走る前やランニング中に足首をグリグリと回すことはないだろうか?
実はあれは身体的にメリットはないらしい。
足首はなんと片方28個の骨からできている精密な部位だという。グリグリすることで、その構成をぐちゃぐちゃにしてしまう可能性があるらしい。
たまたまいい具合に収まれば良いが、当然微妙な違和感を生じさせる可能性がある。
グリグリしたとしても走りだしてしばらくするともとの調子に戻るらしいのだが、わざわざグリグリして構成をぐちゃぐちゃにしてから、それを走っているうちに元に戻すという意味のないことをやっていることになる。
精神的に落ち着くのであればやってもいいが、グリグリしたことで「なんか足首の調子が悪いな…」と精神的に受けるダメージの方が大きいのではないかと著者は述べている。マラソンは精神的な面も大きく影響するのだ。
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「マラソンで絶対にしてはいけない35のこと」
このように、マラソンで絶対にやってはいけないことが35個も紹介されているのが、この「マラソンで絶対にしてはいけない35のこと」という本だ。
マラソンで絶対にしてはいけない35のこと(Amazonが開きます)
主にマラソン大会において、常識だと思ってやっていたことが、実はNGだったという行動が紹介されている。
各項目について何故ダメなのか、理由付きで丁寧に説明されているので納得感がある。
著者はフィジカルトレーナーである中野ジェームズ修一さん。
中野さんもマラソン愛好家なのだが、一般市民と違うところは中野さんはフィジカルトレーナー、つまり「障害予防の専門家」であり、絶対に怪我をすることができない立場だということ。
どんなストレッチやケアが自分の体に必要なのかを熟知していて、怪我の発生率が80%を越える月200kmを超えても怪我なく走り続けられているとのことだ。
そんな著者が体現していることをわかりやすく伝えてくれている本だ。とても説得力がある。
この本を読んで、いままで「なんとなく」やっていたストレッチやケアを改めて見直してみてはいかがでしょう。
常識だと思っていたことが、実はNGだったという行動が見つかります。
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