「Dropboxのスマートシンク & SourceTree(Git)」でファイルを管理するとどうなるのか

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「Dropboxのスマートシンク & SourceTree(Git)」でファイルを管理した際の疑問について、実験してみました。

疑問

Gitで管理中のファイルが、スマートシンクの「オンラインのみ」になった場合、SourceTree上でどのような扱いになるのか。
・削除扱いになるのか?(削除コミットが出る?)
・特に反応しないのか?

スマートシンクは一定期間ファイルを触らなかった場合に、ファイルがローカルからオンラインに自動的に保管される仕組みです。この「ファイルがオンラインに移行」した場合、Gitでは削除扱いになるのかが疑問でした。

前提

SourceTreeでGithubを使用。

結論

SourceTreeでは、ファイルが「オンラインのみ」になっていても、何も反応がありませんでした。
なので、何も考えずに普通に使うことができます。

具体的には、スマートシンクで「オンラインのみ」になったファイルは、SourceTreeを立ち上げた瞬間に「ローカル」になりました(自動でダウンロードされる)。

その際、コミットされていないファイルとして、SourceTreeに出てくることもありません。

また、リポジトリブラウザにあるファイルは全てスキャンされるようです(複数のプロジェクトがある場合でも、全てのメインウィンドウを表示しなくても良い)。

実験方法

1)Git管理しているフォルダ内のファイルを、手動でスマートシンクの「オンラインのみ」に設定。
2)SourceTreeを起動して状況を確認。

まとめ

「Dropboxのスマートシンクで管理しているファイル」も、通常通りGit管理して大丈夫そうです(2021年1月現在)。

「Gitで管理するなら、Dropboxを使う必要はないのでは?」と思われそうですが、プロジェクト全体をDropboxに入れている場合などのご参考に!

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