点に追いつく!
最近ゲームに出られていないルーカスですが、そのテクニックは健在です。このルーカスが先発できないって、白井がすごすぎる。

2点目。
再びリードされた中で獲得したフリーキック。
壁に立っている荒野と深井(かな?)が、キックと同時にしゃがみこみ、そのスペースに蹴り込むスーパーなフリーキック。これ、清水戦の宮澤の壁と同じですね。おそるべきその精度。ボールはポストに当たりながらもゴールへ吸い込まれ、再び同点!

3点目。
白井が倒されて獲得したPK。蹴るのはPKの名手アンロペ。
いつものフェイントを入れるPKを確実に決め、とうとう逆転に成功。

勝ち抜けの条件

2戦目は9月8日(日)、広島のホームで行われます。
ルヴァンカップのレギュレーションを確認しておきましょう。

90分間(前後半各45分)の試合を行い、勝敗が決しない場合は引き分けとする。プレーオフステージの勝者は2試合の勝利数が多いチームとする。第2戦が終了した時点で、勝利数が同じ場合は、次の順によって決定する。

①2試合の得失点差
②2試合におけるアウェイゴール数
③第2戦終了時に30分間(前後半各15分)の延長戦
※延長戦ではアウェイゴールルールは適用されない
④PK方式(ABAB方式)
(各チーム5人ずつ。勝敗が決定しない場合は、6人目以降は1人ずつで勝敗が決定するまで)

(参考)
https://www.jleague.jp/leaguecup/2019/history/outline.html

これを踏まえた札幌の勝ち抜けの条件は下記になります。広島にアウェイゴールで2点取られているので、ちょっとだけ複雑になっています。

勝ち抜け
・勝ち
・引き分け
・3点以上取ってかつ1点差の負け

延長戦に突入
・2-3での負け

敗退
・2点差以上の負け
・0もしくは1得点での負け

引き分け以上で勝ち抜け、負けでも条件付きで勝ち抜けとなります。
ここはアウェイゴールがモノを言う、ルヴァンカップの面白いところです。

計算が要らない、分かりやすい形で決めてもらいたいですね!
次戦は今週末の日曜日です。

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