【MacBookPro2017】バッテリー膨張修理(福岡Appleストアにて)

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メインマシンに、MacBookPro(13inch 2017 タッチバー搭載)を使っています。

このマシンのバッテリーが膨張してしまい、本体が微妙に歪んできてしまいました。

本記事では、福岡在住の私がAppleに修理を依頼し、完成するまでの流れをまとめます。

Appleストアに持ち込み、修理を依頼。
修理対応完了までは、約6日間での復帰となりました。

前兆

マシンは外部ディスプレイをつないで作業をしています。
毎日作業を終えたあとは、マシンの電源を落として、フタを閉じています。

ある日、作業を終えて、フタをしめたところ、微妙にフタが閉まりきらず2mmくらいの隙間が空いてしまいました。その状態からぐいと閉めると磁石のちから(?)でしっかり閉じられたので、特に気にせず使い続けていました。

また、とある日、違うデスクで作業をしたときのこと、底面がガタガタとグラつき、妙にキーボードが打ちづらくなっていることに気が付きました。

画面をよく見ると、ディスプレイにうっすらとかぶった埃に、キーボードの形の跡がついていることも確認できました。つまり、フタを閉めたときに、キーボードにディスプレイが押しつけられているということです。

これらを総合して考えると、「バッテリーの膨張で筐体が歪んでいるかもしれない」ことにたどり着きました。

スペースキーのあたりが微妙に膨らんでいるようにも見えます。

目視しても分かりづらいのですが、歪んでいると思いながら見てみると膨らんでいる気もしてきます。
試しに、本体の中央にまっすぐな定規を当ててみると、たしかに中央が盛り上がり、両サイドに定規の下に隙間ができてしまいます。

予約

ネットで調べてみると、バッテリー膨張による歪みはアップルストアで無償で修理してくれるとのこと。

ググってみると、自分のマシンの状態よりもっとひどいマシンがたくさん出てきたので、このくらい膨らまないと直してもらえないのではないか? とも思いましたが、このまま使い続けて火災などが発生しても困るので、とりあえず見てもらうことにします。

私の居住地は福岡県で、福岡の天神にアップルストアがあります。
オンラインで予約を入れることに成功しました。

ちなみに、Appleストアの予約状況は刻々と変わるので、予約に空きがなくても時間をおいて何度かチェックしてみるとよいです。自分もはじめは「しばらく空きがない」という表示でしたが、数時間後にアクセスすると予約の空きが増えていました。

福岡のアップルストアへ

予約当日、お店に足を運ぶと、お店の前に人が並んでいました。
「新商品の発表とかあったっけ?」と思ったら、どうやらコロナ対策で入場制限をしている様子。

お店に近づくと「ご予約の方ですか?」と聞かれ、並ばずに中に入ることができました。

かなりコロナ対策を徹底しているようで、店内は少人数のお客さんで制限。
1組に対してスタッフが1人付くマンツーマン接客。
話すときもテーブルを挟んでの会話。
人が触ったあとはすぐに消毒。
これでもかとコロナの対策を行っていました。

お店の中は、お客さんよりスタッフの方が明らかに多い。
1組に対して1人のスタッフがつくので、さっと見たいだけの人はちょっと気後れするかもしれません。

診断

さて、肝心の持ち込んだMacは、目視では分かりづらい感じながら、細かく見てくれて「バッテリーの膨張だと思います」という判断をしてくれました。

購入が2018年3月(これもその場で調べてくれた)で、3年以内の購入であれば、無償で交換になるとのこと。
ただし、バッテリーの膨張以外の原因で筐体がゆがんでいる場合は、別途費用がかかるとのことでした。

Appleストアでのチェックの様子。

もろもろ、住所や連絡先の確認をiPadで行います。
修理の完了後は、自宅に郵送してもらうことになりました。

ただ、2020年9月現在「修理のセンターが関東にあり、普段だったら1週間以内で戻せるのですが、現在はちょっと混んでいて、2週間ほどかかるかもしれません」とのこと。

仕事で使っているメインマシンなので、できるだけ早いと助かりますと伝えましたが、できるだけがんばります、みたいな感じの返答で、こればかりは仕方がありません。

アップルストアの店員さんってノリの良すぎる人が多い印象だったけど、今回接客してくれた店員さんや、案内してくれた店員さんに限っては、いたって普通で穏やかな感じ。とても丁寧に対応してくれました。

修理の経過

修理に出した後は、各作業ステップでスマホのSMSとメールで、連絡が入りました。

9日(水)アップルストアに持ち込み
11日(金)工場到着の連絡メッセージ
12日(土)修理完了&発送のメッセージ
14日(月)朝イチでマシン到着

大まかにはこのような流れで、全てSMSとメールによる連絡で、電話はありませんでした。

9日にお店に持ち込み、14日に到着。持ち込んでから6日目の朝に、戻ってきたことになります。
最悪2週間かかると言われていたので、それに比べると早くて良かった。長く日数を見積もっておくAppleの作戦かもしれませんが。笑。

到着

ヤマトのパソコン宅急便で、丁寧に梱包されて届きました。

もちろん、マシン本体もキレイに保護されています。

こちらが修理を終えたMacBookProです。
底面のグラつきは完全になくなり、トラックパッドのクリック感も元通り。

「バッテリー交換=キーボード自体を取り替える修理」になるとのことで、キーボードは新品になって帰ってきました。なんだか申し訳ないくらい。

また、今回はバッテリー交換の対応となったので、無料修理で対応となりました。ありがたい。

終わりに

結局、1週間から最悪2週間かかると言われていた修理は、持ち込んだ日を含めて6日目に手元に届きました。福岡在住の場合は、このくらいの時間感覚で戻ってきそうです。

目視しても分かりづらい、今回くらいの膨らみでもしっかり修理してくれます。

膨張の確認ポイントは、下記でしょうか。
・今まで普通に閉まっていたフタが、ピタッと閉まらなくなった
・底面がガタつく
・トラックパッドの押し込み感が小さい

今までマシンの故障等で、Appleにお世話になったことはなかったのですが、今回の対応でAppleの本気を感じました。

コロナ対策の徹底、丁寧な接客、各ステップでの連絡、パーツの無償新品交換……。もちろんこれらもマシンの代金に含まれているものだと思いますが、ここまでやってもらえると嬉しくなってしまいます。

毎日のように酷使しているMacBookProですが、バッテリーもキーボードも新品になり、改めて、今後も大事に使っていこうと思います。

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