Twitterに流れてきた「FILCOの木製パームレスト」。
なんと、これ木でできたパームレストでなのです。
レビューを見てみると、「なんで今まで使わなかったのかと後悔するほど良い!」という意見が多数のパームレストなのです。これは気になりますね。
私は以前にゲル状のパームレスト使っていたことがあるのですが、ふにゃふにゃして逆に疲れてしまった記憶があります。その時は、すぐに使うのをやめてしまいました。
口コミにも私と同じように、ゲル状のパームレストはイマイチだったという人がいたのですが、「そういう人こそこの木のパームレストを使うべき!」とオススメされていて、更に興味が出てきました。
ここまで評判が良いとめちゃくちゃ気になります。
ただ、私のテキスト入力環境は親指シフト。それでも気持ちよく使えるかが一番の懸念点でした。
これで10,000円くらいするとさすがに躊躇するのですが、3,000円ちょっとだったので、モノは試し! と注文してみました。
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外観
さっそく到着しました。
さらっさらの本体、触り心地、手のあたり具合はとても気持ちが良いです。
気のぬくもりが無機質なデスクにマッチして、意外に違和感はありません。
裏側には滑り止めを貼り付けて使用します。
この滑り止めがすごい。ひたーっとデスクに張り付いて、びくともしません。
滑り止めを付けないと、木のしなり(ねじれ?)の影響か、パームレスト自体がカタカタしていたのですが、それも見事に解消されました。
実際使ってみての感想
見た目もいい、触り心地も気持ちいい。
これは良さげだぞ! と早速使ってみました。

そして、木の固さはまっっっったく気になりません。
むしろ、この形状と素材のおかげで、しっかり手首が固定されて安定感抜群です。
しっかりとキーボードを上から叩ける感があります。
そして、無機質なキーボードに、木製製品がここまでマッチするとは思いませんでした。見た目のぬくもり感もすごく良い。
ですが、私は親指シフトユーザーのため、メーカーが想定する使い方とは違う使い方をする必要がありました。
親指シフトユーザーならではの苦悩
僕の入力環境はちょっと特殊で「Mac純正キーボード+親指シフト」です。
親指シフトは、「親指でコマンドキーとスペースキーを常に叩きながら入力」する方法です。
そのため、親指の位置をある程度、自由にしてあげる必要があります。
キーボードとパームレストが近すぎると、その形状上、パームレスト自体が親指の邪魔になり打鍵することができません。
そのため、私はパームレストを180度逆にして使うことにしました。
こうすることで、キーボードの方に向かって傾斜がつくので、親指が比較的自由になるのです。


パームレストがあると、当然今までより手首の位置が高くなるので、キーボードを真上から叩ける感覚が強くなります。これが親指シフトには結構しっくりきて、今までより打鍵しやすくなりました。
が、しかし。
肩こりが発生
ただ、指はラクになったのですが、肩がこるようになってしまいました。
今までより手首の位置が高くなり、肘の位置が変わったせいで、肩こりが誘発されたのかもしれません。
手のひらの位置が2〜3cm高くなるということは、他の部位にも影響が出るということでしょう。
それを踏まえて、今度は椅子の高さを変更。
手首の位置を変えた分、今度は肩と肘の位置を上に持ってきました。
しばらくはそれで運用してみたのですが、
やはり肩こりは改善せず。
うーむ。
試しにパームレストなしでキーボードを打鍵してみたのですが、ナシの方がスムーズに入力できてしまい「ええ…パームレスト無いほうが叩きやすいかも…」という結論に達してしまいました。
もちろんこれは個人差や慣れの問題も大きいと思っていまして、親指シフトユーザーでもこのパームレストがしっくりハマる人はいると思います。実際親指シフト+このパームレストで快適に使われている方もいらっしゃいました。
触り心地もめちゃくちゃ良いし、癒やしを感じるその存在感もとても心地よい。
ただ、僕には肩こりが辛かった……。
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まとめ
まとめると、こんな感じになりました。
・触り心地はめちゃくちゃいい。
・キーボードを上から叩ける感がある
・つまり、プロダクトとしては抜群。
・しかし、肩こりが発生してしまった。
モノはすごく良いです。これ、一度触ると驚くと思います。
僕は肩こりに勝てませんでしたが、気になる方は触ってみてください。ハマる人にはめちゃくちゃハマると思います!
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