ジョギング時の着地を考える。「かかと着地」をやめる走り方を実践中。

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歴代のシューズの裏を見て気になることがありまして。
どの靴も、かかと部分の外側が削れている点です。

かかとの両サイドが削れている。
かかとの両サイドが削れている。

走り方のクセによるものだと思うのですが、この部分が削れているということは着地時にブレーキがかかっているということ。
蹴りだす時にこの部分は使いませんからね…。

自分ではかかとから着地しているつもりはないのですが、ちょっとかすっていたようです。
これではタイムロスになるし、前への推進力が使えていないことになります。

2ヶ月前に新しいシューズに変えて、いいタイミングでもあるので走り方を変えてみました。

かかと着地をやめる意識

かかとから着地しないように意識を変えました。
具体的には、着地時に少し足を斜め後ろに伸ばす感覚です。

今までも「真下」で着地していたつもりですが、かかとから着地してしまっていたのだと思います。
ので、意識的に後ろに伸ばすくらいで調度良いのだと思います。

こうすることで、かかとからの着地はなくなり、より前への力を使えるようになった気がします。

新シューズに変えて2ヶ月ですが、いまのところかかとが削れる気配はありません。

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あと副次的な効果ですが、足の裏にあった魚の目がキレイになくなりました。これも着地の影響なのでしょうか。謎い。

着地の科学

42.195kmの科学ーマラソン「つま先着地」vs「かかと着地」という本で、着地についての研究が色々と載っているので、興味がある方は一読してみると面白いと思います。

ランニングスピードが遅いランナーほどかかと着地に、スピードが速いランナーほど足底の前部〜中部での着地が多いらしいです。

トップレベルの選手のデータになりますが、つま先着地だと体に受ける衝撃は体重の1.6倍、中部〜後部着地だと2.2〜3倍の衝撃になるといいます。

我々市民ランナーの場合、意識していなければかかと着地が多いはず。意識を着地に持っていけば、より大きな効果が出るのではないのかなと思います。

今シーズンはこの走り方で

というわけで、この今シーズンはこの走り方で練習をしています。

ただ、まだ10km以下の短距離しか走っていないので、長距離走るとどうなるか試してみるのも楽しみです。

ただ走るだけなのにマラソンは奥が深いなあ。

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