自分は寝ている時にはいつも口をポカンと開けていた。
鼻が詰まり気味で苦しいからだ。
最近歯医者に通っていることもあり、「あなたの人生を変えるスウェーデン式歯みがき」という本を読んでいたのだが、口呼吸について恐ろしいことが書かれていた。
口を開けて寝ると、細菌や乾燥した空気が直接体内に取り込まれてしまう。
また、殺菌作用のある唾液が蒸発してしまい、口腔内で細菌が繁殖してしまう。
結果として、歯周病や虫歯、アレルギー疾患や肺炎などの原因にもなるらしい。
確かに、特に冬は朝起きると喉が痛いことがほとんどだった。
自分は虫歯も多くアレルギーもあり、いろいろと思い当たることが多い。
というわけで、就寝時の口呼吸対策を始めてみた。
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就寝時の口呼吸対策
起きている時の口呼吸はまだ意識ができるが、寝ている時はそうもいかない。
というわけで、就寝時に「口に貼るテープ」を使うことにした。
実際口に貼って寝てみたのだが、思ったより苦しくはない。
ごくたまに寝ている間にテープを剥がしてしまっているが、朝まで鼻呼吸ができているようだ。
いままでの寝る姿勢は、体を横向きにして、顎をあげて喉を反らせていた。これが一番楽な姿勢だったからだ。
口にテープを貼るようにしてからは、仰向けで体をまっすぐにして寝る体勢が楽と感じるようになった。
鼻づまり気味で鼻呼吸が苦手だった自分でも、鼻呼吸で寝ることができているので、口呼吸の方々は騙されたと思って是非試してほしい。
結果として、朝起きた時の喉の痛みがほとんどなくなった。
イビキもよくかいていたのだが、前に比べるとだいぶ収まっているらしい。
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歯磨きの重要性
シールを口に貼って物理的に口呼吸を封じることはもちろん有効だなのだが、根本的に解決するためには歯磨きが重要だとこの本では説いている。
歯磨きをきちんと行い口腔内を適正に保つことで、口呼吸は改善できるらしい。
口と鼻は近いところにあり、鼻づまりは口腔内の細菌が原因らしいのだ。
この本には歯磨きの方法が優しく紹介されている。
今はこの本を読みながら、念入りに歯磨きをするようになった。
この本はとても薄く、10分〜15分くらいで読めてしまう。
著者おすすめのワンタフトブラシも付録で付いてくるので、読んですぐ実践することができる。
興味のある方は是非!
今まで数十年口呼吸だった習慣を治すことは容易ではないと思うが、できることから直していきたいところだ。
しかし、もっともっと早く知りたかった。
小中学校あたりで保護者も交えて、必須で教えるとよいのではないだろうか。
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