【2020年7月版】数字で見るコンサニュース

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7月に行われた試合の中から、象徴的な数字に着目してニュースをまとめました。

題して「数字で見るコンサニュース」!
これを読むと、コンサドーレに少し詳しくなれるかも?

今回ピックアップした数字は下記の5つです。
ピンと来る数字はありますか?

・19 ・86 ・500 ・32

19

7月8日(水)、第3節・鹿島アントラーズ戦(アウェイ)が行われました。

この試合、鹿島に2-0で勝利。鹿島に勝つのはなんと19年ぶり! さらに、カシマスタジアムでの勝利は初。歴史が動いた瞬間です。

2020年7月現在、札幌vs鹿島の対戦成績は下記です。

J1:2勝12敗3分 カップ戦:0勝3敗

見事なまでの苦手っぷり。
最後の勝利は、2001年J1第9節(厚別)までさかのぼります。

ちなみになんと、この試合には野々村社長がスタメンで登場しています。当時の監督は岡田監督です。

→2001J1 1stステージ 第9節 公式記録

通算成績では、大きく負け越しているわけですが、ここから新たな歴史を作っていくということで!

86

7月26日(日)、第7節・横浜FM戦。

駒井がJ1出場通算86試合目で、J1初ゴールを決めました。
これは意外。今までにもJ1で何点か決めていたと思っていたサポーターも多いと思います。

ここで、駒井のJ1出場記録を確認してみましょう。

2016年23試合(浦和)
2017年24試合(浦和)
2018年29試合(札幌)
2019年3試合(札幌)※大怪我あり
2020年7試合目(札幌)

※ちなみにJ2では5年間で15得点(京都)を決めています。

J1歴は、既に札幌での所属が一番長くなりました。
お子様も2人生まれたので、札幌に家を買ってください。

今季はシャドー・ボランチ・右CBと複数ポジションで起用される駒井ですが、シャドーの位置の起用が増えると当然得点のチャンスも増えますね。期待!

500

7月22日(水)、第6節・FC東京戦で、菅野がJ1・J2通算500試合出場を達成しました。

2003年のキャリアスタートから、17年で達成しました。偉業です。

今まで菅野がどんな経歴でここまで来たのかを調べてみました。

2003年横浜FC(J2)24試合
2004年横浜FC(J2)43試合
2005年横浜FC(J2)37試合
2006年横浜FC(J2)48試合
2007年横浜FC(J1)34試合
2008年柏(J1)24試合
2009年柏(J1)34試合
2010年柏(J2)35試合
2011年柏(J1)26試合
2012年柏(J1)30試合
2013年柏(J1)33試合
2014年柏(J1)24試合
2015年柏(J1)30試合
2016年京都(J2)40試合
2017年京都(J2)32試合
2018年札幌(J1)0試合
2019年札幌(J1)1試合
2020年札幌(J1)5試合目で達成

2018年に京都から札幌に移籍してからはサブでの日々が続きます。菅野にとって初めての経験。

ここで印象的なのは菅野のインタビュー。

→札幌・菅野孝憲の500試合とGK論。ソンユン移籍、カズとミシャに学び。

「自分が控えキーパーだと思ったことはない」
「札幌のゴールはキーパー全員で守っている」
「毎日の練習ではライバルだけど、試合のときはスタメンに選ばれた選手が気持ちよくプレーできるようにするのもライバルの役目」

菅さんのキーパーに対する考え方がよく分かるインタビューです。
さて、今季はどこまで出場記録を伸ばしてくれるでしょうか。

(おまけ)ちなみに、2004年に菅野がゴールを決めています。 https://www.youtube.com/embed/GtQImIswumg?start=26

32

7月18日(土)、第5節・仙台戦。

前半32分に荒野が一発レッドで退場。
残りの約60分間を10人で戦うことになりました。

しかも、10人になってから失点し、0-2で万事休す。

しかし、ここからのコンサドーレ、ひと味違いました。
2得点を奪い、勝ち点1の奪取に成功。

後半は試合もほぼ支配し、ミシャも「どちらが10人なのか分からないくらいの試合ができた」と手応えを感じるコメントを発表しています。

さてそれではここで、ここ3年間のコンサに出されたレッドカードの歴史を見てみましょう。
レッドカードが出たのは5枚です。

→2017年(J1)第21節 vs横浜FM(0-2)都倉 

→2018年(J1)第15節 vs神戸(0-4)宮澤・ミンテ

→2018年(J1)第11節 vs仙台(2-2)ミンテ 

→2019年(J1)第14節 vs広島(1-0)ルーカス 

退場者を出して勝ったのは2019年の広島戦のみ。この広島戦は、ルーカスの退場が試合終了間際の87分だったので、逃げ切ることができました。2018年の仙台戦は引き分けていますが、95分に追いつかれた試合でした。

これらを見ても、0-2から追いつくことの難易度は、相当高いことが伺えます。
それをやってのけた今季の札幌、一味違うことを証明してくれたと思います。

※2018年の神戸戦。1試合に2人の退場は珍しいので、ハイライト置いておきます。 https://www.youtube.com/embed/4jeujFGADvE

おわりに

以上、2020年7月の数字で見るコンサニュースでした。
8月も連戦が続きます。なんらかの記録が生まれることでしょう!

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