武蔵、中原、荒野出演!「2019北海道コンサドーレ札幌トークショー」書き起こし

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2019年4月15日に行われた、武蔵、中原、荒野の3選手が出演した「2019北海道コンサドーレ札幌トークショー」。
想像以上に面白くて聞き入ってしまいました。

司会の、のみやのりこさんもめちゃくちゃ軽快で素晴らしいテンポで3人のトークを引き出していました。

武蔵、荒野コンビは相変わらずな抜群なコンビネーション。中原はしゃべりが苦手と言いながら、マイペースでのほほんとしゃべってったのが印象的でした。

あまりに面白かったので、トークショーの書き起こしをしてみました。
言葉がつながらない部分は勝手に補足を入れていますのでご了承ください。

約40分ほどのトークショーです。ちょっと長いですけどどうぞ!

トークショーについて

司会「トークショー、鈴木選手は長崎時代を含めてやったことありますか?」

武蔵「あまりないです。シーズン中にってのは。シーズン開始のキックオフイベントはあるんですけど。今日はもっと会場がこじんまりしていると思っていました」

司会「中原選手はトークショー、どうですか?」

中原「僕はしゃべるの苦手なんで……」

司会「荒野選手は去年も来て頂いて。もう慣れっこですか?」

荒野「ここはホーム感ありますね」

3人の関係性について

司会「3選手みんな仲が良いと聞いていますが、3人の関係性を紐解いていきましょう。鈴木選手と中原選手は長崎で一緒でしたが、プライベートでも仲よかったんですか? ご飯行ったり?」

武蔵「そうですね、まあ……(苦笑)」

司会「(苦笑を見て)絶対ないでしょ?笑」

武蔵「いや、ほんとに普通にご飯行ったりしてました」

司会「鈴木選手と荒野選手は、世代別代表で一緒だから何もかも知っている?」

荒野「まあだいたいは。笑」

司会「中原選手と荒野選手はアカデミーで、荒野選手が1年先輩なんですよね?」

中原「はい、先輩です」

司会「トップチーム入っても敬語ですか?」

中原「めちゃめちゃ敬語使ってます」

荒野「いやいやいや、そんなことないです」

中原「頭上がらないっす」

司会「本当ですか?」

荒野「いや、中原は生意気です」

司会「お互いなんて呼び合っているんですか?」

荒野「武蔵、彰吾か彰吾ちゃん」

司会「彰吾と彰吾ちゃんは、どういう時に変わるの?」

荒野「リラックスルームでは彰吾ちゃーんって呼びます」

司会「武蔵選手は2人のことなんて呼んでいるんですか?」

武蔵「彰吾、拓馬」

キャンプについて

司会「会場の皆さんからたくさん質問頂いています。コンサドーレ、合宿が長いことで有名ですが、合宿の部屋割りを知りたいという質問が来ています」

荒野「全員分?」

武蔵「全員分は言えないな。笑」

司会「いやいや、この3人で」

武蔵「俺と彰吾が一緒でした。タイ、沖縄、熊本。ずっと一緒」

司会「お部屋はツインベッド? ですよね? 当然ね?」

武蔵「ダブルで俺ら寝るんすか? 笑」

荒野「でも!タイに移動した時、みんなツインだったのに、ソンユンとミンテの部屋だけダブルだったんですよ」

(会場笑)

司会「それ、どうしたんですか?」

武蔵「俺らはそこで寝ればいいじゃんって勧めたんですよ」

荒野「チームのグループLINEにベッドの写真と韓国語で、ベッドが大変だみたいなのが入ってきて。俺らはそこで一緒に寝ればいいじゃんって言ったんだけど、イヤみたいで。こっちはいじりで言ってたのにガチでイヤがってました。笑」

武蔵「彰吾、俺らはさ、ダブルでも良かったよね?

中原「もう全然。笑」

(会場笑)

司会「荒野選手は誰と一緒の部屋だったんですか?」

荒野「菅ちゃんですね。ペットみたいでかわいいんすよ」

司会「菅選手って清潔好きな気がするんですけど、どうなんですか?ベッドとかきちーんとした感じで。」

荒野「まあ、割と僕たちの部屋はきれいな方だったと思います」

武蔵「確かにきれいでした」

司会「ちなみに一番ワイルド(きたない)なお部屋はどの選手のお部屋だったんですか?」

荒野「んー、誰だろう。イメージですけど、深井とチャナの部屋とか。笑。チャナ、意外ときたないです」

セレッソ戦について

司会「先日のセレッソ大阪戦の話題へ行きます」

(会場拍手)

司会「見事1-0で長居の桜を散らしましたね?」

武蔵「やめてください。進藤のめちゃめちゃ滑ったコメントのことは!

荒野「あれはひどかったね、ほんとに」

武蔵「ほんと、あのお辞儀のゴールパフォーマンスといい」

司会「あの時のゴール、DAZNのカメラは完全にロペス選手を捉えていましたよね」

荒野「いや、あの時は武蔵がゴールに詰めてましたね」

武蔵「いやいや間違えてる。俺、アンデルソン・ロペスじゃないよ

荒野「あ、違うの?」

武蔵「みなさんよく見間違えると思うんですけど!」

(会場笑)

司会「遠目だと区別つかないですよね」

武蔵「ほんとにどっちか分からないって、地元の友達にめっちゃ言われるんですよ。」

荒野「俺、知り合いにコンサに双子入ったでしょ?って言われた。笑」

武蔵「コーチにも間違われるし。笑。俺が左足でキックしたら、ナイスロペスって言われた。いや、武蔵ですって」

荒野「そうそう、ヨモさんに。笑」

司会「話をセレッソ戦のゴールに戻して。あの時、進藤選手は何をしてたんですか? 画面に映ってなくて分かりませんでした」

武蔵「なんか一人で自分を指差してアピールしてたんですよ。でも俺らは福ちゃんがすごいいいボール蹴ったんで、福ちゃんナイスボールってみんなで福ちゃんのところに寄っていって。でも俺は進藤が決めたんだろうなって思ってたんですけど、でもとりあえず進藤の方へは寄らずにいました」

荒野「進藤はその状況がおいしいと思ってますけど、俺らはガチで福ちゃんのところに行ってますからね!」

司会「そうそう、ここで荒野選手にこんな質問が来ています。最近、進藤選手にキャラを奪われていませんか?」

荒野「キャラってなんすか! 俺何キャラなんですか。あ、癒やしキャラ奪われているってことですか」

武蔵「全然癒やされない!」

荒野「ロッカー隣同士でいつも俺に癒やされてるじゃん!」

武蔵「全然。こいつ朝からうるさいんですよ」

荒野「(中原の方を見て)俺、うるさくないよな?」

中原「拓馬くん、トレーニング中、ずっとうるさいです」

司会「どういう風にうるさいんですか?」

中原「もう、ずっとしゃべってます」

司会「トレーニングしてるのに?」

荒野「練習中はしゃべらないですよ? 試合中も。筋トレとかしてるときだけです」

中原「今一緒にリハビリやってるんですけど。ずっとしゃべってます」

司会「あ、そうだ、中原選手に聞こうと思っていたんですけど、左足の捻挫、具合はどうですか?」

中原「痛いです」

司会「まだ痛い? 歩くぶんには大丈夫ですか?」

中原「やっと普通に歩けるようになってきたくらいです」

司会「いつごろボール蹴れるようになりそうですか?」

中原「まだちょっと分からないです。結構ひねったんで」

荒野「90度に曲がったもんね」

中原「怪我直後の写真があるんですけど、(腫れが)すごかったです」

武蔵「(後ろのスクリーンを振り返りながら)写真出ないですか?

(会場笑)

司会「怪我したのは長崎戦でしたよね」

中原「そうです。やられましたね。苦笑」

司会「夏ぐらいまでには復帰できそうですか?」

中原「はい、それくらいまでには」

(会場お見舞いの拍手)

浦和戦、清水戦、ルヴァン湘南戦について

司会「それでは今シーズン、ここまでの戦いぶりを振り返りたいと思います。アウェイ浦和戦で初勝利、鈴木選手の見事な2ゴールでした!

(会場拍手)

司会「まずは前半2分のゴール。移籍後初ゴールはどんな気分でしたか?」

武蔵「結構早い時間で、拓馬とも話してたんですけど、あれ、入っちゃったって感じでした。すごい嬉しかったです」

司会「そして、27分。チャナティップ選手からのスルーパスでした」

武蔵「ほんとチャナのボールがめちゃくちゃいいボールで。感謝です」

司会「また、埼玉スタジアムという場所でした。武蔵選手は元浦和サポーターなんですよね?」

武蔵「そうなんですよ」

荒野「そうなの? 初めて知った!」

武蔵「いや、ホントに。笑。俺、群馬県出身なんですけど、よく埼玉スタジアムに田中達也さんのTシャツ買って応援してたんですよ。で、新潟で田中達也さんに会えて、そういうのも嬉しかったんですけど。なので、埼玉スタジアムではずっとゴールを決めたいと思っていたんです。決められてよかったです」

司会「それを赤黒のユニフォームで決めてくれたのはすごく嬉しいですね」

武蔵「あのスタジアムをしーんとさせるのが目標だったんで! 嬉しかったです」

(会場拍手)

司会「これからもずっとしーんとさせてください」

司会「では、荒野選手に! ハードワーク光ってましたという意見、たくさん来てます。開幕戦、調子良かった要因はなんですか?」

荒野「別に自分自身というより、チームの調子が良いからそう見えるだけじゃないですか。チームの調子が悪いと、自分もだめになるタイプなんで」

武蔵「こいつメンタル弱いんですよ、意外と」

(会場笑)

荒野「僕、意外と試合に対して自分の評価ってあんまりしなくて、まあこんな日もあるかなーってくらいでいるんですけど、試合後、菅ちゃんが寄ってきて、『拓馬くん、今日俺と拓馬くん叩かれてましたよ』って言ってくるんですよ。まあそうなんだくらいで流してますけど」

司会「続いて、ホーム開幕戦、清水戦すごい試合になりました5-2。これも前半19分鈴木選手の先制点からでした。ここで鈴木選手にこんな質問が来ています。自分に合わせやすいパスを出してくれるのは誰ですか?」

武蔵「みんないいタイミングでくれますね。彰吾とは去年からやっているんで、どのタイミングで出して欲しいかは分かってくれてますね。拓馬もターンしたら前見てくれますし。みんなコミュニケーションとって、意識してくれるようにはなってます。福ちゃんもいろんなところを見れる選手なんで、そういう人が持ったら走り出すだけです」

司会「中原選手は、長崎時代も含めて武蔵選手に合わせるとき、どんなところを見ているんですか?」

中原「相手から離れる動きをするんで、相手とDFとむさくんとの距離」

司会「むさくん!?」

中原「あ、俺むさくんって呼んでいるんですよ。むさくんとの距離とキーパーとDFのスペースを一瞬で考えて、浮き玉かグラウンダーなのかを(判断して)」

武蔵荒野「かっこいいね!」

荒野「サッカー選手っぽいコメントしてるね!」

武蔵「なんか漫画で出てくる精密機械みたい。距離を一瞬で計算してるんだ!」

中原「俺、サッカー選手なんで……笑」

武蔵「風速何メートルとか計算してパス出すってこと?笑」

中原「そうそう。笑。受けやすいパスを出したいなって思っています」

司会「清水戦なんですけど、5-2というスコアもすごかったんですけど、いろんな意味で記憶に残る試合に……なりましたよね?」

(会場笑)

武蔵「え? なんかありましたっけ? あ……。俺が落ちたやつ?

(会場笑)

司会「俺が。笑。ロペス選手が落ちた時、最初に心配そうに行ったのは荒野選手ですか?」

荒野「僕は、言い方アレですけど、死んだって思いました、もう本当に

司会「跳んだ瞬間を見てたんですか?」

荒野「あ! 消えた! って!」

武蔵「しかも、地面の下見たら、もうこうなって(ぐったり)倒れてたんで」

荒野「うわこれマジじゃんって思って、すぐスタッフ呼んで。すぐ下に行って。隣にいたチャナがダイジョウブ?ダイジョウブってずっと言ってて。いやたぶん危ない危ないってみんなで言ってたんですけど……。したら立ち上がって」

武蔵「そうそう、立ち上がって全然大丈夫だったんですよ! で、大丈夫って分かった瞬間めっちゃ面白くなっちゃって

荒野「(グラウンドに戻る時に)武蔵とあれやばくない? 消えたよねって(爆笑していました)」

司会「あれ3メートルありますからね……。あのあと札幌ドーム側って対策ってしたんですか?」

荒野「いや、してないと思いますよ」

司会「まあ、飛ぶなって話ですよね」

武蔵「はい、飛ぶ人が……(いけないってことです)」

司会「そのあと、ロペス選手は何か言っていましたか?」

武蔵「いや、何も言ってなかったんですけど、そういえばセレッソ戦で…俺見てたんですけど! ロペスがゴールしたみたいになって、ロペスが看板を越えようとしてこうやってて、結局止めて! めちゃくちゃ面白かったです」

司会「私も見た見た! 学習したんですね」

武蔵「いや、全然大丈夫なんですけどね、1メートルの看板越えるだけなんで。トラウマがあるんですね。」

司会「もうひとつ、事件というほどではないですけど、ロペス選手の1点目。鈴木選手が獲得したPKでしたよね。蹴ったのはロペス選手だったんですけど、後からスポーツ新聞などの記事を読むと、蹴ってもいい? って言ったとあったけど、実際はどう言ったんですか?」

武蔵「ええまあ、今シーズンまだ得点取ってないからみたいな感じで」

司会「そんなに長いことしゃべったんですか?」

武蔵「いや! なんというか、英語でワタシノーゴールみたいな、今シーズン。同じFWとしてゴールしてないと焦る気持ちは分かるんで、1点取ったらここから乗ってくれるかなと思ったら、そこからさらに3点取ったんで、うわ! 譲んなきゃよかったと思って

(会場笑)

司会「返せよって感じですよね。笑。サッカー選手ってPKは誰が蹴るってどうやって決まるんですか?」

荒野「だいたいFWだよね」

中原「蹴りたい人が蹴ればいいんじゃないですか」

荒野「そう、俺は自分が倒されたら自分が蹴ろうと思ってますけど」

司会「中原選手は自分がPK獲得したら蹴りますか?」

中原「蹴んないです。笑」

(会場笑)

司会「そういう時はむさくんを呼ぶ?笑」

中原「はい、たぶんすぐ寄ってくると思うんで。いいよって。」

司会「ルヴァンカップの湘南戦、鈴木選手ハットトリックです!」

(会場拍手)

司会「その1点目はルーカス選手が獲得したPKですよね。蹴ってもいい? って聞いたんですか?」

武蔵「いや、(聞かないで)もう蹴る!って(断言しました)」

司会「なるほど!」

武蔵「ゴール欲しかったんで!」

司会「譲ってくれた選手に、あとからお礼したりするんですか?」

武蔵「いやあもう、心からの感謝ですね。ほんとに。ありがとうって伝えました」

3連敗について

司会「で、その後の試合、鹿島、名古屋、大分に3連敗。チームの雰囲気は荒野選手、どうでしたか?」

荒野「まあ別に。悪くはなかったと思いますし……。名古屋戦は完敗したなってのはありますけど。鹿島も自分たちのミスから失点してしまいましたし、鹿島の戦い方がうまくて自分たちも学ばないといけないなってしゃべってました。
名古屋戦も負けましたけど、俺と武蔵と一希とソンユンで飯食ってる時に、こっからまた行こうぜみたいな話し合いもできたし。下向いている選手はいなかったんで。
で、行くぞ!って大分戦行ったら1分でやられましたけどね」

(会場笑)

武蔵「あれは、ほんとに心がキツイんですよ」

荒野「ミシャもミーティングでここ何試合も失点が多いから、失点するなみたいな感じで言ってて。俺らもゼロで行けば絶対勝てるからって言って。行ったんですけど開始1分で取られて、え? また? みたいな。ウソでしょって。苦笑」

(会場笑)

武蔵「お客さんもキツイと思いますけど、僕らも本当にキツイ。心がもう……苦笑」

司会「折れそうな感じに?」

荒野「そう。でもこういうのって続いちゃうものだと思うんで。この3連敗がありましたけど、ここからずっと勝っていってシーズン終わったときに、結局3敗しかしなかったねっていう風になれば」

(会場拍手)

荒野「って去年も思ってました! なので。な?(中原に無茶振り)」

中原「う、うん…苦笑」

武蔵「ずっとしゃべってないけど大丈夫?」

荒野「今日は彰吾をしゃべらそうと思って(振りました)」

武蔵「マイクを口元に置いておいて。ずっと」

荒野「全部の質問に対して答えて!」

中原「おけ。頑張っていきます」

司会「中原選手、マイクの持ち方がボーカリストみたいですよね!」

(会場笑)

司会「カラオケとかよく行くんですか?」

中原「いや、そんなに行かないです」

司会「マイクの持ち方がカッコいいです」

中原「そんなに言われたらもう持てなくなっちゃう……。苦笑」

(会場笑)

司会「3連敗といえば、去年湘南の2018年のDVD、3連敗直後のロッカールームでの大激論の映像が話題になってますが知ってます?」

荒野「最近流行ってますね! 今日、トイレで見ました」

司会「トイレで! ゴールキーパーの秋元選手とMFの梅崎選手がちょっと言い合いをしていて……。ものすごいガチの口論があったんですけど。大分戦の後のコンサのロッカールームの様子ってどうだったんですか?」

武蔵「いいやもう、どんより……

(会場笑)

司会「切れるエネルギーも残ってない?」

武蔵「ほんと残ってないす……」

荒野「もう終わった……疲れたって言ってお風呂入ってました。もうみんな暗かったです」

武蔵「ほんと暗かったですね、あの日は、さすがに」

司会「でも一晩寝れば大丈夫?」

荒野「僕けっこう、よし次行こうぜみたいなタイプなんで、けっこうみんなに行こうぜって言うんですけど、この日はちょっと場違いかなと思って。その時だけは。
まあでも俺いい意味で空気よめないとこあるんで、盛り上げというか次行こうよっていう話にはなってたかなとは思います」

司会「そのあとのルヴァンカップで、ペトロヴィッチ監督が練習着で指揮をとったら勝ったから、験を担いでセレッソ戦も練習着で指揮をとったことは気づいていましたか?」

武蔵「もう、言ってました。試合前、いつもスーツだけど今日はジャージでみんなと一緒に戦っているという意味でジャージなんだって」

司会「選手はそういうの聞くと燃えますか?」

武蔵「燃えますね。ミシャは選手を盛り上げるのがすごくうまい

司会「選手は験担ぎをするんですか、中原選手?」

中原「なんすかね……。ピッチに左足から入るとか」

司会「なんか理由があるんですか?」

中原「いや、なんとなくですけど」

荒野「だから左足怪我したんじゃないの?」

(会場笑)

武蔵「その験担ぎ、変えたらイイんじゃない?」

中原「変えようっかなー、じゃあ……」

武蔵「でも右足で入って右足怪我したら困るから、ジャンプで入れば

中原「両方同時にね。次からそうするわ……苦笑」

(会場笑)

武蔵「みなさん(今度の出場)注目していてください」

武蔵への質問

司会「実はひとりひとりにも聞きたいという質問がたくさん来ています」

司会「まずは武蔵選手、あらためてようこそ北海道コンサドーレ札幌へ!」

武蔵「ありがとうございます」

司会「質問で多かったのが、コンサを選んでくれた理由はなんですか?というものです」

武蔵「(荒野を見てニンマリ)エヘヘ」

司会「なんで荒野選手を見て笑うんですか?」

武蔵「いやあ、拓馬のおかげって言ったほうがいいのかなと思って。笑」

荒野「いや、違うでしょ。笑」

司会「移籍に際し、代表で一緒だった荒野選手や、長崎でチームメイトだった中原選手からのプッシュはありましたか?という質問も来ています」

武蔵「いやもう、猛プッシュでした。拓馬からは特に、一緒にサッカーやりたいし、絶対成長できるから絶対来たほうがいいよ、監督もいいからって言われて。でもほんとに現場の声というか選手の声って一番大事なので、それが聞けたっていうのは良かったし、ほんとに拓馬が背中を押してくれたっていうのはありますね」

司会「荒野選手、功労者ですね」

(会場拍手)

司会「中原選手からは情報収集したんですか?」

中原「俺、なんもないよね?(小声)」

武蔵「う、うん」

中原「なんか行くわ〜くらいの連絡もらって。やったーみたいな感じで。」

司会「札幌で会えるねみたいな?」

武蔵「いやー、俺は彰吾がいてほんとよかったーと思ってました」

司会「やはり不安なところありますよね。初めての北海道だし」

荒野「意外と武蔵は人見知りなんだよね」

武蔵「そうです、人見知りなんです」

司会「ほんとうですか?」

荒野「まあ、一日で馴染んでましたけどね」

司会「実際にコンサドーレに来てからのチームの印象はどうですか? という質問が来ています」

武蔵「みんなほんとに優しくて、いい人ばっかりなんで、すごい自分が出しやすいです」

司会「武蔵選手のらしさはすでにだいぶ出てますか? 中原選手?」

中原「いやもう、すぐですよ! スゴイ……

(会場笑)

司会「次の質問、札幌の応援はどう感じますか? 聞こえていますか?」

武蔵「もちろん!」

司会「特にホームではどうですか?」

武蔵「ほんとカッコいいですし、ホームがドームで、ホーム開幕戦でスタジアムが真っ暗になってからパッと明るくなるヤツとかめちゃくちゃカッコいいと思いました。しかも応援も熱いし、アウェイにも遠いのにたくさん来てくださって、ほんとに熱い! っていう印象です」

司会「ペトロヴィッチ監督のもとでサッカーをしたいという気持ちも強かったと思いますが、実際プレーしてみて刺激になっているのはどういうところですか?」

武蔵「いままでの指導者は、どんどん動いてボールを引き出していけって言っていたんですけど、ペトロヴィッチ監督はタイミングと動きの質で相手を剥がしていけと言われていて、それは今まで言われていたことと真逆で一番衝撃的でしたし、勉強になっています」

司会「そして、リーグ戦の結果、代表に初招集ということになりました」

(会場拍手)

武蔵「ありがとうございます!」

司会「世代別では、荒野選手と一緒に青いユニフォーム来ていますが、やはりA代表は違いますか?」

武蔵「そうですね、そこを目標にやっていたんで、選ばれた時は嬉しかったです」

司会「コロンビア戦、ボリビア戦がありましたが、生のハメス・ロドリゲス選手、ファルカオ選手、どうでしたか?」

武蔵「ハメス・ロドリゲス選手は、めちゃくちゃサッカーうまいですし…

司会「サッカー選手がサッカーうまいって。笑。やっぱりうまいんですか?」

武蔵「いや、ほんとにうまいんですよ、ほんとにうまい。笑。そしてなんせ、めちゃくちゃイケメンなんですよ。生で見るともう! より一層! カッコいいなあーって思ってました。ずっと」

司会「あはは、どうしたんですか? 荒野選手?」

荒野「武蔵、負けてないよ」

司会「負けてないですよね!」

(会場拍手)

司会「コンサから世界へというのは大事なチームのコンセプトですが、鈴木選手から見て今のコンサドーレ、このまま行くと代表行けるんじゃないかっていう選手、複数いますか?」

武蔵「はい」

司会「たとえば?」

武蔵「たとえば。笑。3バックとかだったら、進藤とか福ちゃんとか入りそうだなーって、いつも思っているんですよね。でも代表は4バックなんで。3バックだったらあの2人は日本でもトップなんで。技術も。進藤は高さもあるし。もうほんとに入り…そ…うだなっていう……(なぜか苦笑い)」

(武蔵、荒野を見て)

武蔵「ついでに荒野選手……」

荒野「え? マジ?」

武蔵「エヘヘ」

司会「荒野選手もそういう思いはありますよね?」

荒野「はい、もちろん」

司会「え、それだけ?」

荒野「ええ、もちろんあります!」

司会「社長も記事の中で、今のコンサからは複数の選手が代表に選ばれてもおかしくないと言っていますので、私達も応援していきたいと思いますので、リーグ戦頑張ってほしいと思います」

司会「さて、こういう質問も来ておりまして、新作のモノマネはありますか、高田さん?」

武蔵「新作!?

荒野「キツw」

武蔵「エヘヘ、僕、芸人じゃ…」

司会「ここに道新ホールの時計がありますけど、高田さん」

武蔵「新作じゃなくて良いなら大丈夫ですけど」

司会「お願いします」

(武蔵モノマネ)

司会「ありがとうございます! すいません、こんなことをサッカー選手にお願いして」

武蔵「エヘヘ」

司会「ぜひ野々村社長のモノマネもマスターしてほしいという声も一応お伝えしておきます」

武蔵「いや、それはめちゃくちゃ難しいですよ」

中原への質問

司会「それでは、中原選手! おまたせしました。3シーズンぶりおかえりなさい!どうですか久しぶりの札幌、コンサドーレは?」

中原「いやーもう、がらっと変わって」

司会「何がガラッと変わってましたか?」

中原「全部ですね。選手も監督も変わって、すごいいい雰囲気ですし、戦術も素晴らしいですし、あとは頑張るだけかなと思います」

司会「チームの外から見ていた時の、コンサドーレの変化はどう感じていましたか? 特に荒野選手はプレーはどうでしたかというピンポイントの質問も来ています」

中原「あーまあ、サッカーがガラッとつなぐサッカーに変わって、やっぱり札幌の試合は気になってDAZNで見たりもしてました。拓馬くんのプレーは見てなかったですけど。笑。でも拓馬くんも運動量あるし、すごいいいサッカーしているなって思って見てました」

司会「久しぶりの札幌、一番最初に行った、行きたい場所はどこですか?」

中原「行きたい場所……? まず、寿司かジンギスカン食べたと思います」

司会「あ、もう行きました?」

中原「もう行きました」

司会「ご実家は札幌ですか?」

中原「そうです」

司会「忙しいと思いますが、ご実家帰ってますか?」

中原「たまに、はい、帰りました。おとといにも帰りました」

司会「20日がお誕生日ですよね? お誕生日で26歳ですよね。うちの息子と同じくらいの年齢なんですけど、LINEを送っても既読にすらならないんです。親からのLINEはちゃんと読んでますか?」

中原「読んでます読んでます。家族LINEもあるんで」

司会「いい息子さんですね」

中原「僕はあんま返信しないんですけど、親とお姉ちゃんで盛り上がってるのをぱっと見て流します」

司会「さて、サッカーの質問です。どのポジションでレギュラーを取りたいですか?」

中原「自分的にはボランチが一番やりたいポジションではありますけど、ミシャサッカーは結構複雑で難しいなという印象で、それを痛感してまして。やっぱ、拓馬くんすごいなーって」

司会「今季の目標、3〜5年後の目標を教えてくださいという質問です」

中原「やっぱり札幌でレギュラー掴むために来ましたし、そこで頑張りたいと今は思っていますし。どこに行っても自分の楽しいサッカーをしたいとは思っています。むさくんみたくA代表目指してやりたいと思います」

(会場拍手)

荒野への質問

司会「おまたせしました荒野選手!」

荒野「(会場に手をやりながら)この雰囲気はおまたせしました、で良いんですよね。笑」

司会「おまたせいたしましたです。運動量の多い荒野選手、今年も走ってくれますか、とか、開幕戦良かったです、今までのハードワークに加えて、今年は何かが違う、何か進化したという声がたくさん来ています。ご自身の中で練習とか試合で、去年との気持ちの変化ってあるんですか?」

荒野「いや、特にないんですけど、今年は年明けからすごい風邪を引いてますね。高熱4回出てるんで。12月オフシーズン終わってすぐ40度くらい熱でて、そのあと年末インフルエンザにかかって菊さんの結婚式行けなくて、キャンプ行ってタイ行った初日高熱出て、こないだの一週間空いたときも高熱でて、今年、結構熱出るなって感じです」

司会「それで要らないものを出しているのかもしれませんよ?」

荒野「いや、どうなんですかね、体が弱いんだと思います」

司会「体弱いんですか?」

武蔵「そうですね、熱出たせいかわからないんですけど、ずっと声が枯れてるんですよ

荒野「ちょっとまって! 中2の春からこれ! 病院行って採血する時に、ちょっと喉苦しそうですよねって言われて、地声って言えなくて、咳をする小芝居を挟んでやりましたわ」

司会「いつからその声なんですか? っていう質問も来てたんです」

荒野「中2の春です!」

司会「ボランチは難しいけどやりがいのあるポジションだと思いますが、今は深井選手とのダブルボランチですが、バランスなどはどうですか?」

荒野「僕は一希とは中学のときからやってるんで、声かけなくても目は何回も合いますし、お互いのやりたいことは分かっているのでやりやすいです」

司会「ボランチは激戦区ですが、他にやりたいポジションはあるんですか? という質問もきてます」

荒野「最近やりたいプレーがあって。キーパーで、コーナーキックをキャッチしてそのままドリブルで運んでいくっていうのをやりたくて。笑。いつか誰か退場して俺がキーパーやるときが来たらそれやってみようかなと。ミシャはドリブルで運んで取られて決められても、俺のサッカーはそういうサッカーだから大丈夫っていうね」

武蔵「そうなの!?」

荒野「そうだよ! ソンユンがキャッチして出すところがなかったら、ソンユンドリブルしていけって練習でめちゃくちゃ怒られてたから! たまにソンユン自分で運んでいくから。それでたとえば取られて決められても、それがミシャのサッカーだって多分言ってた

司会「多分!?」

武蔵「曖昧……笑」

荒野「いや言ってた! 多分……」

司会「今シーズンとんでもないスーパープレーが見られるかも知れないですね」

荒野「いやー、そうっす」

司会「サッカー以外の質問も来ておりまして。刈り上げは何日ごとにカットしてるんですか?」

荒野「すごい髪型のこと言われる!」

司会「それ刈り上げって言うんですか?」

荒野「まあ、一応刈り上げてます。いやまあ気分ですね。ちょっと伸びたのでもうやりたい。自分に髪型に合う髪型がないんですよ」

司会「いや、似合ってますよ今の」

荒野「ホントですか?」

司会「ここみなさん拍手するところですよ」

(会場拍手)

武蔵「でも俺は長いときの方が好きですけどね。襟足」

司会「長いころ、もう忘れちゃいました」

荒野「昔、襟足が長いことがあって。武蔵に代表で会うたびに襟足のおばけって言われてて、それが超イヤで」

武蔵「俺らにいじられすぎて、刈り上げにしちゃった……」

司会「なるほど。笑。それからゴールへの渇望があると思いますが、今季何ゴール目指しますか?」

荒野「開幕前に、取材で武蔵と合わせて15点て言ってたよね」

司会「あれ? オフィシャルブックで20点って言ってませんでした?」

荒野「え? そうだっけ」

武蔵「覚えてないす。笑」

荒野「まあ、点、取れればいいですけど。まあ、そんなに僕は……」

中原「たぶんとれない…笑」

(会場笑)

荒野「たぶんいつか点はとれると思いますけど、点を取ることよりもっと大事なことをしないといけないで。武蔵に点を取ってもらう場所なんで」

司会「むさくんに」

荒野「むさくんに。」

最後にメッセージを

司会「最後に3選手からそれぞれ、ここを見て欲しい、ストロングポイント、2019年の豊富、みなさんへのメッセージお願いします。野々村社長も袖で聞いているので、アピールがアレば混ぜてくれても笑」

武蔵「自分の特長をどんどん出してゴールを決めるというのが目標ですし、ミシャのサッカーと自分の特長を融合させて、もっともっといろんなパターンで点を取れるようになっていきたいですし、チームとしてはACL目指して一試合でも多く勝ち点取っていきたいですね。
(袖の野々村社長を見ながら)あとほんとに僕は誠実で心優しくて、すごい真面目なんでそれだけが取り柄なんで、よろしくお願いします」

司会「それでは中原選手お願いします」

中原「まずしっかり足を治して、拓馬くんのポジションしか奪うところないと思うんで」

(会場笑)

荒野「一番カンタンみたいな言い方やめてもらっていい?笑

中原「そこを奪えるように頑張りたいと思います」

荒野「社長にアピールは?」

中原「(袖の野々村社長を見ながら)……いい選手なんで頑張りまーす」

司会「では荒野選手お願いします」

荒野「今年も去年同様、熱い応援ありがとうございます。エヘヘ……」

武蔵「大丈夫? 緊張してる? 笑」

荒野「うん、最後だし。笑。今年は僕自身の目標として、応援してくれてる人のために頑張るっていうのを決めて頑張ってるんですけど、まだみなさんの期待に答えられてないと思うんで早く僕も怪我を治して、復帰したときには僕のどんどん前に行くプレーを見て…(武蔵を見て)なんで笑ってるの」

武蔵「いや、なんか会場じゅうがざわざわしはじめて」

(動画見ても何故ざわざわしたのか分かりませんでしたが、荒野選手が真面目なことを言っていたから?)

荒野「なんで? ぜんぜんわかんない!」

中原「もう一回最初からやろうか」

荒野「まあ、今日は本当にありがとうございました!」

武蔵「社長にアピールは?」

荒野「まあ、社長とも僕は長い付き合いなんで、言葉は要らないですけど、疲れた時には二人でご飯でも行って…ほんとに言葉は要らないっす」

以上です!
下記から動画も見られます。

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