4年走ってようやく分かってきた。長距離を走る時は「頭の上」に意識を置け!

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最近、長距離を走るときの感覚が掴めてきた気がしています。

頭の上を意識する

長距離を走るためには「前」ではなく、「頭の上」への意識を持ち「上」に弾むように走るといい具合です。

「走る」というと「足を前に進める」と思い込みがちですが、「上」への意識を持ち「勝手に体を前に進める」感覚が丁度いいなと最近は感じています。

走る時、どうしても意識は「前」に向きます。
前に意識が向くと、足の着地位置が体の前方になり体を前に引っ張る必要が出てくるため、結果として足を使うことになります。

「上」への意識があれば、体の真下で着地できるようになり、腹を含めた体全体で着地できるようになります。そうすると足への負担が軽減され、結果として長距離を走ることができるようになります。

なので、前に進もうとせずに、上に弾むくらいの気持ちで走ってみてください。自分がバネとかボールになったような感覚。

5〜10kmであれば、足だけで走ることが可能でしょうが、長距離はそうはいきません。
長距離はスピードよりも、持続力が大事。走りきれなければ意味がありません。

具体的はこんな感じ

具体的には、お腹を使って衝撃を吸収しながら走ることをとにかく意識します。

そのためにはお腹を引っ込ませて、上に釣り上げる。
そして、腰を軸に肩甲骨を旋回させること。これで勝手に前に進みます。

この走り方をすると、膝からお腹にかけての筋肉で体を支えることができるので、疲れの感じ方が変わってきます。

僕は「お腹の釣り上げ・身体の旋回・上への意識」この3つだけを意識しながら走っています。

この意識を持つと、姿勢がよくなりバランスが矯正されるので、故障も少なくなります。
僕は一時期ランナー膝に悩まされましたが、走り方を変えてから症状は全く出なくなりました。
ランナー膝については下記の記事に書きましたので、興味があれば。

[nlink url=”https://www.nmrevolution.org/blog2/2015/09/runners-knee-2point/”]

この走り方の意識を徹底すると、ジョギングの後半も体力が持続します。腹の底から力が湧いてくる気さえしてきます。

腹に衝撃を与え続けるとゲージが溜まってきて、それが満タンになるとさらに違うモードに入れるゲームのような感覚に入れます。わかりづらい?笑
とにかく後半は気持ちよくなってきて、スピードを上げられるようになります。

4年走ってきて、ようやく型ができてきた感覚。
走ることがさらに面白くなってきました。

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