広尾「Sudachi(スダチ)」で創作日本料理を堪能。「神は細部に宿る」を料理で体感!

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先日、奥様の誕生日のお祝いに、ちょっと豪華なご飯を食べに行ってきました。
広尾にある「Sudachi(スダチ)」という日本料理屋さんです。たまにの贅沢。

和食をちょっとアレンジした創作料理を食べさせてくれるお店でした。
どれも付け合せまでものすごく美味しくて、「神は細部に宿る」を料理で体験させていただきました。

お店の場所

お店の最寄り駅は広尾駅ですが、駅から10分くらい歩きます。

途中坂道もあったりするので、デートなんかで使う場合はあらかじめお相手に伝えておいた方が良さそうです。ヒールのある靴であの長距離はなかなかキツイ。

しかしこのあたりのマンション群はすごいですね。どのマンションも警備員付き。政治家とか芸能人が住んでいるのかしら(小並)。走っている車も高そうなのばかり。

マンションエリアを抜けるとお店がちらほら見えてきます。ここらも高そうなお店ばかり。
Sudachiはファミリーマートの地下にあります。

広尾Sudachi

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階段を降りると扉があるのですが、これがめっちゃ重い。防弾ガラスかな?

お店の営業が18時から、我々の予約も18時で他にお客さんはいませんでした。
ほんのひとときの貸し切り気分です。

大きなカウンターに案内してくれました。
カウンターに座ると調理(主に盛りつけ)の様子を目の前で見ることができます。これも演出の1つなのでしょう。

通路の壁にはまた不思議なディスプレイ。これは何をイメージしているんだろう。和な感じ。

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料理

基本的に夜のメニューはコース一択です。

席には今日のコースの内容が書かれたカードが置いてありました。
なんかすごそうですね。

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このお店は基本和食ですが、創作系の和食とのこと。
確かに基本を抑えながらもちょっと冒険した料理が多かったように感じました。
といってもトリッキーなものではなく、ちょっとした工夫が入っている感じ。

さてそれでは料理を見ていただきましょう。

まずはじゅんさいのジュレ。(1品目からちょっとしたサプライズがありましたが、実際は行ってみてのお楽しみ。)

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これは八寸かな?鰻の八幡巻がすごかった。一口くちに入れた瞬間に鰻感が広がる!
トウモロコシのムースがものすごく甘くて驚愕。

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お椀。ダシが濃厚でこれはスゴイ。胡麻豆腐を揚げたものが絶品。
今日の全料理の中でお代わりを一品するとしたらこれかも。

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鮨は3貫出てきたのですが、中でもこのまぐろに梅肉を乗せたものが絶品でした。 
僕なんかが言うのはなんですが、まぐろと梅肉のハーモニーがすごいんです!(ハーモニーって言いたいだけ。)

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鮎の塩焼き。丸ごと頭から食べられます。下に敷いてあるグリーンの冬瓜がまた美味。こういう細いところがいちいちスゴイ。

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南瓜の冷製スープ。めっちゃ濃厚!

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鱧鍋。さっぱり。これダシがすんごいやつ。

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生姜がざくざく効いた生姜ご飯。漬物がまたすごいんです。たまらん。

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メニューに書いてあった「白い○ー○ー」。謎な料理。食べたら分かります。店員さんが嬉しそうにクイズにしていたので、ここで答えは言えません。

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デザート。本当は桃のシャーベットだったのですが、予約時に桃にアレルギーがあると伝えていたところ、果物にしてくれました。このフルーツただものじゃなくて、こんなに甘いオレンジやマスカットは滅多に食べられません。

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少しずつめちゃくちゃ質の高いものを食べさせてもらった感じです。
最近は食べ放題とか大盛りとかにはほとんど興味がないので、こういうスタイルはとても良いですね。

料理と料理の間はそんなに長くは待たされません。
こちらの食べている様子を見ながらリズムよく出してくれます。
さらに目の前で盛り付けをしてくれるので、待ち時間ごと楽しめるようなつくり。

器にも凝っているので、それを楽しむのもひとつかも。下記は年輪をイメージしたお皿らしいです。

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最後には抹茶、デザート酒にヨーグルト酒なるものも出てきました。

お酒

ビール・日本酒・焼酎・ワインなどがあるようでした。

初めはプレミアムモルツ。

2杯目は店員さんに飲みやすい日本酒を聞いてみたところ、福島の写楽を勧められました。初めて飲んだけど飲みやすくて美味しい。

そんな中、他のお客さんが新政No6を飲んでいるのを見かけまして。最近新しい新政系が好きなので、3杯目に新政をいただきました。

メニューから選ばなくても「こういうのが飲みたい」と伝えると色々とオススメを教えてくれます。今回は飲んでいないですが、ワインは特にそういう飲み方してもいいですね。

結構話しかけてくる店員さんたち

料理が出てくる時に料理の説明と一緒に、ちょこちょこ世間話が入ってきます。

「連休ですね!(美容院かな?)」「この皿は年輪をイメージしてまして…」「それなんだと思います?」
これもお店のポリシーかもしれません。

料理について気になることも気さくに教えてくれます。料理の中で不思議な食感の食べ物が結構出てくるので、このおしゃべりも含めてこのお店の料理を楽しむのが良いかも知れません。

逆にこういうコミュニケーションが苦手な人や、お友達との話に集中したい場合は個室やテーブル席を予約した方がよさそう。

ちなみにメインで相手をしてくれたのは、香川真司似の若い方。ちょっとぽっちゃりした菊池雄星似の店員さんもいました。

目の前で作業過程が見られるのも楽しい。
店員さんとは近いので話はしやすい。目の前で作業過程が見られるのも楽しい。

ごちそうさまでした

とても素晴らしいお店でした!
ちょっと駅から離れているので、逆に予約はしやすいお店かもしれません。

時間的には18時に入ってお店を出たのが21時ちょっと前。
感覚的にはもうこんなに時間が経っていたかーという感じですね。特に待たされた感覚もなく全部スムーズでした。

予算的にはコース2人分、ビール2杯、日本酒2合でプレステ4が買えるくらい、と言っておきましょう。
たまにの贅沢には良いですね。

またこういうところで食事ができるように稼がねばなりませんな。

http://sudachi.tokyo/

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