【2019年J1第29節】札幌vsC大阪。0-1敗戦。ふわっとした雰囲気が最後まで続いた試合。

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2019年J1第29節、ホーム・札幌ドームにて、セレッソ大阪戦です。

スタメン

キーパーには菅野が先発。リーグ戦初スタメン。ソンユンの代表帰りの疲労のためと思われます。
また、ジェイと荒野がコンディション不良のため欠場。今日、シャドーに起用されたのはルーカスではなく中野！
このチームはいろんなポジションできる選手が本当に多い！

GK 1 菅野　孝憲
DF 3 進藤　亮佑
DF 20 キム　ミンテ
DF 5 福森　晃斗
MF 19 白井　康介（76’）
MF 8 深井　一希
MF 10 宮澤　裕樹（24’）
MF 4 菅　大輝
MF 11 アンデルソン　ロペス（83’）
MF 23 中野　嘉大
FW 9 鈴木　武蔵

GK 25 ク　ソンユン
DF 15 濱　大耀
DF 2 石川　直樹
MF 26 早坂　良太（83’）
MF 7 ルーカス　フェルナンデス（24’）
FW 13 岩崎　悠人（76’）
FW 16 藤村　怜

試合振り返り

試合を見ながら行ったツイートに合わせて、試合を振り返っていきます。

前半

シャドー起用の中野起点で攻撃の形がいくつか見られる立ち上がり。

代わってセレッソの攻撃中、いきなりペナルティエリア内で進藤がものすごいハンド。

新ルール適用（肩より上ではないとかなんとか）なのか、ファウルは取られず。命拾い。

しかし、6分、テンポのよい攻撃を続けていたセレッソが先制。

ポンポンと小気味よくボールを回され、最後は柿谷のスーパーミドル。
このコースにこのスピードでは取れませんわ。DF、誰も寄せられなかったか。

その後も全体的にふわっとした守備が続きます。

菅野のナイスセーブもあり、徐々に札幌もボールを回し始めます。

しかし、24分、宮澤キャプテンにアクシデント。
太ももの裏を痛め、ルーカスと交代。

ルーカスがシャドーに入り、中野がボランチにポジションチェンジ。

このあたりから、しばらく札幌の攻撃の時間帯が続きます。

今日光っていたのは福ちゃんの精度。

フリーキックはもちろんですが、流れからの意表をついた鋭い縦パス、ダイレクトで放り込む精度、何かやってくれそうな雰囲気が漂っていました。

前半最大のピンチはこのシーン。

進藤の不用意なバックパスを掻っ攫われ、キーパーが前に出るもボールはセレッソへ。がら空きのゴールへのシュートをカバーしたのは深井！　完全に1点モノのピンチを防ぎました。

ピンチの後にはチャンスが。

ボランチ中野のドリブル突破、福ちゃんの精度の高いプレー、この2人が今日は特に光っていたと思います。ゴールまではあと一歩。

前半はコーナーキック7本を獲得するも、ゴールには届かず。
ゴール前まではなんとなく行けるんだけど、最後がふわっとして決定力に欠ける前半となりました。
悪くないんだけど、あと一歩が決まらない。

後半

後半もボールを持てていたのは札幌。

コーナーキックも大量に獲得するも、イマイチ決まる気配がありません。

チャンスを作るには作るし、シュートも撃ててはいるんだけど、攻撃が一辺倒になってしまい、イマイチ決定機が作れない状況が続きます。

76分には白井に変えて岩崎を投入、シャドー岩崎、右にルーカスの布陣。
さらに、83分にはアンロペに変えて早坂を入れてシャドーに変化を付けます。

攻撃の時間帯は多めにもかかわらず、特にシュートの一つ前の精度がイマイチ悪い。

このまま試合終了となり、0-1で敗戦となりました。

シュートは多く撃てていたけど、ほとんどがGK正面でセーブされてしまいました。
ボールに勢いにあるシュートであれば、GKが弾いたこぼれ球を押し込むチャンスもあったのかもしれないけど、そのような力のあるシュートもなく。

攻撃の形もほとんどが両サイドから軽く放り込むボール一辺倒になってしまい、単調なパターンが多くなってしまったように思えます。

全体的にふわっとしたまま、点が入りそうで入らない、取られそうで取られない、そんな雰囲気があったように感じました。なんだろうこの感覚は。

そして、こんなこと言うと怒られるかもしれないけど、負けてもなんだかあまり悔しくなかったのは、自分だけでしょうか。ほぼ降格の可能性のない中位にいる安心感、そしてなにより、次に控えている試合に全力を注いでくれれば…と思ってしまったのかもしれません。

次節の予定

勝ち点は40のまま。大分にかわされ、8位に後退。
次節は11月2日（土）ホーム・札幌ドームで名古屋グランパス戦です。

そしてなによりその前に。
ルヴァンカップ決勝！！
10月26日（土）埼玉スタジアムにて、川崎フロンターレ戦が待っています。

今日は欠場したジェイ、荒野、ソンユンの調子は。
怪我で途中交代した宮澤の具合はどうか。
怪我で離脱中のチャナは出場できるのか。

できる限りのベストメンバーに近い状態で臨めることを祈って、来週を待ちましょう！

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