峠での練習がとてもよいとの本を読んで、坂で走ってきた。
読んだ本はこちらの本。
峠での練習は、上りでは「推進力と心肺機能」、下りでは「フォームと着地筋」という4つの要素をバランスよく鍛えられる理想的なトレーニングだという。
筆者は「早くなりたければとにかく峠を探せ!」とまで言っている。
というわけで、東京で初の坂道練習にトライしてきた。
そのコースをご紹介。
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野猿峠で峠走りの入門練習
走ってきたのは野猿峠。
京王線の聖蹟桜ケ丘駅からスタート。野猿街道を走り、京王線北野駅までの約10キロの道のり。
スタートの聖蹟桜ケ丘駅。
初めて来たけど、随分と栄えている駅だ。
ここで荷物をコインロッカーに預けてスタート。
川崎街道を百草園駅方面に走り、交差点を左へ。
あとは野猿街道をひたすらまっすぐ。BOOKOFFを越え…
豚骨ラーメン屋さんを越え…
タイヤセレクトを過ぎ…
下柚木のT字路を右に曲がると本格的な坂に突入。
結構な勾配の上り坂だが、写真では伝わらない…
下り坂の途中。
坂を下りきるとゴール地点の北野駅。
全体的に普通の国道。コンビニに困ることもないだろうし、道に迷うこともないと思う。道幅が狭い部分もなく、怖い思いをする箇所もなかった。
後半の坂道も、峠と名前がついているものの普通の国道だった。
下記は高度の変化。
前半はじわじわ上りではあるが、走っていても分からないくらい。
下柚木の交差点を曲がってからは明らかな上り坂になる。
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坂を走ってみて
上りがきついのは当たり前だったが、下りが新鮮だった。
爆発的にスピードが出る。爽快感がたまらない。しっかりと足を踏みしめないと転んでしまいそう。ちょっとだけ箱根駅伝の往路の選手の気持ちになれたりする。ちょっとだけ。
この下りのフォーム(体の感覚)で平地を走れれば、理想のフォームに近づけるのかもしれない。
コースとしては上りっばなしではなく、メリハリがあり適度に負荷をかけられるコース。
都内からであれば、(郊外の峠に比べれば)アクセスも良いし入門には最適だと感じた。
ただ、このくらいの距離ではまだどのように走りに効いてくるのか、実感が湧かないのが正直なところ。
もう少し長く上り下りできるところで走ってみたい。
ちなみに帰りは、百草にあるお風呂の王様にて汗を流してから帰宅。
ここがなかなかいい施設でオススメ。
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