【西新宿ランチ】「満来」で醤油ラーメン。このラーメンは自分との戦いだ。

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新宿駅西口にあるラーメン屋さん「満来」に行ってきた。
俺の空」の裏側あたりにある。
西新宿駅方面から歩いていくと、複雑な歩道橋に惑わされる。店の位置の把握には注意だ。

店内の様子

13時前に店に到着した時には、店内に7、8人待ちの列ができていた。

入ってすぐ左手にある券売機で食券を購入。
買った食券を目の前で待ってくれている店員さんに渡す。

カウンターの後ろに待機用の椅子があり、そこで座って待つことに。簡素な椅子ではなく、割と立派な椅子だ。
待っている間にもどんどん来客が続き、あっという間に立ち待ちの行列ができてしまった。おそるべし。

店内は思った以上に小綺麗で、清潔感もある。
スーパーでかかっていそうなBGMが流れている。

厨房には4人の店員さん。
元気だけど、馬鹿でかくはない声。常にフル回転でラーメンをどんどん提供しているが、カリカリせずにみんな朗らか。

10分ほど待ったのち、カウンターに案内される。

しばらくして「お待たせしましたー」と出てきた丼をみて驚愕。
大きめの丼の中に大量の麺となみなみとしたスープ。肉厚のチャーシューに大量のメンマ。緑は小松菜かな?
とにかく量がものすごい。

いただきます

丼はカウンターの上に置かれ、それを自分の前に持ってくる。
ずっしり。これ、食べきれるのか…?
この丼の重さから感じる、軽い絶望感と謎の高揚感はなんだ。

覚悟を決めて、箸が突き立てられそうな高密度の麺に挑んでいく。
通常の3倍ほどありそうな麺の量。

スープは少し甘みを感じる醤油味。あまりクセはない。
麺は意外にも結構あっさりめ。そして結構柔らかめ。少し茹で過ぎのような気も。もしや、もう伸びはじめているのか?

そして具が驚くべき美味さ。
チャーシューは肉厚で柔らかジューシー。普通のお店の3〜4倍はありそうな厚さ。厚いのに柔らかい。口に入れると肉汁とスープがじゅわっと出てきてたまらない。
そして意外にもメンマがまた甘くていい味なのだ。噛めば噛むほど味の出るメンマ。

単調になりがちな麺を、チャーシューとメンマのチカラを借りながら攻略していく。
ちなみに緑のヤツは、歯にはさまりがちであまり戦力にならない。

どんどん食べ進める。だが一向に量が減らない。
だんだんと、席の後ろで待っているお客さんが「早くしろ…」と冷たい視線でこちらを見ているような気になってくる。
吹き出る汗。ラーメンが熱いからか。冷や汗か。

満腹中枢が警告を発し始めたころ、ようやく食べ終わる。

ごちそうさまでした

なんとか完食したときの清々しさはなんだ。
濃密な時間を過ごさせてもらった気がする。

麺少なめのもオーダーできるようなので、自信がない時は少なめがいいかも。
しばらくはいいや…といいつつ、癖になりそうな気もする。
ごちそうさまでした。

「満来」
東京都新宿区西新宿1-4-10
http://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13000808/

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