思いがけず、英語がほとんど話せない僕が、外国人と1時間に渡ってコミュニケーションを取り続けた話です。
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はじまり
東京駅から成田空港へ移動するバスに乗ったのですが、ほぼ満席。
かろうじて空いていた外国人の席の隣に滑り込んで座りました。
隣に座っていたその外国人は、銀髪の50〜60歳くらいの女性。
すると、その女性がぼくのリュックを指差して「ステキなカバンですね、どこのブランドですか?」みたいなことを話しかけてきました。もちろん英語です。
英語がほとんど分からない僕は滝汗をかきながら、「ありがとうございます」と英語で返事。
それだけだと素っ気ないので、その人が持っていた重そうなリュックを指差して「大きくて重そうなリュックですね」とかたことの英語で話してかけてみました。登山にでも行くかのような大きなリュックだったためです。
といっても、「ユア バッグ ベリー ラージ アンド ヘビー」みたいな、単語の羅列です。
すると「クレイジーな大きさでしょう?これからインドに行く予定です」みたいなお返事が返ってきました。
カタコトでも通じることの喜び
なんとなくのカタコト英語が通じると嬉しくなるし、その人もカンタンな英語で話してくれるので、意外とコミュニケーションが取れることに感動。
とは言っても、英語の会話なんて本格的に勉強したことはないし、全てがほとんどぶっつけ本番。
中学生レベルの単語を並べてなんとかやりとりを続けました。
また、スマホをフル活用。翻訳機能を駆使し、これから行く場所のことなどをGoogleマップを使いつつ、なんとかコミュニケーションを構築。いい時代だ。
こちらもつたない英語が通じると楽しくなってきて、単語の羅列ながら調子に乗って質問をしてみたりで、気がつけばバスの1時間話しっぱなしとなりました。
「マイ イングリッシュ イズ ノットグッド」みたいなことを言った時に、「まったくそんなことはない。全然理解できる」的なことを言ってくれたので、こちらも気が軽くなったおかげもあります。
「東京は2回目」「銀座に泊まった」「来年はオリンピックを観に来る」「寿司が好き」「かわいい、ありがとうなど、日本語はいくつか知っている」「西海岸に住んでいる」「これからインドに向かう」「今日は成田に泊まる」みたいなことが理解できました。すごくないですか??笑。
こういうときには自分の国のこととか、生まれや育ちや家族のことがメインの話題になるので、ある程度説明できるように自分のバックグラウンドを知っておくことも大事だなあと改めて。
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おわりに
こんな時にもう少し英語話せたら、もっと楽しいんだろうなあとは思うけど、英語って普段から使うモノではないので、なかなか勉強に時間を割けないのが現実。
自分は日本語についても、しゃべること全般あまり得意ではないし好きではないけど、英語だったら「伝わることの楽しさ」が先に来るので、英語の勉強も面白いかもと思ったり。
その反面スマホを介して、お互いが歩み寄るコミュニケーションがここまでできればそれでもいいかなあとか。
なんだかんだいって、けっこう楽しく、いろんなことを考えさせられた時間となりました。
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