【糸島ランチ】「ごはん屋朔(さく)」で、驚きのハイクオリティランチ!

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糸島の高田にオープンした定食屋さん「ごはん屋朔(さく)」に行ってきました。

またしても糸島で、すんごいお店を発見してしまいましたよ!

場所

糸島の住宅街にあります。
糸島といえば海や自然を思い浮かべる方が多いと思いますが、お店がある場所は完全な住宅地。そういう意味では「糸島らしさ」は少ないかもしれません。

お店の付近は比較的新しい一軒家が多いエリアで、たぶんですが、このあたりの地主さんが最近田んぼを売却して分譲したのだと思われます。

ちょっとわかりづらい場所にあるので、しっかり地図で確認してから行きましょう。

グッデイとリンガーハットの間の道を北へ。
唐津街道と並行した3本目の路地にあります。

「ごはん屋朔(さく)」の様子

「朔」も新築一軒家のような作りで、ものすごくキレイ。
お店の前はキレイな砂利が敷き詰められた駐車場完備です。詰めれば4〜5台停められそう。

店内もピカピカで新築感がすごいです。
カウンター席6席ほど、4人がけのテーブル席が3つほどが並ぶ空間。

壁にかかった大きなテレビからは、ワイドショーが流れていました。
糸島のお店ではワイドショーが流れているお店が結構多いのですが、結構需要があるのでしょうか。

カウンターの中では男性の調理人さん、ホールは女性の方が担当。
たぶんご夫婦なのかな?

お子さん用の椅子や本なども用意されていて、子連れの来訪にも安心の配慮がされています。

どんなものが食べられる?

メニューをチェック。

ランチにしてはちょっと高めの値段設定です。最低でも1,300円から。
しかし、この理由は後からすぐに分かります。
メニューは肉類3割、魚類7割といった感じのラインナップ。

僕はアジフライ定食(1,300円)、一緒に行った妻はゴマサバ定食(1,500円)をオーダー。

コース料理!?

待っていたらすぐに前菜と思われるプレートが出てきました。

そう、このお店は頼んだメインのほかに、このような前菜料理が出てくるのです。
どれも気合が入った料理で、コース料理かな? と思っちゃうほど

まずは「ラタトゥイユそうめん」と「棒々鶏」と「かぼちゃとおくらのかき揚げ」が出てきました。料理を出してくれる時に、内容を説明してくれるのも嬉しい。

かき揚げ。ぬめりのあるおくらとホクホクのかぼちゃの組み合わせが絶妙。カレー粉と塩の味付けも抜群です。
棒々鶏。燻製されていてスモーク感がすごい鶏肉。オレンジ色の野菜はコリンキーです。
ラタトゥイユそうめん。細かく角切りになったラタトゥイユが上品。トマトとだしが効いたスープがめちゃくちゃうまい。

え、なにこの前菜たち。いきなりすごいレベルなんですけど…。
驚いていると、次のお皿がやってきました。

次は茶碗蒸しです。

お店の方「ベーコンと焼きなすとモッツァレラチーズの茶碗蒸しです」

モッツァレラチーズ…?
茶碗蒸しとモッツァレラチーズが合うとは思いませんでした。あまりクセがないあっさりしたチーズなので、さっぱり食べることができます。ベーコンは燻製のスモークが強めで存在感抜群。なすも焼いてあるので香ばしい。この香ばしさはスゴイ。感動。
しかし、いったいこの茶碗蒸しだけにどれだけ手間をかけているのか…

いやー、すごいね、と浸っていると、次に出てきたのは南蛮漬け。

こちらは冷たい南蛮漬け。
白身魚はなんの魚だか分からなかったのですが、ホロホロと崩れてよい食感の魚です。
ここで特筆すべきはトマトの食感。皮がシャキシャキでピーマンみたいな食べ心地。なんだこれは。驚きました。

そしてようやく、メインのアジフライが登場。

アジフライはタルタルとゴマのソースでいただきます。
2種類のソースは嬉しい。

このアジフライ、粗い衣がザクザクでたまらない食感。
肉厚で食べごたえも充分です。こんな肉厚のアジ、どこで手に入れるの?
タルタルもソースもどちらも美味しくて、次の一口にどちらをつけて食べるか毎回迷うほど。

味噌汁は白味噌で少し甘め。具材が細かくカットされていて、ザラザラっと流し込めます。

漬物にはゴーヤとトマトの浅漬。
ゴーヤの苦味がよく出た浅漬なので、口休めにちょうどよい。トマトはややしょっぱめの味付け。

食べ終わって、いやー満足満足、と浸っていたら、最後にデザートまで出てくるではありませんか。すごいね…。

梨のコンポートとワインのゼリーだそうです。
甘さ控えめで、ホイップクリーム、ゼリー、コンポートのバランスが絶妙なデザートでした。
満足度高すぎる……。

ごちそうさまでした

いやー、すごいね。
これは1,300円でも全然おかしくないわ。というか、1,300円でいいの…? 採算とれるの? って心配するレベルです。

さらに接客も素晴らしい。
ニコニコ丁寧にお皿を提供してくれるのはもちろん、「ちょっと日差しが強くなってきたのでブラインド降ろしますね」と気遣ってくれたり、帰りにはカウンターの中から顔を見て挨拶してくれたり、ホスピタリティも充実しているお店なのです。

夜の営業もやっているようなのですが、基本的には昼と同じ定食メニューのようです。夜はラストオーダーが19時と早めなので、仕事帰りに寄るのは少し難しそう。
居酒屋メニューもやって欲しいけど、それはきっとこの店主さんのコンセプトとは違うのかもしれません。

最高でした。
また行きたいと思います。
自分が住んでいる糸島にこんなすてきなお店があるなんて、こちらまで勝手に誇らしくなってしまいますね。

今回は魚系を食べたから、次はお肉系を食べてみたい。

ごちそうさまでした。

ごはん屋 朔
福岡県糸島市高田3-3-29
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400203/40052107/

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