押さえる所は押さえた運営が好感触。「第61回太田区ロードレース」に参加してきました。

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2012年12月23日、「第61回太田区ロードレース」に参加してきました。
距離は10マイル(約16キロ)。

派手さはないけど質実剛健、当たり前のことをきっちりやる、
押さえる所はきちっと押さえられた玄人な運営という印象を受けました。

大会に参加して、特に良いなあと感じた点をいくつかまとめました。

省ける所は徹底的に省く

最近のレースではゴール後に、スポーツドリンクや
顆粒のサプリなどが提供される事がほとんどなのですが、
今回のレースではスポーツドリンクなどの提供はありませんでした。

実際、飲み物の提供があってもその場では飲まない事が多く、
重い思いをして持ち帰ることも多いだけに「提供されない」ことが
メリットと感じました。

また、ラップタイムの計測もなく、ゼッケンにも穴も空いておらず
省ける所は徹底的に省く、という印象でした。
(ゼッケンの穴はコストを省く意図があったかはわかりませんが)

分かりやすいコース

今回は16km走ったのですが、1周3kmを5周するというコースです。
実際走ると飽きがくるのですが、管理する道路は3kmのみなので、
管理はしやすいのだなと思います。

また、給水は競技場内1カ所で、これも管理がしやすいポイント
だなあと感じた部分です。

ちなみに、コースの途中に小さな野球場があり、野球をやっていました。
1周するごとにスコアが進んでいて、周回することの楽しみのひとつ(?)
でした。

走る距離に応じて大きくずらされたスタート時間

この大会では、3km?、10km・16kmの3種目が用意されて
いたのですが、それぞれのスタート時間がかなり離れています。
つまり、各種目で走る人がかぶることはありません。

複数距離のスタートの時間間隔がかなり狭い大会もよくあります。
その結果、各種目の人が同じコースで重なってしまい、
走りにくくなるということが多々あります。

大会全体の時間としては長くなってしまうのですが、
わかりやすさ重視の良いポイントだなあと感じました。

ゲストもあり

ゲストランナーに佐藤敦之選手と桜井勇樹選手、
駅伝の神奈川大学の選手。
1周3kmの周回コースなので、先頭グループには
2回も抜かされてしまいました…。
走りが力強く桁違いの早さで、それを身近で見られただけでも
貴重だなと感じた次第。

駅から近い

駅からかなり歩く大会もあるのですが、
この大会は遠すぎず丁度よい距離だと思います。

ロッカーは充分

荷物は更衣室のロッカーを使ったのですが、
数には余裕があったように思えました。
参加人数に対して、「ちょっと足りなそう」と感じたのですが、
応援の人に持ってもらったり、部活で参加している学生が
多かった(荷物は各学校の敷物の上)のが理由かもしれません。

といった感じで

当たり前の事が多いのですが、マラソン大会が増えてきている中、
派手さはないけど、「きちんとした大会」といった印象。
割と好みの大会でした。

12月末に開催ということもあり、走り納めにちょうどいい大会だと
思います。

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