西新宿1丁目のフレンチレストラン「ル・クープ・シュー」に行ってきました。
歴史を感じる重厚な佇まいのお店でした。
こういうところでランチをとると、大人になったなあ、遠くまで来たなと思いますね(アラフォー)
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ル・クープ・シュー
のっけから店の入り口が分からず、右往左往してしまいました。
扉の前にはメニューが置いてあり、どう考えても開かない。ゼルダかな?その隣のガラスのドアを開けてビルの中に入りましょう。
中に入ると白い調理服を来たコックさんが厨房とホールに立っています。ビシッとしていてカッコイイ。
店内がものすごくいい雰囲気ですね。
海外の洋館のような、どことなく昭和を感じるような。
オープン日を見てみると「1977年」って書いてますね。もう40年もやっているのか…!
メニューは2種類のみで、いずれもコースになっています。
ホールの店員さんが口頭で説明してくれますが、お店の外に掲示されているので、あらかじめ頭に入れておくのが吉です。
1,700円と1,260円のコースがあります。
1,260円の方は前菜とスープがどちらかしか選べない仕組みのようです。それ以外は同じに見えますが、細かいところで量が違ったりするのかもしれません。
1,260円のクイックランチにします。
メインは魚をチョイス。スズキのソテー赤ワインバターソースにしました。
クイックランチ
はじめにパンが出てきました。フランスパンです。
表面はパリパリ、中はふわふわ。パンは暖か、これは幸せ。パンがうまいのは正義だよなあ。
そして付いてきたバターがとても独特の風味です。
バニラというかくるみというか、ちょっと甘めの風味があって、ただのバターではありません。
続いて前菜がやってきました。
ローストポークのサラダです。
ケチャップ味の柔らか肉。パサパサ感もなく、この厚さなのにしっとりジューシー。
食べ終わるとすぐに皿を下げてくれるところも流石です。
うっとりしているとメインの魚が出てきました。
スズキのソテー赤ワインバターソース。
表面はカリッカリ、中はふんわり。バターソースに絡めて食べるのが最高です。
ナイフとフォークを駆使します。フォークの背の部分とか使っちゃったよね。
そうそう、僕はバター製品を食べると鼻の奥にバターの風味が残ってしまうのですが(僕だけ?)、ここのバターソースは全く残りませんでした。
続いてデザートとコーヒーがやってきました。
ココナッツ風味の濃厚なプリンです。これがまた絶品でして。とても濃厚なのでちびちび食べる感じで丁度良い。
デザート用のスプーンが特殊な形状でした。こんなの初めて見ました。柔らかいプリンがキレイに切れます。こんなところにも気が利いていて流石ですね。
一緒に出てきたコーヒーがまたうまい。デザートとめっちゃ合います。
デザートがとても甘いので、コーヒーはそのままブラックで飲むのが良いです。僕はコーヒーには砂糖ミルクを使いたい派ですが、ここではブラックが美味しかった。
これでコースは終了。
全体的に量はそれほど多くないですが、物足りない感はありません。それぞれが濃厚だからですかね。
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ごちそうさまでした
上品で重厚感はあるんだけど、不思議と気軽に入れる雰囲気もあります。
コックさんの持つ気さくさが、そのような雰囲気を作っているのかもしれません。
新宿1丁目にこんな素敵なレストランがあったとはなあ。
難点は店名を覚えづらいことと、入り口が分かりづらいことかな。
ごちそうさまでした。
「ル・クープ・シュー」
東京都新宿区西新宿1-15-7 西口ライブビル
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13000801/
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