【西新宿ランチ】西新宿7丁目「すごい煮干しラーメン凪」。感じたのは、煮干しのすごさよりその混沌感。

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西新宿7丁目「すごい煮干ラーメン凪」に行ってきました。
お店の近くを歩くだけで煮干しの匂いが漂ってくる有名店です。

いつ行っても混んでいるからタイミング伺っていたんですが、今日は雨降り&14時半くらいの遅めの時間ということで、さくっと入ることができました。

ロゴが戦隊モノみたいでカッコイイ笑

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すごい煮干しラーメン凪

注文したのは「すごい煮干しラーメン」。なんと1,100円!

食券を買った時はこのラーメンしか目に入らなかったんだけど、実はその下にある「ローストポーク煮干しラーメン」がいわゆるデフォルトのラーメンなのかな。「すごい煮干ラーメン」は全部入り的な立ち位置なのだと思います。

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席につくと、麺の量を聞かれます。大盛りも同じ値段とのこと。
他にも味付け・麺のかたさ・味の濃さ・油の量・辛さを好みにカスタマイズすることができます。

特に好みはないので、全部普通にしてもらいました。

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店員さんはものすごく丁寧に説明してくれて、温厚な接客です。

5分ちょっとで出てきました。

すごい煮干ラーメン

まず驚いたのがその見た目。

なんだこのチャーシューの厚さと量は!スープの不透明さも相まって、麺が全く見えません。
チャーシューをよけると麺の上に、一反もめんのような「いったん麺」が現れます。何重構造なんだこのラーメンはw
中央にはトレードマークの煮干し。

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いやー迫力のあるビジュアルですね…。

味の方は想像していたほどめっちゃくちゃ煮干し!ってわけではなかったかな?
もちろん煮干しの存在感はあり、濃厚は濃厚なんだけど、感じるのは台湾あたりの屋台で出てきそうな混沌感

まろやかだと思ったらどこかにスパイシーさもあり、塩辛いと思ったら甘みもあり、スモーキーさもある。なんとも不思議なスープです。

麺は太いのにかなり縮れていて、これでもかとスープが絡む形状。
「いったん麺」は長いワンタンのようなもの。これまた新しいですね。

そして、ローストポークとチャーシューがたまらない。これだけの量があると、いくら食べてもなくならないのでガツガツいけます。独特の香りがついていて、これまた個性的。

スープも麺もチャーシューもどれも尖っているのに、なぜこんなにまとまるのか不思議。

だからといって手放しで「めっちゃくちゃうめええ!」と言うのもちょっと違っていて、一言で言うとやっぱり「カオス」。だからこそクセになる?

ちなみに麺の量は並盛りで充分でした。
他のお客さんはみんな大盛りにしていたけど、あれで大盛りってどんな量になるんだ…。

ごちそうさまでした

ここまでカオスなラーメンなのに、店主の丁寧な接客のアンバランスさがたまりません。もっと頑固で怖そうなおっちゃんが作ってもおかしくない。

店主さん、見た目も対応も温厚だったけど、うちに秘めるものはすごいのだと思います。こんなラーメン作っちゃうんだからねえ。

いやー記憶に残るラーメンでした。
ごちそうさまでした。

いつもいっぱいの店内。今日は空いていました。
いつもいっぱいの店内。今日は空いていました。

「すごい煮干ラーメン凪 西新宿七丁目店」
東京都新宿区西新宿7-13-7 大森ビル 1F
http://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13141868/

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