長年使ったジョギングシューズの裏が興味深い。

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ジョギングシューズの裏側を見ると、自分のクセが分かってきます。

私の場合、昔はシューズの裏のかかとの部分が斜めに削れていました。

かかとが削れるということは、着地時にかかとを地面に擦っているということになります。

地面に擦っているということは、微妙に進行方向に対してブレーキをかけていることになります。

これでは無駄な力を自ら発生させていることになってしまい、とてももったいない。

フルマラソンなど長距離を走る時には、こういう小さな積み重ねが疲労蓄積の原因になります。

長く同じ動作を繰り返すマラソンだからこそ、できるだけ無駄はなくしたい。

そこで意識したのが、「足の付き方」。

かかとから着地しないように意識する

まずは足を地面に着地する時に、体の前では着地しないことを意識。

気持ち体の後ろに足を伸ばす感覚で着地するように意識します。
ちょっと後ろ過ぎるかな?と思うくらいでちょうどよいと思います。

そうすると、足の裏の前の方、もしくは足の裏全体で着地することになり、進行方向への推進力が出ます。
また、体の真下で着地することを意識できます(体の真下着地がマラソンには良いみたいです)。

これでかかとから着地することはなくなります。

2017年の板橋シティマラソン・2018年の熊本城マラソンと、2回のフルマラソンを、同じシューズで走ったのですが、かかとはすり減っていませんでした。

この靴で相当走ったけど、かかとは削れていません。

かかと以外を観察してみる

全体をよく見てみます。

左足の前方は黒い素材が擦れて、白い部分が見えてきています。
一方、後方にある「I C S」という英語が左足は残っていて、右足は擦れて文字が読めなくなっています。
これもバランスが悪い走り方が原因なのでしょうねえ。

それにしてもかなりすり減ってきているので、いい加減、買い換えないと。

シューズの裏はいろんなことを教えてくれるので、定期的にチェックしてみると面白いです。
バランスをきちんと取って、無駄のない走りを目指したいものです。

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