クーポンを使って風疹(風しん)の抗体検査・ワクチン接種をしてきた

  • ブックマーク

だいぶ前のこと、市役所から「風しんの抗体検査のクーポン」が送られてきていました。

申し訳ないことに、このクーポンをもらってから、すっかりこのことを忘れていたのですが、先日書類整理をした時にこのクーポンを発見したことをきっかけに、ようやく抗体検査を受けてきました。

風しんのクーポンとは?

なんでも、「昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性は、風しんの抗体保有率が他の世代に比べて低くなっている」とのこと。

上記の期間に生まれた男性は、公的な予防接種を受ける機会がなかった世代らしいのです。

送られてきたクーポンは、風しんのワクチンを公費で無料で受けられるものです。

封筒には、風しんの抗体検査用と、ワクチン接種用のクーポンが同封されています。

この抗体検査用のクーポンを使って、まずは抗体を持っているかどうかを検査、抗体がなければワクチン接種をする流れになります。

クーポンに入っていた説明書。

検査も接種もクーポンがあれば無料。
紛失した場合は、各市役所で再発行も可能とのこと。

クーポンには使用期限がありますが、「クーポンの有効期限が1年間延長された」というお知らせハガキが送られてきていました。なので、期限切れのクーポンでも使うことができます(自分も実際、期限切れのクーポンを使いました)。

抗体検査は全国どこでも受けることができますが、各地域で指定された病院があるようです。
その対象の病院は、厚生労働省のサイトから調べることができます。

風しんの追加的対策について

ただ、厚生労働省の場合は「都道府県別のリスト」なので、かなり大量の病院が出てきますが、市町村レベルで調べるとぐっと絞り込めます。

例えば、私が住んでいる糸島市の病院一覧はこちら(PDF)
各自治体にこのようなリストが用意されていると思います。

抗体検査

というわけで、まずは抗体検査に行ってきました。

私は自宅から近い、リストに載っていた内科の病院に行きました。

当日はクーポンと保険証が必要です。
窓口で風しんの抗体検査に来たことを告げ、問診票に記入。

診察室に通され、先生と対面しましたが、先生の問診はほとんどなし。
別室に移動し、看護婦さんが血液を採取します。

「3日後くらいに結果が出るので、電話してからもう一度来てください」とのこと。

当然、費用はゼロで支払いはなく、そのまま帰宅。

検査結果

後日、結果を聞くために電話。

「数値が0.6でした。これは抗体が足りてないということなので、ワクチンの接種が必要です」とのこと。ふむふむ。

上記は、後日もらった検査結果。確かに足りてない。

ワクチン接種

ワクチン接種も検査と同様、予約は必要ありませんでした。
同じ病院に行き、窓口でワクチン接種を受けに来たことを伝え、問診票に記入。

ワクチン接種の注射は看護師さんではなく、先生が直接行いました。
ワクチンの注射は採血より痛いイメージがありましたが、全く痛くなく拍子抜け。先生が上手いのか、技術が進歩したのか。

接種後は「副作用で急に具合が悪くなることがあるので、病院内で15分くらい待機してください」とのこと。おお、こわい。

幸い、特に何事も起こらずに帰宅。
これで、風しんワクチン接種完了となりました。

おわりに

風しんは妊婦さんが感染すると、赤ちゃんが先天性の障害を持って生まれることもあるとのこと。
また、大人になって風しんに感染した場合、無症状〜軽症のことが多いみたいですが、まれに重篤な合併症を併発することがあるとのことです。

無症状のうちに、知らず知らずのうちに他人にうつしてしまう可能性があるのは、コロナに似ていますね。

ワクチン接種をすれば95%は風しんを予防できるとのこと。
自分のできることで、風しんの感染を防げるよう、対象の方はしっかり受診しましょう!

この記事も読まれています

  • ブックマーク