ギターを始めて3ヶ月の初心者が感じていること

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ギターを始めてから約3ヶ月が経ちました。
毎日、1時間ほど練習をしています。

とりあえず、コロナ副反応でダウンしていた日以外は、毎日弾くことができました。三日坊主は回避。

1ミリずつだけど、弾けるようになってきている気がする……けど、思ったよりギターは難しい。
進んでいるようないないような、不思議な感覚を味わっています。

いま、ギター初心者の私が感じていることをまとめました。
たぶん、初心者の今しか書けない!

ミュートを知らなかった

なんといってもコレ。

ギターは「決まった場所を押さえて弦を弾けばよい」と思っていました。

ですが、これだけだとギターの特性上、ほかの弦が共鳴して変な音が鳴ってしまうのです。
よく聞くと「ブワワワン……」「ビイイイイン……」と音が聞こえます。

これが思ったより聞き苦しい。

ではどうするか?
ミュートという操作で、この雑音を押さえるのです。

ミュートは音を出す弦以外の弦に、使っていない指を触れておく操作です。

これが難しい!

譜面の通りに弾くだけなら簡単なものならできるのです。ですが、ミュートを意識すると、いきなり難しくなります。

世の中のギタリストは、このミュートをしっかりとやってキレイな音を出しているのですね。あんなに派手な動きをしているのに、あんなに繊細なことをやっているなんて聞いてない。笑。

ギターは音を出すことより、出さないように対策するのが難しい
新たな発見でした。

ギターは重い

私は立って練習をしています。

座って弾くより、立って弾くほうが難しいと聞いたからです。それであれば、初めから難しい立ち姿勢に慣れた方がよいかな、と。

ただ、ギターは重い
すごく重い。
ずっしりです。

世の中のギタリストは、この重さを抱えてライブ中に走り回るんだから、ものすごい体力です。

ギターの種類といえば、レスポールとストラトキャスターが代表格。いま私は、レスポールを借りて練習しているのですが、レスポールよりストラトキャスターの方が軽いらしい。

B’zが弾きたい私としては、松本さんが使っているレスポールを使いたい。でも、もしストラトがかなり軽いのなら魅力的に感じてしまうかもしれない。私のB’z愛が揺らぐほど、レスポールは重いです。

自分の指って人より太いのでは……? と感じる

コードの音がうまく鳴りません。
指がとなりの弦に触れてしまうのです。

自分の指って思っていたより太いのだろうか……」と落ち込むほどです。

「指をしっかり立てて弦を押さえよう」と、教則本もYouTuberも言います。そんなことは分かっています。しっかり指を立てて押さえているつもりでも、となりの弦に触れてしまうのです……。

なので、指を斜めに立てて、できるだけ接地面が少なくなるようにして必死に押さえています。

もしかすると女性の細い指の方が、ギターの弦を押さえることには向いているのかもしれません。

女性といえば、妻にもギターをやってみないかと誘ってみましたが、あまり興味はなさそうです。笑。
妻は前にエレクトーンをやっていたので、音楽の素養はありそうなのですが。ギターじゃなくていいから、キーボードで私のギターの伴奏してほしい。笑。

指が固くなってきた

ギターを弾いていると、弦を押さえる左手の指先が固くなっていきます

あの細い金属の弦を押さえて音を出すので、物理的な刺激を受けるのですね。

私もギターを弾きはじめて数日が経ったころから、指の先が痛くなってきました。ヒリヒリ、ジンジン。同時に、テカテカとして、少しかたくなってきた気がします。

これはたぶんペンだこのようなものですね。
指がかたくなった結果、よりギターが弾きやすくなるのだそう。

ただ、指の見た目はさほど変わりません。
このテカテカ化を楽しんでいます。

急に昨日までのやり方に疑問を覚える

昨日までのやり方が合っているのか、急に不安になります

特に右手。
自分のピックの握り方はこれでよいのか?
弦にピックを当てる角度や強さはこれで良いのか?

もっと自分に合うよい方法があるのではないか?
人によって弾きやすさが違うらしく、この感覚的なものはたぶん人に聞けない類のものだから、自分で微調整をしていくしかないと思っています。

爪をよく切るようになった

爪が伸びていると、とてもギターが弾きづらい。爪が邪魔をして、左手がうまく押さえられないのです。ほんの数ミリ以下でも、切るだけで快適さがだいぶ違います。

なので、爪をものすごく切るようになりました。2日に1回は切っています。

ギターを始めてから、「爪ってこんなに伸びるものだったのか」と驚いています。

没頭感がすごい

今までの人生の中になかったギター。
ひたすらに頭・体に覚え込ませるくり返しの練習が楽しいです。

アラフォーのこの歳になって「暗中模索ながらも、少しづつ上手くなっているステップ」を感じられるのは、とても面白い感覚です。

はじめて自転車に乗るとか、パソコンのブラインドタッチを覚えるとか、そんな感覚に近いかもしれません。

いまはひたすら教則本を反復していますが、それだけでもとても楽しい。
単に譜面の通りに弾くだけのことが、こんなに没頭できることだとは。

逆に、集中しないと、まったくなにもできません。
気を抜くと、とたんに崩れます。

なのでとても疲れます。笑。
でも、きっとダラダラやっても上手くならない気がしています。

なぜうまく音が鳴らなかったか、なぜ指を間違えてしまったのかを、検証してくり返しています。

また、脳の今までに使っていないところを確実に刺激されている気がするので、認知症の防止にもよさそうです。笑。

おわりに

毎日練習していますが、昨日できなかったことができるようになったり、逆にできていたことが微妙にできなくなったり……。3歩進んで2歩下がりながら、という感じ。

でも少しずつだけど、進んでいる気がして楽しい。

とりあえず3ヶ月間、毎日弾き続けることができたので、そろそろ習慣にはなってきたかな。

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