
天丼というと、あまからのタレでこってりなイメージがありますが、今回見つけたのはてんつゆと塩でいただく、軽くて食べやすい天丼です。
向かったのは糸島にある「志摩の海鮮丼屋」さん。
このお店の看板メニューは地元のタイをつかった海鮮丼なのですが、満を持して天丼がリリースされたとのニュースを聞きつけて、訪問してきました。
スポンサードリンク
志摩の海鮮丼屋
「志摩の海鮮丼屋」は、産直「志摩の四季」に併設されている食事スペースです。
木の板で仕切られている、イートインスペース的なエリアです。レストランと呼ぶまではいかない雰囲気。

お店に行ったのは、平日の13時半ころ。
混みそうな時間をはずして行ったつもりでしたが、なんとお店は8割の席がうまっていました。
お店には5つのテーブル席と、4席ほどのカウンター。
私たちが座ったあとにも、数人がやってきていました。人気がありますね。
注文は席につく前に、入り口のレジでおこないます。
お目当ての天丼は「1,380円(大盛)」と「1,100円(普通盛)」の2種類。初めて食べるので、普通盛りをチョイスしました。
天丼をいただきます

10分ほどで天丼がやってきました。
タイ・エビ・イカ・なす・かぼちゃ・大葉の天ぷらが乗っている丼です。
天丼って大きなエビがでーん!と乗っているイメージですが、ここの天丼は思ったよりは地味め(スミマセン)な感じ。
この天丼はてんつゆでいただきます。魚の出汁を使った自家製の天つゆだそうで、これがとても上品なのです。

メインはタイ。大きくて分厚くてフワフワです。糸島でとれた天然のタイだそうです。
エビは小さいけど香ばしくて、意外と存在感があります。
イカはうすくカットされていて、サクサクとかみ切れるよい食感。
ナス・かぼちゃ・大葉の野菜たちも、素材の味がよく出ていておいしいです。
どの天ぷらも衣がうすくて軽いので、食感がとても良いんですよね。食べたあとの胃もたれ感もありません。
てんつゆのほか、小さいお皿に塩がすこしだけ盛られていて、これがまた美味しい。天ぷらにほんのちょっとつけるだけで塩辛さがピリッときます。この塩は、糸島の有名な塩屋さん「またいちの塩」だそうです。
食べていて気がついたのですが、お客さんはみんなしっかりと黙食をしていました。店内には8割くらいの席にお客さんが埋まっていたのですが、会話らしい会話はほとんど聞こえてきませんでした。さすが糸島市民。これは素晴らしい。
スポンサードリンク
ごちそうさまでした

派手さはないのですが、質実剛健。
くどくなく、あっさり。
地元・糸島の天然鯛をメインに、自信のある素材をつかって料理された天丼だと思います。このお店は看板メニューの海鮮丼もパッと見は地味なのですが(スミマセン)、味はとても良いです。
さすが産直にあるお店だけあって、海鮮丼も天丼も素材のよさで勝負している感がありますね。
今回は「普通盛り(1,100円)」を食べたのですが、男性にはちょっと物足りないかもしれません。
今度は「大盛り(1,380円)」でも良いかもしれない……と思っています。
ごちそうさまでした。
志摩の海鮮丼屋
福岡県 糸島市 志摩津和崎 33-1 志摩の四季内
https://tabelog.com/fukuoka/A4009/A400901/40029350/
この記事も読まれています