「座・高円寺」にて、栗コーダーカルテットのライブ!

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3月22日の土曜日、「座・高円寺」にて、栗コーダーカルテットのライブを観てきた。

座・高円寺|春休みライブコンサート栗コーダーカルテット

栗コーダーカルテットはリコーダーを中心に、ウクレレ、ギター、鍵盤ハーモニカなど、誰でもどこかで一度は触ったことのある楽器で曲を演奏している4人組だ。
気の抜けたダースベイダーのテーマや、ピタゴラスイッチの曲と言えばピンと来る人も多いだろう。

栗コーダーカルテットは今年で20周年らしい。
誰にでもできそうでできないことを20年、唯一無二の存在だ。
ヘタをすればイロモノ的な活動にしかみえないところを、商業的にも成功させている。
誰が抜けても誰かが増えても何か違う、絶妙なバランスのバンドだ。

本人たちの演奏はもちろん、気の抜けたトークがまた心地よい。
ライブに来ているお客さんは、演奏とトーク、そのどちらも楽しみにしている人が多そうだ。

「座・高円寺」でのライブ

今回のライブは「座・高円寺」という、主に舞台作品を上演するホールで行われた。キャパは300人くらいだと思う。
会場は広いので、スピーカーを通した音になる。前回の松明堂でのライブでは生音だったのだが、それと比較して聴くのも面白い。
ちなみにお客さんとの距離があるせいか、トークのテンポは松明堂の方がよく感じた。

今回のライブではリコーダーのみの構成は少なめだったと思う。リコーダー4本だったのはピタゴラスイッチ関連だけじゃないかな。ウクレレ、ギターがベースに入る曲が多かった。

個人的には栗コーダーの曲の中でも1、2位を争うほど好きな「足」が聴けたので大満足。
「足」は最終曲だったのだが、栗原さんが鍵盤ハーモニカを持ちながら「次の曲が最後なんですけどね」とトークをしていたので、もしかしたら「足が来るか?」と思っていたら本当にその通りで嬉しくなってしまった。
「ケセラセラ」が聴けたのも嬉しかった。あのアルトサックスの独特の響きは癖になってしまう。今でも耳に残っている。

今年は既に2度目の栗コーダーのライブ。やっぱり生音はいいなあ。
しっかり録音されたCDなどの音源もいいけど、特にこういう楽器は生音の良さが際立つ。

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