【2019年J1第34節】札幌vs川崎。川崎と堂々とガチンコ勝負。1-2で敗戦。

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2019年J1第34節、ホーム・札幌ドームにて、川崎フロンターレ戦です。
とうとう最終節がやってきました。

スタメン

前線は武蔵・ロペス・チャナの3人。
両サイドには菅&ルーカス。
CBの中央には宮澤、ボランチは荒野&深井のコンビです。

GK 25 ク ソンユン
DF 3 進藤 亮佑
DF 10 宮澤 裕樹
DF 5 福森 晃斗
MF 7 ルーカス フェルナンデス
MF 27 荒野 拓馬(46’)
MF 8 深井 一希(60’)
MF 4 菅 大輝
MF 9 鈴木 武蔵
MF 18 チャナティップ(55’)
FW 11 アンデルソン ロペス

GK 1 菅野 孝憲
DF 20 キム ミンテ(46’)
MF 19 白井 康介
MF 23 中野 嘉大(60’)
MF 26 早坂 良太
FW 13 岩崎 悠人
FW 48 ジェイ(55’)

試合振り返り

1-2で敗戦となりました。

試合を見ながら行ったツイートに合わせて、試合を振り返っていきます。

前半

開始40秒。

……は?
いや、マリノス戦でも開始2分で先制されましたよね?

なんなんだこの立ち上がり即ハンデを背負う展開は…w
川崎の崩しも完璧でしたけども。

しかし、5分に早速反撃。

一度は武蔵がゴールネットを揺らすも、その前のプレーでロペスがオフサイドの判定でノーゴール。微妙な判定だったんだよねアレ…。

どーなのこれ!

そして川崎に押し込まれる時間帯が続いた13分のプレー。

脇坂に直接FKを決められ0-2。
うーん、ソンユンらしくない決められ方と言いますか。完全に逆をつかれました。蹴った選手が上手かったか……。

15分にはロペスに対してイエローカード。
このあたりの時間帯、ロペスが審判に対してのイライラ行動が目立ちます。
もう一枚出ると退場だからね、落ち着いてください。

徐々に札幌側もボールを持てるようになってきた時間帯。

34分のプレーで1点を返します
チャナからのサイドチェンジ気味のクロスに走り込んだのは宮澤! マイナスの折返しに反応したのはルーカス!

なぜそこに宮澤! 大きな展開からの見事な崩し!

押せ押せになった札幌の、その後のプレー。

ここでもう一枚出ていたら危なかった。

そして、審判のジャッジに不満がたまってきたのか、今度はルーカスがイライラMAXに。

攻勢を強める札幌、44分にはこのビッグプレー。

武蔵のパスを中央で受けたロペス、切り返して打ったシュートは相手DFに当たったのか、イレギュラーに弾む軌跡に。ボールはゴールに向かいましたが、惜しくもゴールポスト。
そしてそのボールに詰めていたのが進藤! 角度のないところから折り返しますが、惜しくもゴールは決めきれませんでした。

なぜ? 流れの中で? 進藤がそこに? 映像を見返しましたが、コーナーキックなどで残っていたわけではないのですよ?

これが決まっていたら分からなかったですね。

前半はこのまま1-2で折り返し。

後半

後半は頭から荒野に代えてミンテ投入。
特に怪我などはなかったように見えたので、戦術的な交代か?

ポジション的に、宮澤がボランチにあがります。

さらに54分には、調子がいまいち上がらなかったチャナを下げてジェイを投入。

これで久しぶりの、武蔵ジェイロペスの重戦車3トップの構え。

この5分後にアクシデント発生。

深井の×マーク。
これにはコンサポ一同、イヤな予感が頭をよぎります。

しかし、結果から言うと、試合終了後のDAZNのレポートでは、足首の負傷で膝は大丈夫そうとのこと。

足首も相当痛そうだったので心配ではありますが、大怪我にはならなそうで一安心です。

負傷交代で、深井に変わって中野投入。その中野、ボランチの位置で躍動!

今シーズンは左サイドでの起用が多かった中野ですが、ボランチで光るプレーを連発。
ぬるっとしたドリブルで前に運び、視野の広いロングパスを多用。実は適正ポジションはボランチだったのでは疑惑。

後半は両チームとも持ち味を発揮するオープンな展開に。
川崎も人数をかける鋭いカウンターを繰り出すも、ソンユンのセーブ、決定力に欠き追加点はなかなか奪えず。

札幌もしっかりとボールを握り、ガチンコで勝負を仕掛けますが、追加点を奪うことはできませんでした。

このまま1-2で敗戦となりました。

川崎の攻撃は怖かったけど、全く引かずに堂々と戦ってくれたと思います。面白い試合だった!

川崎相手に、あと一歩、悔しい、と思えるところまで来たというのは本当に頼もしい!

最終戦セレモニー

試合後には最終戦のセレモニー。
途中までDAZNで見ることができました。

野々村社長の挨拶が力強かった!

攻撃的サッカーへの手応え、ルヴァンカップでの経験、濃い1年だったことが伺えるスピーチだったと思います。選手はもちろん、クラブ、サポーターも成長できたはず。

また、セレモニーでは2020年のユニフォームも発表されました。

2019年の縦縞に比べて、しっかりした赤と黒が戻ってきました。「原点回帰」というワードがたくさん聞かれましたね。
この新ユニ、河合CRCの引退試合のクラウドファンディングの時のユニフォームに少し似ているな?

2019年全日程終了

最終戦をもって全日程が終了となりました。

今季のコンサドーレは勝点46、10位でフィニッシュ
得点54・失点49。

得点54はリーグ4位タイ、失点49はリーグ11位。
印象としては、よく取り、よく取られた感じでしょうか。

ただ、1点とられても「1点くらい大丈夫、まだまだこれから」というマインドを多くのサポーターが持てたことは、今年の変化だと思います。攻撃的サッカーが順調に土台になってきている証拠ではないでしょうか。

2019年のコンサドーレについては、これから自分なりに咀嚼してまとめていきたいと思います。

さて、これから本格的に移籍のニュースが飛び交うシーズンとなりますが、どんな展開が待っているのでしょうか。

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