2017年11月19日(日)。佐賀県にある、富士しゃくなげ湖の周囲を走る「富士しゃくなげ湖ハーフ」に参戦してきました。
今シーズン初のマラソン大会出場!
というか、福岡に移住してから初めての大会出場となります。
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現地までは車で
当日は5時半起き。朝食に白米を多めに食べ、レースに備えます。が、朝からちょっと腹具合が悪く、想定より出発が遅れる…。
糸島から現地までは、車で移動。約1時間の道のりです。
糸島峠を抜け、三瀬トンネルを使うルートで現地へ。
道路は大きな混雑もなく、順調に現場にたどりつくことができました。
エントリー人数は約1,000人、佐賀からの参加者も多そうなので、福岡方面からの車はそんなに多くなかったのではないでしょうか。
現地の様子
現地近くになると、警備員さんの数がちらほら見え始めます。
駐車場の方へスムーズに案内してくれました。
車は河川敷の草むらの上にどんどん停めていく感じ。ここでも警備員さんがしっかり誘導してくれるので安心です。
車から降りると、めちゃくちゃ寒い…。標高が高いせいもあると思うのですが、凍えるような寒さ。薄手のダウンを着て、受付へ。
スタート会場は小中一貫校北山校。
意外にも(失礼)コンクリ打ちっぱなしの近代的な建物でびっくりしました。体育館とか三角形のガラスでオサレだな?
受付をすると、ゼッケンと参加賞の米をもらえます。いきなりずっしりとしたプレゼントをいただきました。受付場所から車まではすぐだったので、いったん荷物を起きに車へ。
荷物を置いたあとにトイレへ。校舎内のトイレが使えるのですが、ここもキレイでとても快適。ポイント高い。
更衣室もあったのですが、家から走る格好で来たので、今回は更衣室の利用はナシ。時間まで車で待機します。
レーススタート
スタート15分前くらいにスタート地点へ移動。寒い!
今回の格好は、こんな感じ。
上半身:長袖の薄手のジャケット、腕にはアームウォーマー
下半身:ヒートテックタイツ、短パン
その他:帽子、フリップベルト(車の鍵やiPhoneを入れる用)
手袋を忘れて後悔。
寒くて寒くてみんなスタート地点でジャンプしたり、足踏みしたりして寒さを紛らわせててスタートを待ちます。
ところが、スタート直前になって、
「コース上を通過する路線バスが遅れていまして、バスが通過次第のスタートとなります」
とのアナウンス。ざわつく会場。ローカル感があってすごくよい。笑。
結局3分くらい遅れてバスが通過。
待ってましたと上がる歓声。
ようやくスタートです。
コースについて
エントリー人数はハーフで800人。このくらいだと一気にスタートできて良いです。
スタート直後の団子状態もナシ。快適!
コースはほとんど把握しないまま参加したのですが、とてもアップダウンの激しいコースでありました。湖の周りを走る大会って、アップダウン多めコースが多いですね。
特にこの大会は、ぐっと登ったと思ったらすぐに下り。下ったらまたすぐ上り、と全体的にこんな感じの繰り返し。
コース後半の上りでは、足がなかなか上がらず、シューズと道路に磁石が埋まっているのではないかと感じるほど。
タイムを狙えるコースではないけど、坂道練習としてはちょうどいい感じかな…。
途中途中で湖が見えたり、ダムが見えたり、景観的には飽きないコースです。
給水所は6箇所。ハーフにしては多めな印象。
給食もあったのですが、サツマイモや、パンなど、ちょっとモサモサ系のものが多め。いずれもとても美味しかった。
道中も大会の関係者さんが絶えず応援の声をかけてくれたり、住民の方が応援に出てきてくれたりで、気持ちよく走ることができました。
最近は練習でも6kmくらいしか走っておらず、長距離という意味ではぶっつけ本番だったという言い訳のもと、「歩かない」という最低限の目標は達成。
ゴール後のお楽しみ
ゴール直後、なぜかくじ引きの箱を持つスタッフの方が。
促されるまま引いてみると「やさい」と書いたカードが出てきました。どうやら当たりらしい。
受付に持って行くと、たくさん緑色の野菜が入ったスーパーの袋を渡されました。かなりずっしり。
中身は「ほうれんそう2束・レタス1玉・ベビーリーフ1袋・プッチーナ(塩味のする野菜)1パック」。こんなにもらっちゃっていいの?
さらに、夫婦で出場した場合、「おしどり賞」として、景品がもらえます。
受付に引換証をもっていくと、参加賞でもらった米より一回り大きな米袋をいただきました。
なんなんだこの大会!景品が嬉しすぎる!
変なTシャツもらうより、断然こっちの方が嬉しいですね。しばらく米には困らなそうです。
また、豚汁券もあり、引換券を持って行くと無料で豚汁が食べられます。
寒い中で食べる豚汁は最高だった…。
さらに、参加賞の中には、温泉の割引券が入っていました。
この周辺には熊の川温泉と古湯温泉という、ふたつの温泉があるのだとか。
ゴール後、芯まで冷えてしまったので、古湯温泉に行ってみることにします。
山あかりという旅館に立ち寄り温泉に寄ってきました。
古湯温泉ってぬるいのが特徴らしく、けっこうぬるい。
熱いお湯よりはぬるい方が好みだし、走ったあとの足にはこのくらいの方が気持ち良い。
長く浸からないと温まらないので、必然的に長風呂になります。こういう温泉もあるのね。
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おわりに
参加人数こそ少ない規模の小さな大会ではありますが、パンフレットもカッコよかったし、運営もしっかり。よい雰囲気の大会で一気に気に入ってしまいました。
運営にはいろんな方が携わっていて、受付には中学生くらいの若い子たち、コースの整理にはおじさん・おじいちゃん、ゴール後の豚汁提供には地域のおばあちゃんといった感じで、町をあげての大会運営という感じがとても良かった。
参加賞も嬉しい。まさか米をあんなにたくさんもらえるとはなあ。笑。
米や温泉券など、地域の魅力を広げるための施策もさらっと盛り込まれていて、思わずこの町のファンになってしまいそうです。
参加費は3,500円でしたが、半分くらいは米と野菜と温泉券だったのでは?という振る舞いでした。
運営のアットホーム感とは裏腹に、ヘビーなコースがまた魅力。このコースはちょっとクセになりますね。
来年も参加したい大会の筆頭候補となりました。
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