グラフで見るコンサドーレ2019年の順位変動

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2019年のJ1も終わってしまいました。
コンサドーレは13勝14敗7分、勝点46で10位で2019年を終えました。

その2019年の試合結果と、順位の変動を一覧したグラフにまとめてみました。

第1節〜第17節

まずは前半戦から見ていきましょう。

縦軸は順位、横軸は節です。
グラフの下にあるピンク色は、ルヴァンカップ(プレーオフ以降)の戦績です。

開幕黒星発進

なかなか勝てない開幕戦。
今季も黒星スタートとなりました。

コンサドーレの場合、例年開幕後も雪のために本拠地に戻れずに、キャンプ地から遠征することが恒例となっていて、序盤になかなか良い結果を残せない事情があります。

序盤の好調さ

しかし、2節3節は連勝。
2節はさいたまでの武蔵2発による圧勝。
新加入の武蔵の早々のフィットを見て、これで今季も行ける!と感じたサポも多かったと思います。

そして、3節のホーム開幕の清水戦では、ロペス4得点&ドーム落下事件と、一気にロペスが話題に。

10節まではジェットコースターのよう

4節からは鹿島・名古屋・大分に3連敗のあと、C大阪・横浜FM・磐田・神戸に4連勝

序盤とはいえ、15位まで下げた順位は5位まで上がるジェットコースターのような変動。

11節からはやや停滞期。
なかなか順位を上げることができませんでした。

第18節〜第34節

つづいて、後半戦。

ルヴァンと並走する停滞期

全体的に目立つのは黒星。
17戦のうち、4勝9敗4分。

ただ、これだけ見ると振るわなかったなと感じるかもしれませんが、この時期には並行して開催されていたルヴァンカップでのあの躍進がありました。
グラフを見ると、ちょうど時期が重なるのが分かります。

28-29節の間にはガンバとの準決勝。
29-30節の間には川崎との決勝戦。

ルヴァンの前後のリーグ戦では、ややふわっとしてしまったと感じる試合がありました。
しかし、その時点で勝点40とほぼJ1残留は決まっていたため、焦らずにすみましたね。

清水戦

後半戦で記憶に残るのは、アウェイ清水戦でしょう。
8-0での勝利は、クラブ公式戦での最多得点、8得点差の勝利はJ1最多勝利記録となるようです。

おわりに

2018年の4位に比べると順位は下がってしまいましたが、同じ監督での2年目のチームは難しいと言われる中で、早々とJ1残留を決め、ルヴァンカップで準優勝の結果は上々だったと思います。

各国代表の選出、主力の怪我など、そう簡単にはコンディションが揃わない中、スペクタクルなサッカーを見せてくれたのではないでしょうか。

合わせて、今年は攻撃的なサッカーを見慣れてきたせいか「1点取られても取り返せマインド」がサポーターの中でも広がっていった気がします。

そして、ルヴァンカップ。特にプレーオフ以降のホーム&アウェイのレギュレーションの面白さは、当事者になって改めて気付かされました。
さらにあの決勝の舞台での堂々とした戦いぶり。こんなに誇らしい気持ちにさせてくれたクラブには本当に感謝!

来年はミシャ監督が「3年目の衝撃を約束する」という力強いコメントをしてくれています。
もう、いまから期待せずにはいられません!

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