【2019年J1第31節】札幌vs横浜FM。ハイプレス・ハイラインに対応できず、2-4完敗。

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2019年J1第31節、アウェイ・ニッパツ三ツ沢球技場にて、横浜Fマリノス戦です。

スタメン

ジェイワントップ、シャドーにはチャナ・武蔵が入ります。
右サイドはルーカス前節に引き続きルーカスが入ります。

GK 25 ク ソンユン
DF 3 進藤 亮佑
DF 20 キム ミンテ(61’)
DF 5 福森 晃斗
MF 7 ルーカス フェルナンデス
MF 27 荒野 拓馬
MF 8 深井 一希
MF 4 菅 大輝
MF 9 鈴木 武蔵
MF 18 チャナティップ(74’)
FW 48 ジェイ(46’)

GK 1 菅野 孝憲
DF 2 石川 直樹
MF 10 宮澤 裕樹(61’)
MF 19 白井 康介
MF 23 中野 嘉大(74’)
MF 26 早坂 良太
FW 11 アンデルソン ロペス(46’)

試合振り返り

2-4で敗戦。
試合を見ながら行ったツイートに合わせて、試合を振り返っていきます。

前半

前半開始2分。
ミンテの何気ないバックパスをソンユンがトラップミス。
プレッシャーをかけてきたエリキに奪われ、ボールは無人のゴールへ。

プレッシャーがきつかったのか。どうしたソンユン……。

これで浮足立ってしまったのか、4分にも立て続けに失点。
一度止めたように見えた仲川の突破、こぼれたボールを再度仲川がクロス。飛び込んだエリキが今日2点目。

電光石火で2点を奪われる予想だにしない展開に。

さすがに意気消沈していると、8分に早速反撃。

コーナーキックに合わせたジェイのヘッドをGKが弾くも、詰めていた武蔵がキーパーの頭上をぶち抜くシュートで1-2と詰め寄ります。

え、バカ試合の様相……?

マリノスは前線が常時ハイプレス、札幌は考える隙がなく囲まれてボールをロストすることが多くなります。

そんな中でソンユンのビッグプレー。

今日はキーパーの見せ場が多い試合になりましたね。

札幌は菅が元気。めちゃくちゃ走って推進力を持って守備に攻撃に奔走。

しかし、23分。
仲川のセンターサークル付近からのドリブルを誰も止められず、そのままソンユンまでかわされてゴール。

いやー、すごいドリブル。為す術なし……。かめはめ波も決められてしまいました。

マリノスは最終ラインがハイライン。裏をとろうと何度もジェイが仕掛けますが、その都度オフサイド。

何本オフサイドにかかっただろうか。決定的なシーンを作れず。

前半は1-3で折り返し。

めちゃくちゃ飛ばしているように見えるマリノス。いつもこんな試合やってるの??

後半

後半頭からジェイに変えてアンロペを投入。
ジェイで裏が取れなければ、アンロペが突破すればいいじゃない。

47分。いきなりのチャンス。

これが決まらなかったのは痛かったですね…。相手GKを褒めるべき案件。

55分には大ピンチ。

我らが日本代表進藤のナイスカバーによって1点を阻止!!

その後もマリノスの時間帯が続きます。
ことごとくセカンドボールをとられ、波状攻撃へ。

しかし、これをDF陣の奮起でしのぎます。

61分には、ミンテに変えて宮澤投入。
ボランチではなくDFに変えての交代は、あきらかにこれから攻めますよのメッセージ。攻撃のギアを上げます。

しかし67分。マルコスの突破を、福ちゃんがたまらず倒してしまいPK献上。

ソンソンも方向は読んでいましたが、さらにその遠くを行くシュートで1-4。

札幌も宮澤が入ったことで、前がかかりになる時間帯が増えてきました。
70分にはアンロペのループシュートは惜しくもポスト。

運にも見放されているか。

と思いきや、73分。
宮澤は横パスでボールを深井へ。深井は横にいたチャナにパス。チャナがダイレクトで前に出したボール、走りこんだ荒野が折り返し、武蔵が詰めてゴール!

泥臭くも美しいゴールで追撃開始!

今日は菅、ルーカスともに両サイドがめちゃくちゃ走ってましたね。
その二人が絡む攻撃も実らず。

このまま試合終了となり、2-4で敗戦となりました。

ひとこと

マリノス強かった!
しかも見ていて面白いサッカーですね。

マリノスも常にリードしながらも、どんどん前に出てくるので、終盤までお互いにチャンスが生まれる、魅せるサッカーになったと思います。

数字こそ2-4でしたが、マテウスが決めていれば…というシーンも多々あったので、もっと点差が離れる展開もあったかなと。そういう意味では数字以上の完敗だったように思えます。

それでも、このマリノスに真っ向勝負を仕掛けられるようになったのも、チームが成長している証拠かと思います。

武蔵の意地の2ゴールは見事だったけど、喜びのパフォーマンスをする試合展開ではなかったのが残念。それでも今季これで12ゴール。去年の長崎での11点を超えました。

順位と今後の予定

勝ち点43のまま、暫定7位。
今節をもって、ACLの可能性も消滅しました。

残り全勝しても勝ち点52なので、5位セレッソの53に追いつくことはできません。
最高順位は、他力本願を含んでも6位です。

今後の予定はこちら
32節:磐田(札幌ドーム)
33節:鳥栖(駅スタ)
34節:川崎(札幌ドーム)

目標がなくなってしまった感はありますが、今日のように負けたとしてもスペクタクルなサッカーを見せ続けて欲しいですね。

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