【西新宿ランチ】「福助」にてカツ丼。人情溢れる素敵な食堂。

  • ブックマーク

140522-fukusuke
「福助」
東京都新宿区西新宿4-15-21
http://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13068845/

ゲリラ豪雨の合間を縫って(というか食べている間に降ってきたんだけど)、14時40分くらいに「福助」へ。
新宿中央公園前、十二社通りの歩道橋から少し中に入ったところにあるお店だ。

年季の入った店内。田舎にありそうな妙に落ち着くお店。玄関先には猫がいたりする。
小上がりが10席ほどと、テーブル席多数、カウンターも4、5席ある。

入り口に食券の自販機が置いてあり、はじめに食券を購入する。自販機が置いてある雰囲気が全くなかったので、「食券買ってね」と言われてびっくりしてしまった。何しろ年季が入ったお店だったからだ。
メニューを見ると蕎麦がメインのお店のようだ。

お腹が空いていたので、丼と蕎麦のセットを探したのだけど見つからなかったので、カツ丼(800円)を選択。

案内された席で待っていると、お店のおばちゃんに「松前漬けあるんだけど食べられる?」といきなり聞かれる。田舎のおばあちゃんちのようだ。
松前漬けもお願いしてしばし待つとカツ丼の登場。「カツは揚げたてだからね!」とのこと。何かしら声をかけてくれるのがフレンドリー!

ご飯は丼に大盛り。しかしそれに対してカツは薄めで四切れほど。
揚げたてとのことだったけど、肉が薄いのであまりアツアツを感じることはできなかった。
ご飯と肉のバランスがアレなので、うまく調整しながら食べないと白米だけが残る惨劇が起こる。途中途中、「汁とタマネギとご飯」でご飯を消費しながら食べ進む。

汁物には豚汁がついてくる。サービスの松前漬けも美味しい。漬物もなんだか本格的な味がする。

食べている途中で雨が降ってきたのだが、「お兄さん、傘持ってないなら言ってね!返さなくていいから!」とまた声をかけてくれる。
この中年を見て「お兄さん」とはなんとも嬉しいではないか。また来ます。

カウンターの前に新聞の切り抜きが貼られていて、そこにこのお店が掲載されていた。
その記事では「舞茸揚げ蕎麦」なるものが紹介されていた。ここの看板メニューなのかもしれない。
今度はそれにトライしに来ようかな。

お腹も満たされたが、他の何かも満たされたような気分になる、人情味溢れる素敵なお店だ。是非長いこと頑張ってほしい。
ごちそうさまでした。

この記事も読まれています

  • ブックマーク