2019年J1第24節、ホーム・札幌ドームにて、首位FC東京戦です。
お互いの意地がぶつかり合う好ゲームとなりました。
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スタメン
GK 25 ク ソンユン
DF 3 進藤 亮佑
DF 20 キム ミンテ
DF 5 福森 晃斗
MF 19 白井 康介(71’)
MF 27 荒野 拓馬
MF 10 宮澤 裕樹(74’)
MF 4 菅 大輝(83’)
MF 9 鈴木 武蔵
MF 18 チャナティップ
FW 48 ジェイ
GK 1 菅野 孝憲
DF 2 石川 直樹
MF 23 中野 嘉大(83’)
MF 26 早坂 良太
MF 7 ルーカス フェルナンデス(71’)
MF 8 深井 一希(74’)
FW 13 岩崎 悠人
試合雑感
前半
序盤は、立ち上がりからハイプレスに来るFC東京。それをかいくぐってボールを回す札幌という構図。ガツガツ来る東京相手にも、大きなミスなく的確に回す姿に頼もしさすら感じます。
札幌の「このパスが通れば」というミドルパスがカットされることが多く、紙一重の攻防が繰り広げられました。
27分。チャナの粘り鬼キープからのチャンス、ジェイのシュートはゴール枠外。
このチャナの粘りはすごかったんだけど、がっつりユニフォーム引っ張られているし、あれファウル取らないの?っていうシーン。倒れなければいいってもんじゃない気が。
東京陣内でセカンドボールが取れず、取れても次のパスが雑でつながらないシーンが目立つ。相手のプレッシャーがキツイのかもしれませんね。
38分には相手FKから失点。
🎦 ゴール動画
🏆 明治安田生命J1リーグ 第24節
🆚 札幌vsFC東京
🔢 0-1
⌚️ 38分
⚽️ 渡辺 剛(FC東京)#Jリーグ#札幌対FC東京
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXumQp pic.twitter.com/hWRFJwHsmX— Jリーグ (@J_League) August 24, 2019
いやな場所でファウルを与えてしまった。
東京に流れが来ていた時間帯でキッチリ決めてくるしたたかさはさすがです。
札幌、セットプレーからの失点、ちょっと最近多いかもしれません。
お互い攻守の切り替えが早く、見応えのある前半。
前半を見て「息苦しい」って表現をしていた人がいたけど、まさにそれ。東京の圧がすごくて隙がありませんでしたね……。
後半
開始早々の47分。札幌が立ち上がりのいい時間帯でのゴールで、同点に追いつきます。
🎦 ゴール動画
🏆 明治安田生命J1リーグ 第24節
🆚 札幌vsFC東京
🔢 1-1
⌚️ 47分
⚽️ ジェイ(札幌)#Jリーグ#札幌対FC東京
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXumQp pic.twitter.com/mQnN7MWHHe— Jリーグ (@J_League) August 24, 2019
菅の早いグラウンダーのクロスからのゴール。クロスで狙ったのは前にいたジェイではなく、後ろから走り込んだ武蔵。武蔵のシュートは前にいたジェイがコースを変え、ゴールへ。
菅からのあの位置からのクロス、清水戦の時のようにジェイを狙うかと思ったけど、武蔵の位置がよく見えてましたね。
ゴール後も札幌の波状攻撃。
この時間帯に追加点が取れればという展開。
その後、目立ったのは小競り合い。
ミンテと永井の競り合いからのワーワー。
福ちゃんとディエゴのワーワー。
ジェイとジャエルのワーワー。
武蔵と森重のワーワー。
こんなに小競り合いが連発するのも珍しい。今日はファウルを流し気味の審判でしたが、ちょっと流しすぎたような気も。結果としてヒートアップを招いてしまったようにも見えました。
後半はさすがのFC東京も足が止まり、オープンな展開に。こうなると、永井&ディエゴでゴール前に迫る東京の形が怖いながら、前掛かりになる札幌の攻撃も面白いという、息も付かせぬスリリングなゲームになり、めちゃくちゃ見応えがありました。
このままお互い追加点は奪えず、1-1でのドローとなりました。
やはりFC東京は上手くて強い。その隙のなさに舌を巻きましたが、その首位東京相手にシュート数16対12と、攻撃的に試合を進められたのではないでしょうか。
首位東京相手に互角な試合ができたことは、今後の自信に繋がると思います。
個人にフォーカス
熱いミンテ
今試合もソンユンのナイスプレーが光りましたが、今日はそれよりDF陣、特にミンテの体を張ったプレーが見事でした。
強力FWの永井、ディエゴ相手に、流れの中から得点を許さず。スピードで負けていてもうまく体を入れてのライン際の攻防には本当に頼もしさを感じました。間違って東京サポに向かって煽りを入れてしまったのは反省。
鬼キープチャナ
今日も安定感抜群のボール運び。
東京の複数人数での囲い込みや、ユニフォームを引っ張られるプレーをものともせず、決定的な仕事をし続けました。なぜ転ばないのか。どういうトレーニングをすればそうなれるのか。
「ここで奪い切る」と人数をかけて寄せてくる相手を突破すれば、そりゃチャンスに繋がりますよね。その突破後のパスの精度も高く、高次元でチャンスを演出し続けたと思います。
後半の躍動が光った菅
後半躍動したのが菅。
最近右サイド白井の活躍が目立ちますが、左も負けていられんと言わんばかりの活躍。
得点に絡む折返しをはじめ、大きなサイドチェンジ、中への切り込みと、たくさんの積極的なプレーを見せてくれました。いいぞ!
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次節の予定
勝点36として7位で24節を終えました。
次節は8月31日(土)アウェイ・ノエビアスタジアム神戸にて、ヴィッセル神戸戦です。
最近めちゃくちゃ噛み合ってきている神戸相手に、どんな戦いを見せてくれるのか。楽しみです。
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