熊本で「一時停止をしなくてもよい踏切」に出会った

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車で熊本に行った時のこと。
とある踏切で、驚くことがありました。

熊本で「一時停止をしなくてもよい踏切」に出会った

通常、踏切を車で渡る時には、一時停止をして左右を確認してから進むのが決まりです。

しかし私が見かけたその踏切では、どの車も一時停止をせずに進んでいくのです。あまりにみんなが当たり前に進んでいくので、ここでは一時停止をしなくてもよい特別ルールがあることを感じ取りました。

よく見てみると、踏切の上には「踏切信号」と名前のついた信号がついています。この信号がポイントでした。

「道路交通第33条第1項」に、このように記述されています。

第三十三条 車両等は、踏切を通過しようとするときは、踏切の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前。以下この項において同じ。)で停止し、かつ、安全であることを確認した後でなければ進行してはならない。ただし、信号機の表示する信号に従うときは、踏切の直前で停止しないで進行することができる。

参照:法令検索

要約すると「踏切の直前で停止し安全確認をしましょう。でも、信号がついている踏切は停止しないでOKです」とのことなのですね。信号が電車の往来を感知しているのでしょう。どうやら、交通量が多い踏切に設置されているらしく、渋滞の緩和を目的としているようです。

ちなみに私が見つけた場所はこの踏切です。

一時停止をせずに車がどんどん踏切を渡っていく光景は、ちょっと不思議で違和感があります。
特別な踏切を見つけた気がして、嬉しい気がします。私は初めて見ましたが、日本各地にはこのような踏切信号が存在するのでしょうか。

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