KeyRemap4MacBookの右コマンドキーを「かな変換専用キー(ショートカット無効)」にして誤動作をなくす方法

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さて、調子に乗って新MacBookのキーボードをUSにしてしまった私ですが、ようやくキーボードにも慣れてきたところ。

日本語/英語の切り替えには「KeyRemap4MacBook」を使い、
・右コマンドキーで「かな入力モード」
・左コマンドキーで「英数入力モード」
になるように設定していた。

このオプションだ。

コマンドキーの動作を優先モード
コマンドキーの動作を優先モード

だが、そこでひとつ問題が起こっていた。
コマンドキー誤爆の頻発だ。

どういうことか。

(1)右コマンドキーで、入力モードを「かな」に切り替える
(2)「さ」とか「た」とか打とうとして、「s」とか「t」とか打つ。
(3)「コマンド+s」「コマンド+t」が発動。セーブとか、新規タブとか開く。

といった具合。(1)〜(3)が一瞬で起こり、何が起こったのか分からなくなる。

というのも、自分には日本語入力を行う前に必ず「かな」キーを押す癖があるためだ。
日本語を入力しようとして、英数入力されてしまうのが死ぬほど嫌いなのがその理由。

直前まで日本語を打っていたのにもかかわらず押してしまう。もうテンポとして身に染み付いていてやめることができない。

歌う前に息を吸うがごとく、日本語入力する前に「かな」を押してしまう。
どんな状況でも、親指で右コマンドキーをタンと押して、入力を始めるのが癖になっている。リズムを取る感覚だ。

調子よくブログを書いている時など、「右コマンドキー」と「文字の打ち始め」がほぼ同時になってしまう。
そうすると、なんらかのショートカットが発動してしまう。
具体的には子音である、「a,k,s,t,n,h,m,y,r,w」に割り当てられている、どれかのショートカットが発動してしまう。

なんとかならないか

そこで、「右コマンドキーは「かな」に変換するのみ」という設定にできないか、KeyRemap4MacBookを漁ってみた。

基本的に自分の使い方だと、コマンドキーは左しか使わないので、右コマンドキーは「かな変換専用キー」としたいということだ。

できた。

それがこの組み合わせ。

Command_R to KANA
Command_R to KANA
Command_L to Command_L
(+ When you type Command_L only, send EISUU)
(+ When you type Any modifiers+Command_L only, send EISUU)

これで、右コマンドキーのショートカットが無効になり、かな入力モードへの変換のみの動作となる。

まとめると、
・左コマンドキー:「英数入力モードへの切り替え」
・左コマンドキー+任意のキー:ショートカット発動
・右コマンド:「かな入力モードへの切り替え」
というキー配置にすることができた。

いやあ快適。
テクノロジー万歳!

コマンドキーの誤爆に悩まされている方はお試しあれ。
(そんなにいないと思うけど。)

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