九州在住でコンサドーレを応援している私です。
九州で行われるコンサドーレのアウェイの試合は、生観戦できる数少ないチャンス。
11月30日(土)、鳥栖の駅前不動産スタジアムにて、「サガン鳥栖vs北海道コンサドーレ札幌」の試合が行われました。
生観戦に飢えているワタクシ、このチャンスを逃すわけにはいきません。
妻(そこまでコンササポーターではない)も久しぶりにサッカーが見たいとのことで、夫婦で参戦することになりました。
この試合は、サガン鳥栖のホーム最終戦。
最終戦って人が入るんですね…。何も考えていませんでした。
今回、初めての最終戦に参戦して、もろもろ体験したことをまとめていきます。
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チケットがない
普段は、JリーグチケットサイトでQRチケットを購入しています。
ですが、サガン鳥栖のスタジアムはQRチケットに対応しておらず、サイトで購入することができませんでした。
となると、手っ取り早いのはコンビニで購入すること。
全く危機感がなかった私は、いつものように前日の夕方にコンビニに向かいました。
「前日までに前売料金でチケットを買えばよいかな」くらいの気持ちでした。
近所のファミマに行き、ファミポート端末を起動。
チケット一覧を見て唖然としました。
ほぼ全ての席種が売切れ。
ずらっと並ぶ×マーク。
唯一余っていたのは「レディースシート」のみ。
レディじゃない私は、このチケットでは入場できません。
まずい。
ファミマで扱っているのは「e+(イープラス)」のチケット。
他のチケット屋さんで、まだ売っているところはないだろうか?
その場でスマホで検索すると「チケットぴあ」で、かろうじて「アウェイ自由席」が残っているのを発見しました。
チケットぴあのチケットは、セブンイレブンで購入することができます。
その足でセブンイレブンまで走り、なんとかチケットを押さえることができました。
普段私は、試合を俯瞰して観たいため、バックスタンドで観戦することが多いのですが、今回購入できたのはゴール裏。ゴール裏には数回しか行ったことのない私、不安ではありましたが、見られないよりは全然良い。一緒に行く妻は、もちろん初のゴール裏です。
駐車場がなさそう問題
私は福岡に住んでいます。スタジアムには車で行く予定をしていました。
だが、ちょっと待てよ?
駅前不動産スタジアムは収容人数約24,000人。
チケットはほとんどが売切れ状態。
駐車場のキャパも足りないのではないか?
スタジアムの周辺にはいくつかの駐車場がありますが、相当早く行かないと車を停めることはできないだろう。さらに、試合後に車を出庫するのも混雑しそう。
ということで、スタジアムから一駅離れた新鳥栖駅のパークアンドライドの駐車場を利用することにしました。駐車料金は12時間まで驚きの100円。
ここなら収容台数600台。これでもやや心もとない気がしますが…。
その駐車場からスタジアムまでは電車で1駅です。
1駅だけ乗るのも面倒。
歩けば約3kmの道のり。
自分一人なら歩く距離なのですが、今回は妻も一緒に観戦します。
なので、妻の意向も聞いてみました。
私「スタジアム周辺の駐車場がなさそう。一駅離れたパークアンドライドを使う。駐車場からスタジアムまでは3kmくらいなんだけど」
妻「3kmなら歩けばよくね?」
…力強い。
普段からふたりともジョギングをするので、3kmくらいの距離感なら全然歩けると予想できました。
というわけで、当日はスタジアム周辺の駐車場は使わず、一駅離れた駐車場を利用することに決定。
当日の駐車場の様子
キックオフは14時。
家を10時過ぎに出発し、新鳥栖の駐車場に到着したのは11時30分ころ。
駐車場に「空」のマークが出ているのを見つけて、安心して中に入りました。
が、駐車場はほぼ満車。
かろうじて1ヶ所だけ、すみっこに空いているスペースを発見して駐車。危なかった…。
駐車場の中には白線を越えて、2台分のスペースを1台で停めている車があり、このせいであとから来た車は停めることができないようでした。困るなあ。
ここからは徒歩で移動します。
快晴だったので気持ちのよいウォーキング。

スタジアムが近づくにつれて、サガン鳥栖のフラッグや、サッカーボールのガードレール(?)が出現する愉快な道路。
コンビニに寄りつつ歩き、スタジアムに着いたのは12時30分。約40分ほどで到着しました。

スタグルが大混雑
スタジアム前のスタグル広場に到着。
ここも大混雑。
どのお店にも行列ができていたので、妻と二手に分かれて、私は牛すじ煮込みのピタパンを、妻は唐揚げを求めて並ぶことにします。
しかし私担当のピタパンの行列が全く進みません。店員さんが1人で切り盛りしているらしく、行列の消化は牛歩の様相。
妻が唐揚げをゲットして戻ってきたころ、私の列はまだ半分も進んでいませんでした。
この時点で20分ほど並んでいたので惜しかったのですが、まだ30分以上かかりそうなのでここで断念。ピタパン食べたかったな…。
急いでスタジアムの中へと移動します。
席がない
ようやくアウェイ側のゴール裏の席にたどり着いたのが13時10分ころ。試合開始50分前です。

ここに到着して驚きました。
満員!
アウェイのゴール裏って、中心部には人が集まっていても、両サイドは余裕があるイメージだったのですが、全く座れそうな場所がありません。人がいなくても荷物が置いてあり、空きスペースを見つけることができませんでした。
まずい、これは立ち見かな?
とりあえず一番奥まで移動すると、かろうじて1.5人くらいのスペースが見つかりました。その隣に座っていたおじさまに「ここ空いてますか?」と声をかけたところ、少し詰めてくれたおかげで2人座ることができました。良かった良かった……。
鳥栖のゴール裏はコンクリートの段差があるだけの空間なので、持参したクッションを尻に敷いて準備。これがあるとないとでは大きな違いです。
久しぶりのゴール裏体験
さて、自分の記憶が定かなら2017年以来のゴール裏。

今までに何度かゴール裏には行ったことはあるのですが、私は中心地に行くタイプではないので、いつもすみっこの人が少ないところでちんまり観戦していました。
ところが、今回は中心地ではないものの、ほぼ満席で周りもサポーターだらけの状況。
隅から隅までみんな立って応援していたので、自分も立たないと物理的に試合を観ることができません。
前後や隣の人も、みんな歌ったり声を出したりしている状況。
今まではバックスタンドで座ってゆったりと観ていましたが、この試合で初めて「まわりに歌う人がすぐ近くにいる&立ったまま」で試合を観戦する体験をしました。
間近でコンサのチャントを感じる
チャントの歌詞はなんとなく把握していますが、細かいとろまではよく分からず、手拍子メインで応援。
それでも、チャントに合わせてその場で軽く体を上下させているとそこまで寒さも感じないし、リズムに乗っているとだんだん楽しくなってきます。
しかし、自分はちょっと気後れしてしまい、歌うところまではいけず。ライブ初心者が拳をなかなか振り上げられない感じというか。
でも、歌えると気持ちよさそうだなあとも感じました。応援することが主目的ではありますが、この場を楽しんだ者勝ちなところもありますね。
ですが、すみっこにいたとはいえ、隣のおじさんや後ろの人が大きな声で歌っていたので、コンサドーレの応援を間近に感じられました。特に隣のおじさんは一字一句歌詞を完璧に覚えていてすごかった。
しかし、いつもバックスタンドで聞いている応援とは明らかに聞こえ方が違います。
バックスタンドにいると、いつもコンサポの声はものすごい大音量なのだけど、ゴール裏の中にいるとそれが感じられないのです。周りの人の声しか聞こえません。
ゴール裏にいると、こんな感じなんだな。そのギャップに驚きました。
選手がでかく見える
ゴール裏からの試合の見え方。バックスタンドから観るのに比べるとたしかに見づらいのですが、そのぶん迫力がすごい。
専スタということもありましたが、選手の背中がものすごく大きく感じられます。ピッチってこんなに狭かったっけ?という感覚。
ゴール裏に向かって選手がグワーッと駆け上がってくるシーンでは自然に「来い来い来い来い」ってなりますね。具体的にはルーカスがサイド突破してきて、武蔵が決めたシーンなんですけど。
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肝心の試合の方は
試合は2-0で快勝!
1点目は鳥栖サイドでジェイのヘッド、2点目はコンサポサイドでの武蔵のアディショナルタイムのゴールを、目の前でみることができました。
得点が入った瞬間の、爆発するような歓声はやっぱり最高ですね!
すすきのへ行こうも間近で感じることができました。
まとめ
今回は偶然にも、サガン鳥栖のホーム最終試合がコンサドーレのアウェイ試合となり、このような体験ができました。
この日程じゃなかったら、普通にバックスタンドのチケットが取れただろうし、いつものようにバックスタンドで応援していたと思います。
今まで知らなかった、ゴール裏の楽しさを少し感じることができました。
もう少し中心部に行くと、また違った実感になるかもしれませんね。
天気もよく、この時期にしては気温も高い、素晴らしい観戦日和。これも楽しかったひとつの要因かな。
一緒に行った妻も楽しかったとのことで、一安心。
コンサポではない妻は「ゴール裏に行くとレプリカが欲しくなってしまう」とのことなので、次のステップはそこかな? と感じています。笑。
妻の観戦記も合わせてどうぞ!
→サガン鳥栖 VS コンサドーレ札幌。初「ゴール裏で試合観戦」しました
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