2020年1月11日(土)、コンサドーレキックオフ2020イベントが行われました。
キックオフの様子はアプリやテレビでも中継され、たくさんの人が視聴できました。良い時代になりましたねえ。
そのキックオフイベントの中でも話題だったのが、選手が進行するトークコーナー。
たくさんの名言が生まれました。
トークは放送を見るのもよいですが、テキストで読み返すとまた違った楽しさがあると思います。
というわけで、トークの内容をテキストで起こしてみました。
大きく分けて3部構成だったトークコーナー。
今回まとめたのはMC進藤、出演はソンユン・ミンテ・チャナ・ルーカス・ロペスという、外国籍選手のコーナーです。
このコーナーで光ったのはやはり進藤のトーク能力ですね。
本イベントで3本あったトークコーナーの中でも、抜群のMC力だったと思います。
みんなとの息もとても合っていて、面白くてニヤニヤしながらまとめました。
それではMC進藤による、進藤&外国籍選手たちのトークコーナーまとめ、どうぞ!
スポンサードリンク
スポンサードリンク
進藤&外国籍選手たちのトークコーナー文字起こし
進藤「今年からお金取ってるらしいじゃないですか。お金取ってるって聞いたから、え、やっぱりこっちが高いんですか?(中央を指差しながら)」
司会「高いです」
進藤「こっちがどんぐらい? 1,000円くらい?」
司会「1,000円です」
進藤「こっち(1,000円席)にはなんらかのたぶん、サービスがあるということですよね」
司会「たぶん事前に進藤選手のオンステージがあるって告知していればアリーナも1,500円でいけたんじゃないかと思います」
進藤「そうですよね。キャパが。あれですよね。列みんながきたえーるの周りに並ぶから、近くに迷惑かかるからってめっちゃ裏で言ってました。気をつけてみんな」
(会場笑)
進藤「なんでもお金にしましょう。あ、スーツも売るって言ってました。ぜひ買ってください。」
進藤「全然買う気ないじゃん!(会場を見て)」
司会「あんなにかっこいいのに」
進藤「お願いしますね」
司会「じゃあ聞いてみましょうか。ユニフォーム買ってくれる方?(会場に向けて)」
(会場拍手)
進藤「ユニフォームは結構ね多いんですよやっぱり。ありがとうございます」
司会「スーツは?(会場へ問いかける)」
(パラパラと挙手)
進藤「(会場を指差して、顔を)覚えた覚えた覚えた」
司会「2階にも3階にもいらっしゃいました」
進藤「ありがとうございます」
司会「公式ホームページをチェックしておいてください。ありがとうございます」
進藤「いやいやいや、こんなまさか、ひとりで喋るとは思いませんでしたけど。なんですか、今日は僕のオンステージでいいんですか。オフの話でもしますか」
司会「聞きたいです」
進藤「僕ねロスに行ってて。ロスの空港に着くじゃないですか。友達と行ったんですけど、レンタカーでわーって行って。
で、僕ら最初ごはん何もなかったんで、マックに。向こうではマクダーナルって言うらしいんですけど。
向こうって番号札じゃなくて、名前で呼ばれる。『名前はなんですか?』って聞かれるんですけど、あの僕、りょうすけって言うんですけど、みなさん知らないかもしれないですけど。
「りょうすけ」って伝えたら「ジョセフ」で呼ばれて。
(会場笑)
そっから友達にずっとジョセフって呼ばれてました。なかなか難しい話なんですよね。発音も難しいじゃないですか。りょうすけがジョセフに」
司会「これから出てくるみなさんにはもうジョセフって呼ばれているかもしれないですね」
進藤「選手アンケート、ニックネームにジョセフって書いてきました、さっき。ホームページにはジョセフってたぶん書いてあります。
いろんなことが。いろんなことがありました」
司会「いろんなことがあったんですけど、ジョセフエピソードのみですか」
進藤「いや、そんな時間ないの?(舞台袖を指差しながら。スタッフに確認)
そんな時間ないんですか、じゃ呼びますか。もうちょっと喋りたかったな」
司会「今回のトークショーのテーマは各国選手とのコミュニケーション、ということで。それでは、このコーナーに参加してくれる選手の登場です」
ソンユン、ミンテ、チャナ、ルーカス、ロペス登場
司会「ということでみなさんに出てきていただきました。さきほど進藤選手のお話もロスでのお話でしたけれども、みなさん言葉の壁を超えてここ北海道・札幌・日本で活躍しているといことですから、そんなみなさんと日本を代表した経験のある進藤選手とどんな会話が盛り上がっていくのか、進藤選手にMCを務めてここは進めていただこうと思います」
司会「じゃこの時間は『ジョセフの部屋』という感じで」
(会場笑)
進藤「(司会の)二人は仕事する気ないですか?」
司会「ないです」
進藤「あ、本当ですか。じゃあなんだろうなあ。オフの話でも聞きますか? オフの話したい人いますか?」
(会場笑)
司会「挙手制ですか? オフの話したいひとー? したくないって」
進藤「じゃあミンテ。ミンテはどんな?」
ミンテ「日本語がわかりません」
(会場笑)
進藤「ほんとよくないよね、ほんとに! いや!(ミンテを指差してツッコミながら)
あのー、試合で、ファウルとかあってプレーオンになるじゃないですか、相手が例えばチャンスだったらミンテがファウルしてプレーオンになって。
そして審判が誰がファウルしたか探すじゃないですか。そしたらミンテはその時だけ日本語わからないふりして結構俺危ない時あるんすよね。結構早い段階で僕3枚イエローもらってたんで、名乗り出てほしいんですけど」
(会場笑)
進藤「まあまあいいや、そしたらソンユン、なんか、頼む頼む(次の発言して)。
みんな何、オフはそんなに…? トレーニングかな? ロペスは結構トレーニングしてたのかな?
ね。でもあれトレーニング……、してるときはしてると思うんだけど、それ以外は遊んでるんでしょ? ちゃんと」
ロペス(ウリセス)「もちろんオフは満喫するためだから。その中でも準備を、あなたと違ってちゃんとしてきてます」
(会場笑)
司会「あの、一説によるとウリセスさんの通訳は、選手の言ったことをちゃんと伝えてない可能性があるっていう」
進藤「多いのよ、言葉が。言うわけないもん、『あんたと違って』とか。絶対言わないもん」
(会場笑)
進藤「ルーカス、頼む。ルーカスもちょっと(発言して)。オフどうでした?」
ルーカス「僕自身は家族を満喫し、ブラジル北部の海がきれいなところ。海に行ったりとか。トレーニングって言えるものはちょこっと。浜辺を10分くらい走りました」
(会場笑)
進藤「浜辺が一番いいトレーニングになるから」
司会「浜辺を10分くらい走りましたっておっしゃいませんでした? 10分…?」
進藤「結構多めに走りましたね、ルーカス?」
(会場笑)
ルーカス(ウリセス)「20分」
進藤「ほんと?」
ウリセス「ロペが嘘つきだって言ってます」
司会「すいません、嘘をついているのは誰でしょうか? ルーカス選手かウリセスさんか、誰が嘘つき?」
ロペ&ルーカス「ウリさん(日本語で)」
(会場笑)
進藤「体重的にはどうだったんですか? 2人は。ウエイト? 体脂肪とか」
ロペス「おなじ(日本語で)」
ウリセス「ルーカスは俺は痩せてきた、だそうです」
進藤「ほんとに? 10kgくらい増えてきた人いたよね? ウリ? ひと昔まえ。一昨年くらい」
ウリセス「……?」
進藤「え? なんで覚えてないの?」
ウリセス「ブラジル人?」
進藤「ブラジル人じゃん、いたじゃん」
ウリセス「それ、菅ちゃんじゃなくて?」
(会場笑)
進藤「ちゃうちゃうちゃう。ブラジル行って、痩せて、日本に来たら太るから、ブラジル行けってミシャに言われた人、それは」
進藤「ヘイス、ヘイス、ヘイス! そういう人もいるから心配だったの」
司会「理由聞いたら『ママの料理が美味しすぎたから』って言ってましたもんね」
進藤「じゃあチャナ……なんか考えていたでしょ?」
チャナ「何見てんオマエ」
(会場笑)
進藤「いや、見るやつよ、コレ。見て話すやつだから」
チャナ「ゴメン、ごめんなさい、トモダチ」
進藤「お願いします。オフはゆっくりしましたか?」
チャナ「めっちゃカッコいい」
進藤「なに?」
チャナ「ユニフォーム」
進藤「え、ユニフォームの話? びっくりした! え?」
進藤「え? 僕?(が悪い?) オフは? (どうしてた?って聞きたかった)」
※多分通訳さんのミスかな? 「オフ」と「ユニフォーム」を聞き間違った様子。
チャナ「ああ、やすみ?」
進藤「ああ、びっくりした、俺(が間違った)かと思った」
チャナ(通訳)「楽しかったです」
進藤「え?」
チャナ「楽しかったです」
進藤「じゃあ、ゆっくりできたと」
チャナ「あなたは?」
進藤「私もです……。教科書1ページ目みたいな会話やめて」
(会場笑)
進藤「楽しかったのは何よりで。ミンテとかソンユンは結構、トレーニングしてる動画とかも見てたんで。なんか頼もしいですね。
……。マイク持って! ここの動作(マイクを持ち上げる)を全然やらないから! おかしいなあ。
台本見せてください。異文化みたいな話……。あ、そうそう聞きたかった話!
僕自身の代表に選ばれた時、ミンテなんかは絶対ありえないって言ってた、テレビで言ってた。STVさんで言ってた。
ブラジル人と、2人(韓国)と、チャナは僕が代表入った時にどういう感想を? 別にお世辞とかじゃなくて正直に。ロペスから言ってほしいな」
ロペス(ウリセス)「正直サプライズだった」
進藤「まあね、そりゃそう、そりゃそうなんだけど」
ロペス(ウリセス)「ロペスが訳さないでほしかったんだけど(って言ってる)、訳しちゃったゴメン」
ロペス(ウリセス)「でも正直に言うと。非常に嬉しかったです。進藤だけじゃなくて武蔵もそうだし、チームの中から代表に選ばれるといのは、非常に嬉しかったし今年もぜひ活躍して代表に行ってください、と。
聞いた話だと、代表の中で一番ブサイクだっていう……」
(会場笑)
進藤「あ! 本当?」
ウリ「聞いたらしいよ」
進藤「マジ?」
ロペス(ウリセス)「武蔵が言ってたよ」
進藤「武蔵? あいつ? あいつ言ってた?」
ウリ「言ってたよ」
進藤「価値観合わないな」
(会場笑)
進藤「そんな話じゃないんですよ。ウリさんそれホントに言ってた?」
ウリ「言ってたよ(ロペスに聞くウリさん)」
ロペス「言った言った(日本語で)」
進藤「言ったんかい」
(会場笑)
進藤「言うなー絶対。ステージで悪口言うな絶対。ルーカスそんなに笑わなくていい。ルーカスは?」
ルーカス(ウリセス)「俺はすごい嬉しかった。どれだけ日々の練習でがんばっているかっていうのは武蔵も含め、近くで見てるから。頑張った結果として代表に選ばれたっていうのは嬉しい。このまま続けて代表の中心選手になってもらいたいなと思います」
進藤「いやいやいや。ありがとうございます!」
ルーカス(ウリセス)「あと、練習中や試合で口喧嘩、今年はやめましょう」
進藤「いや、違うんだって! いやほんとに。最終戦でしょ? 口喧嘩っていうか、最終戦で僕のマークの選手にボールが入ったのを僕がもちろん行くんですけど、ルーカスも来たんですよ。同じ選手に2人行ってルーカスのマークがあっちにいたのに。それを僕がちょっと試合中にちょっと言ったら。別にそれ、ね、怒ってるわけじゃないし。で、試合後に『そんなに怒らなくてもいいじゃん』って」
(会場笑)
進藤「まあね、試合中はいろいろあるから、それはまあしょうがないですけどね。大丈夫? 大丈夫ですよね?」
(ルーカスにっこり)
進藤「チャナはねー、僕が代表入ってからね、パススピードが強くなった気がする。僕に対して」
(会場笑)
進藤「すげー強いパスを出してくるようになった気がする。気のせいかな?」
チャナ「ありがとう代表選手。ありがとう。進藤くんが代表、チャナ嬉しいね。ええと、進藤のこと、ありえないね」
(会場笑)
進藤「ああ、本当に? ああそうかそうか」
チャナ「本当は嬉しいね。みなさん、北海道、嬉しいね」
(会場拍手)
進藤「まわりのサポートもありながら」
進藤「じゃミンテ。ミンテは正直なことを聞きたいんですけど、どうですか?」
ミンテ「まあ、僕が一番、試合中近くで見てたんで、いい選手って知ってましたし。まあでも、まだ代表クラスではないと思ってましたけど」
(会場笑)
ミンテ「まあ、代表入ってから僕が指示したら聞かなくなって、ちょっとそれだけは今年はちょっと……」
進藤「代表入ってからミンテの指示を聞かなくなったってことかな?」
ミンテ「言い返してくる……」
(会場笑)
進藤「いや、そんなことないよ、なんかやだなあそれ。やな選手だね。それはごめんなさい」
(会場笑)
進藤「ソンユンは別にないでしょ? 俺は変わらなかったでしょ? 代表になって」
ソンユン「いや変わったよ」
進藤「嘘でしょ? 良い方にね?」
(会場笑)
ソンユン「悪いほうだよ」
進藤「嘘でしょ?」
(会場笑)
進藤「自分じゃ気づかないですよ。自分じゃ気づかないところがあって……。時間の方ももう終わり……全然気づかなかったですね。さあ、それでは」
司会「それではどなたか代表して、一言今シーズンに向けてのメッセージをお願いできればなと思います」
進藤「じゃあ、えーと、後ろの茶髪の方お願いします」
(ざわざわ)
進藤「あ、ウリセスです」
(会場笑)
司会「ウリセス選手に最後締めていただきたいということです」
ウリセス「代表?」
司会「今シーズンの豊富を」
ウリセス「ちょっとマジですか? ロペロペロペ(がいいよ)」
司会「いや代表の指名なので」
進藤「一回ちょっと出てみたらいいんじゃないですか? 中心で。そういうことも(あまり経験)ないでしょう」
司会「ウリセスさんはもうユニフォームを着てらっしゃいます」
司会「MUSASHIって書いてあります」
進藤「鈴木さんということで…」
(ウリセス、ステージ中央に来て)
ウリセス「みなさんあけましておめでとうございます。武蔵です」
司会「あ、鈴木選手(つながり)」
ウリセス「元気です。みなさん2020年! なんかいい感じですね、こうやってみんなの前でしゃべるっていうのは! 素晴らしいですね」
(会場笑)
ウリセス「こうやってみんな一体感を持ってみんなで昨年以上の成績を、結果を残してくれると思いますので、みなさんぜひ応援してください。よろしくお願いします」
(選手退場)
以上、進藤&外国籍選手たちのトークコーナー書き起こしでした!
この記事も読まれています