【Switch】「クリプト・オブ・ネクロダンサー」レビュー。「動き続けて」先へ進むローグライクアクション。

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いまはSwitchで「オクトパストラベラー」をメインで進めています。

でも、大型RPGをやっていると、ちょっと息抜きに軽いゲームをやりたくなりますね。

そこで、Switchでプレイできる、軽めのゲームで評判の良かった「クリプト・オブ・ネクロダンサー」にちょっと手をつけてみました。

無料体験版もありますよ。

「クリプト・オブ・ネクロダンサー」は、いわゆるローグライクのダンジョン探索ゲーム。

自動生成のダンジョンをワンプレーでどこまで深く潜れるかという、トルネコの大冒険系のゲームです(実はトルネコやったことないけど……)。

音楽に合わせて行動し続ける

このゲームの特徴でなにより面白いのが、「音楽のリズムに合わせて行動しないといけない」という縛り。

画面の下にゲージがあって、中央の心臓にマーカーが来た時に移動ボタンを押します。

実際にはマーカーを意識するよりは、BGMに合わせてリズムを刻んだほうが自然にプレーできます。

「ズン ズン ズン ズン……」
というBGMのリズムに合わせて、移動キーを押して移動します。
リズムを合わせないと移動することができません。

敵も基本的には、このリズムに合わせて動きます。

敵の動きにはパターンがあり、常に動いているやつ、1ターン歩いて1ターン休むやつ、などそれぞれの特徴を把握することが重要。

いろんな敵がいます。

敵への攻撃も、敵に向けて移動キーを入力するだけなので、リズムが損なわれることはありません。

リズムよく動き続けていると、コインボーナスが溜まっていき、より多くのコインを得ることが出来ます。

逆にリズムから外れてしまったり、移動しなかったりすると、ミスになりコインボーナスが消滅してしまう仕組み。

コインは自分の強化に使用するため、常に動き続けてコインボーナス有りで進行した方が優位です。

ダンジョンの途中にはショップがあります。

敵が大量に出てきた時にも、リズムを取り続けていないといけないので、ちょっと離れたところで移動だけはしながら戦略を練るという形になります。ムエタイやカポエイラみたく、距離を置きながら構えるみたいな気持ちになります。

この「動き続ける」ということが、ダンスをし続けなければならない「ネクロダンサー」というタイトルのコンセプトなのかな。
ちなみに、なぜ動き続けないといけないかはよくわかりません。

BGMはノリの良いカッコよい音楽なので、やっているウチにトランス状態になっちゃいます。

各ステージは数階からなっていて、どんどん下の階へと下っていくのですが、階段を下って画面が暗くなったときが唯一の休み時間となります。

中ボスを倒すと、下の階への階段が出現。

と言っても、もちろん立ち止まってもOKです。コインボーナスがなくなるだけなので、止まって落ち着いて戦略を練るというのもアリだと思います。

ローグライクだが、成長要素もある

ローグライク系のゲームは、一度死ぬと全てを失い、リセットされてしまいます。
このゲームも基本的にはそうなのですが、成長要素もしっかりと用意されています。

それが「ダイヤ」の存在。

コウモリの上に出現しているのがダイヤ。

ダンジョン内で「ダイヤ」を集めて、そのダイヤを消費することでキャラの基本性能をアップすることができます。
ハートの上限を増やしたり、ダンジョンで発掘できるアイテムを強化できます。

ただ、ダイヤは一回の突入で集めたぶんしか使えず、通算はできません。

初めはダイヤ1〜3個でできたパワーアップも、そのうちダイヤの数が必要になります。
なので、自分をパワーアップさせるためには、1回のプレイでダイヤをいくつ集められるかがポイントになってきます。

コツ

このゲーム、最初はとにかく死にます。
死んで覚えて、ダイヤを集めて強化することで、だんだんと深く潜れるようになってきます。

何回も死んで、なんとなくわかってきたコツを。

止まっても良い

リズムに乗ってキャラを動かすゲームなので、止まっちゃいけないように思えてきちゃうんですが、止まってもOKです。
止まった上で、息を整えて次の行動へ進みましょう。

敵が多かったら、とりあえず逃げる

扉を開けて次の部屋に移動すると、敵がわんさかいることがほとんどです。
そこに遭遇したらとにかく逃げる。敵との1対1の状況を作って打破しましょう。

掘って移動する

スコップで掘れる壁があります。
部屋と部屋の移動は、壁を掘ることでショートカットできることもあるので、積極的に掘っていきましょう。
また、堀った先に宝箱が隠れていたりします。

まとめ:中毒性がスゴイ

ワンプレーが短くテンポが良いので、ついついあと1回!とやってしまう中毒性がヤバイ。

死ぬ時は割とあっさり死にますが、自動生成ダンジョンなので、次はもうちょっと行けるんじゃないの? という期待感とともに、ついついリスタートを選んでしまいます。

最近では、ちょっと息抜きに……と思って始めたが最後、結局その日はこのゲームしかやってないということになりがちです。

iOSでも発売されていて、こちらは600円とSwitchに比べると安いのですが、これ系のアクションゲームは物理ボタンの方が楽しめると思います。PS4/Vitaでも発売されています。

無料体験版もあるので、まずはそちらで世界観をお試しください。
オススメのゲームです!

「クリプト・オブ・ネクロダンサー」
http://www.spike-chunsoft.co.jp/necrodancer/

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