糸島には素敵なレストランがたくさんあるのですが、またしても素晴らしいレストランを見つけてしまいました。
加布里にある「踵屋敷」というお店です。
お店に行ったのは平日だったのですが、「土日は予約しないと入れないこともある」とレビューに書かれていたので、念のため、向かう前に電話をしてみました。
「大丈夫ですよ〜」とのことだったので、安心してお店に向かいます。
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踵屋敷
場所は加布里漁港の目の前。
入り口に看板は置かれていますが、ぱっと見は民家風なので、知らないと見逃してしまうかもしれません。
中に入ると、いきなり薪が燃える暖炉がお出迎え。ものすごい暖かいし、なによりストーブ自体がカッコいい。
入り口の土間で靴を脱いで店内に上がります。
お店は一軒家の古民家を改装したような年季の入った雰囲気なのですが、それがまたとてもよい心地よさを醸し出しています。
お店に着いたときにはほかにお客さんはいなかったので、お店の方に写真の許可を得て、少しお店の中を見てまわさせてもらいました。
店内には和洋折衷、いろんなルーツのアイテムが置かれていました。
洋風のアンティークのライト、銭湯(?)の下駄箱、東南アジアの仮面などなど。
それらが破綻していないところにセンスを感じます。
さらに店内に飾られている絵画は、オーナーさんが描かれているのだとか。
違和感なく内装にマッチしていて、素敵すぎる……。
カウンターには製作中の絵画と色鉛筆。
ランチがまた素敵
さて、このお店にはランチを食べに来たのでした。
踵屋敷では、ランチは干物定食(1,500円)の1種類のみ。
干物定食って聞くとなんだか素朴な定食のように聞こえますが、これがまた素敵なランチセットなのですよ!
はじめに出てきたのが、前菜のセット。
ふろふき大根、鳥のつくね、ポテトサラダ、春菊の味噌だれがけ、卵焼き、ほうれん草と豆乳のポタージュ、生野菜。ものすごい豪華!
どれも丁寧に作られた感がすごいです。
そしてどれも美味すぎる。
ふろふき大根は、さくっと箸が入るだいこんに、ゴロゴロっとした香りのよい味噌がベストマッチ。
中でも個人的ベストはつくね。かなり締まったぎゅうぎゅうの肉に、歯ごたえのある根菜が混ざっていて、めちゃくちゃ食感が良いのです。
そして、前菜を食べていると、魚が出てきました。
イワシのみりん干しだそうです。
炭火で焼かれたママ持ってきてくれました。
「写真撮ります?」って聞かれたので、前のめりではい!と。このビジュアルは写真を撮る人が多いのでしょうね。
撮影後は皿に取り分けてくれました。
魚は、多少骨はありますが、気にならないくらいの細いもので、ほとんどぜんぶ食べることができます。
味は濃い目で、ご飯がすすむ!
食後のコーヒーが半端なくうまい
食後にはケーキとドリンクのセットつき。
このメニューも店主さんが描かれたのだそうで。おしゃれすぎる……。
ケーキはにんじんのケーキ、きんかんの漬けたもの、オレンジ。
にんじんのケーキは素朴な味。ほろほろ崩れるのがまた良い雰囲気。
このデザートのお盆も味があってすごく良いし、コーヒーのマグカップも自分では絶対選ばないタイプのデザインなのですが、この大柄なイラストがまたすごく良くて、ほんとなんなんだこのお店のセンスの良さは!
そして、ドリンクにはコーヒーをいただいたのですが、このコーヒーがめちゃくちゃ美味しい!
コーヒーについては、僕はそこまで詳しいわけではありません。そんな僕がめちゃくちゃ美味しいと感じるのだから、これは相当です。
帰りに「コーヒーが美味すぎたんですけど、どこの豆なんですか?」と聞いてみると
「美味しいでしょ!前原のカフアコーヒーさんの豆なんですよ」と気さく&丁寧に教えてくれました。
我が家には、まだ豆から淹れるドリップコーヒーのアイテムがないのですが、これから揃えて、今後絶対この豆でコーヒーを飲みたいと思います。
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ごちそうさまでした
料理も美味しい、内装も素敵な最高に居心地が良いお店でした。
そしてお店の方も気さくで、お店の雰囲気の良さにぴったりマッチした接客をしてくれます。
カフェタイムもあるみたいなので、あの美味しいコーヒーを飲みながら、ブログ書いたり本を読んだりしにいきたい。絶対はかどる!!
ここは一度行ってみて欲しい。
ごちそうさまでした。
「踵屋敷」
https://kafuri-kibisu.com/fukuoka-itoshima/
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