目玉焼きに何をかけて食べるか。
私は今までの人生でずっと「醤油」をかけて食べてきました。
たまにソースで食べる人の話も聞きますが、ありえません。醤油一択です。
一方、妻は「塩」で食べます。
目玉焼きに塩。塩……? うーん、ありえません。
妻もまた、塩一択の人生です。
改めて、私が目玉焼きを醤油で食べる理由を考えてみると「親がそうだったから」以外に理由が見つかりません。妻が塩で食べる理由も「親がそうだったから」だそうです。
「目玉焼きに何をかけて食べるか」は、家庭の状況が大きく関わってきそうです。
そんなわけで長らくの間、私は醤油、妻は塩で目玉焼きを食べていました。
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人生初、塩で目玉焼き
ある日のこと、醤油が切れてしまい、目玉焼きにかける調味料に困りました。
妻に促されて、塩を振ることにしました。
あまり気が進みませんでしたが。
今までの人生で塩で食べたことは、記憶の限り一度もありません。
醤油派の私としては、塩での目玉焼きは違和感の塊です。
恐る恐る一口食べてみると、
ん……?
あれ……?
意外と美味しい。
思った以上に味がしっかりしているし、あっさりしていて普通に美味しい。
塩が口の中でじんわり溶けるところも良い。我が家では岩塩をゴリゴリ削るタイプの塩を使っているので、粒子が荒い塩なのです。
妻が「醤油は目玉焼きにかけると少し生臭さを感じる」と言っていたことが、少し分かるような気がしました。塩だと、とてもあっさりなのです。
へえ。
世界観が変わりました。
意外と良いじゃん。
それからというもの、完全に塩派になってしまいました。
毎日、塩で目玉焼きを食べています。
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こじつけたまとめ
「目玉焼きにかける調味料を変える」ことは、長い人生の中でもそう起こることではありません。ちょっとした革命です。妻が塩で食べていなければ、変わることはなかったでしょう。
今までの常識やこだわりを疑ってみると、新たな発見がありそうです。
これは簡単なようで難しいことですが、意識してみると良いかもしれません。
ちなみに卵焼きには砂糖は入れない派です。
こちらの価値観は変わらない気がします。
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